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激突!地下格団体抗争戦―血しぶきと気炎に染まった喧嘩バトルの全貌

「地下格のレジェンド」たちも来訪

 会場はまさに「大勢のアングラの人たち」で溢れ返っており、立錐の余地もない。下手に誰かとぶつかったり足を踏んづけたりしたらブン殴られる危険性があるため、爪先立ち&忍び足でバックステージに逃げ込むと、そこには人気Vシネマ「日本統一」で見たことがある人物がいた。俳優の中澤達也だ。中澤は長年「益荒男」の代表も務めており、この日は選手の応援に駆けつけたという。

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「益荒男」代表の中澤達也。「『益荒男』の歴史は15年になりますが、実は他団体と対抗戦を行うのは今回が初めて。選手の士気はいつも以上に上がっています」と語った。

 会場のロビーを覗いてみると、そこはアウトローたちの社交場と化していた。中でも別格のオーラを発していたのが、「地下格のレジェンド」と呼ぶにふさわしい以下の2名だ。

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「地下格250戦220勝30敗」という驚異の戦績を誇る舘野コング。この日は栃木を代表してチーム対抗戦に出場するという。なぜ戦い続けるのか?と問うと、「実は一度、辞めたこともあるんですけど、兄と慕う前田島(純)さんから『勝手に辞めてんじゃねえ!』『俺について来い!』と言われたので、その背中を追いかけています」と笑顔で語った。
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これが噂の前田島純。地下格300戦のレジェンドだ。1週間前に「BreakingDown」に出たばかりなのでこの日は自分の試合はないが、実子や仲間が出場するため応援に来たという。

 そうこうしているうちに場内が騒がしくなり、大会が始まった。「益荒男」vs「飛車角」、「大和魂」vs「三河幕府」といった団体対抗戦のほか、地域対抗チーム戦、ワンマッチ、飛び入りマッチなどで構成されたプログラム。喧嘩ルールにふさわしく、ゴングと同時にフルスロットルの殴り合いが始まるケースが多く、3分1ラウンド、延長なしなので、試合がテンポよく進んでいく。

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肘打ちも頭突きもありなので、流血者が続出。

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