『花咲舞が黙ってない』第9話 今田美桜のほっぺたがツンツルテンすぎる……
#花咲舞が黙ってない
今田美桜演じる花咲舞が今回は涙を流すシーンがあるのですが、その涙が流れる今田美桜のほっぺがツンツルテンなんですね。ものすごくツンツルテンなんだ。すげえお肌だなと思いました。
そういうわけで『花咲舞が黙ってない』(日本テレビ系)もラス前の第9話。振り返りましょう。
■はじまりはいつも通り
東京第一銀行のどっかの支店にちっちゃい問題が持ち上がり、花咲と相馬(山本耕史)の本部臨店班コンビが訪れると何かしら大問題が起こって花咲が首を突っ込むというパターンのこのドラマ。今回も、臨店に訪れた虎ノ門支店で大問題が起こっているわけですが、さすがにラス前だけあって1話で解決とはなりません。
大口融資先である東東デンキの粉飾決算がマスコミにすっぱ抜かれ、大騒ぎの東京第一銀行。というのも、半沢直樹率いる(率いてはいない)産業中央銀行との合併を控え、現在は勢力争いの真っ最中。少しでも有利に合併を運びたい経営企画部の紀本部長(要潤)は、迷わず隠蔽の指示を出します。
その指示を受けるのは、かつて当の紀本部長によるパワハラまがいのアレで恋人が自ら命を絶った経験を持つ女傑・昇仙峡玲子(菊地凛子)。表向きは紀本部長に従いながら、目標は「頭取です」と言い切り、銀行における最大の闇「エリア51」の謎に迫ります。
昇仙峡の覚悟を認めた紀本部長は、懇意にしている財務大臣の石垣(大和田伸也)に昇仙峡を面通し。大臣には軽くあしらわれてしまった昇仙峡でしたが、銀行の健全化に命を賭した恋人が遺した「石垣」「51」というメモの意味を知ることになるのでした。
一方、いろいろ首を突っ込みすぎていろいろ知りすぎた花咲と相馬の臨店班にも変化が訪れます。相馬に辞令が出て、片田舎の支店に融資係長として異動に。臨店班もいずれは消滅することになりそうです。
相馬が地方に飛ばされることになって責任を痛感し、このドラマ始まって以来、初めて落ち込んでいる花咲。自宅の居酒屋を相馬が訪れても、部屋から出てこようとしません。
「私は正しさを押し付けていたんです。独りよがりでした」
奥の部屋からそう答えてくる花咲に、相馬が語りかけます。
「こんなことで、花咲舞が黙るのか?」
もう何度もこのレビューで書いてますが、『花咲舞が黙ってない』というタイトルは本当にすごいと思うんです。こんなことで、花咲舞は黙らないんです。だって、『花咲舞が黙ってない』だから。
「花咲は自分が正しいと思うことを、ためらわずやれ」
母の遺影を前に、大粒の涙を流しながら相馬の言葉に耳を傾ける花咲。そのほっぺたが、ホントにツンツルテンだったんだ。
■ずいぶん最終回に詰め込むんだなという
東東デンキの粉飾決済に気づいたのは、早瀬さん(朝倉あき)というシングルママの行員でした。早瀬さんはいち早く支店長に粉飾を報告したものの、支店長は隠蔽を支持。さらに早瀬さんを東東デンキに出向させて口封じをします。
ところが、出向してから2カ月後、今度はその支店長から「マスコミに東東の粉飾をリークせよ」と命じられ、マスコミに報じられることに。
上が言うままに不正に手を染めていたことに悩んでいた早瀬さんもまた、これを機会に銀行を辞めて新しい道を歩みだすことにしたようです。
一度は隠蔽した粉飾決済を2カ月後にリークした意図とは。
そして、さまざまな問題を抱えながら東京第一銀行が合併話を有利に進めてるっぽいのはなぜなのか。
花咲と臨店班はどうなるのか。
半沢直樹はどうかかわってくるのか。
紀本部長と昇仙峡の対決は。
大臣はどうからんでくる。
いろんな展開を残しながら、あと1話で今期の『花咲舞が黙ってない』もおしまいです。
まあ、大胆かつ爽快にやるんだろうな。楽しみに待ちたいと思います。
(文=どらまっ子AKIちゃん)
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