平野紫耀の弟・平野莉玖、俳優デビュー作の意外な評判…「兄の七光り」批判から一変
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Number_iの平野紫耀の弟で、先日からタレント業を本格化させた平野莉玖の俳優デビュー作となるTBS系の深夜ドラマ『さっちゃん、僕は。』が11日にスタートした。放送前は「兄の七光りなのに演技なんてできるのか」「ゴリ押しすぎる」などと厳しい声が目立ったが、当初の予想を覆す好演ぶりを見せて評価が急上昇しているようだ。
FANTASTICSの木村慧人が主演する同ドラマは、大学進学のために地元に彼女を残して上京した主人公・片桐恭介(木村)が、隣に住む色っぽい人妻・国木田紫乃(石川恋)に心惹かれ、その夫・要(桜田通)らも含めた、それぞれの歪んだ愛と裏切りが交錯するドロドロ系のラブストーリー。演技初挑戦となる莉玖は、主人公の大学の友人・文也を演じている。
莉玖はアパレルブランドを運営する一方、以前からアーティスト「RIKU」 として音楽活動も行っていた。しかし演技は未経験だったため、地上波ドラマでの俳優デビューという“特別待遇”に対して、ネット上では「兄が超人気者だから起用されたのでは」といった憶測が飛び交った。
さらに、5月に日本テレビ系のゴールデン番組『踊る!さんま御殿!!』でバラエティ初出演を果たし、来春公開予定の映画『SENTIENT GAME』で主演を務めることが決定したのも「兄の七光り」疑惑を深める要因となった。
だがドラマの放送後、SNS上では「莉玖くんの演技、自然体でいい」「こんな大学生いるいるって感じ」「文也役がピッタリすぎて演技上手~って思った」「演技初めてな感じ全然しなかった」といった称賛の声が続出。批判的な意見はほとんど見られなかった。
莉玖はいかにも「気のいい大学の友だち」といった人柄の文也をナチュラルに演じており、感情豊かな演技でありながら、大げさな印象やぎこちない雰囲気がまったくなかった。演技初心者にありがちな棒読み感もなく、ドラマにうまく溶け込んでいた。
あくまで今作では脇役なので、映画で主演した時にどうなるかは未知数な部分があるだろうが、少なくとも「俳優デビュー作」としては及第点レベルといえそうだ。気の早い話ではあるが、このまま俳優として順調に評価を高めていけば、いずれ兄の紫耀と映画やドラマで共演……という未来もあり得そうだ。
ただ、莉玖の好演が複数のメディアで話題になったことで思わぬ批判も起きている。ネット上で「主役よりも脇役のほうが多く取り上げられてるのはおかしい」「いくらお兄ちゃんが有名でも、ドラマの初回で記事にすべきは主演でしょ」「主役を差し置いて……。『平野紫耀の弟』のパワーはすごいですね」といった、皮肉めいたコメントが散見されたのだ。
やはり「平野紫耀の弟」という看板は大きく、どうしても色眼鏡で見られてしまうのは避けられない。俳優デビュー作で抜群の演技のセンスを発揮した莉玖は、実力でそうした状況を覆すことができるのか、今後の成長に期待したい。
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