トップページへ
日刊サイゾー|エンタメ・お笑い・ドラマ・社会の最新ニュース
  • facebook
  • x
  • feed
日刊サイゾー トップ > エンタメ > ドラマ  > 日テレ7月期でまた漫画実写化ドラマ

日テレ7月期ドラマ、『アクマゲーム』枠はまた漫画実写化…情報解禁は最悪のタイミングか

日テレ7月期ドラマ、『アクマゲーム』枠はまた漫画実写化…情報解禁は最悪のタイミングかの画像1
成田凌

 読売テレビおよび日本テレビが、7月期で毎週日曜午後10時30分から放送される連続ドラマに関して、「物語を象徴するマーク」を先行公開。これを受け、ネット上では「また漫画原作みたいだけど、大丈夫?」と心配の声が上がっている。

 読売テレビと日テレは6月1日、「6月7日 歯車が動き出す」というコピーとともに六角形のマークを公開。7月期ドラマに関するヒントのようで、このほかにキャストや内容は明かされていない。

 これを受け、ネット上では漫画『降り積もれ孤独な死よ』(講談社)の実写化であるとピンときた人もいた様子。

 アプリ『マガジンポケット』で連載中の同漫画は、ドラマ化もされた『親愛なる僕へ殺意をこめて』(講談社)の作者である井龍一氏と伊藤翔太氏が再タッグを組んだノワールサスペンスで、主人公の富字山南警察署の刑事・冴木仁が、凶悪事件の真相を追っていく内容だ。

 なお、「6月7日 歯車が動き出す」というコピーから、7日に情報解禁があるものと思われるが、6日付のニュースサイト「ピンズバNEWS」は主演は成田凌であると報じている。

日テレの漫画原作ドラマは「不安」?

 ネット上では主演報道を喜ぶ成田ファンが見られるものの、一方でドラマ化について「日テレの漫画原作ドラマは不安」といった声も見られる。

 というのも、日曜午後10時30分からのドラマ枠では、同じく漫画を原作とした『ACMA:GAME アクマゲーム』が放送中であるが、平均世帯視聴率3%台を連発するなど、爆死中。

 さらに、原作者は各話放送後、Xで感想を投稿しているが、「不明なこと、はっきりしないことが増えすぎて、7話は楽しめなかった…」「漫画と設定を変えてもいいんだけど、それで矛盾が発生して、その矛盾がキャラの心情すらもわからなくさせてしまっている気がします」などと詰めの甘さを指摘していることから、ネット上では「なんで原作を捻じ曲げちゃうかな……」とため息が漏れているようだ。

 また、日テレは5月31日に『セクシー田中さん』問題に関する調査結果報告書を公開したが、現在、その内容に非難の声が殺到中。こうした負の状況が重なっているため、新ドラマを発表するタイミングとしては“最悪”ともいえる。

 とはいえ、前出の「ピンズバNEWS」は、制作会社について、現在放送中のKing & Prince高橋海人主演ドラマ『95』(テレビ東京系)などを手掛ける大人気の会社であると伝えており、改悪を心配する必要はないかもしれない。

 『セクシー田中さん』騒動があった後も、人気漫画を原作とした連続ドラマを放送し続けている日テレ。7日に解禁されると思われる情報に注目したい。

仲宗根由紀子(エンタメ系ライター)

芸能誌の編集を経て、現在は国内・国外ドラマレビューを中心に執筆するライター。人気俳優のインタビュー経験多数。

なかそねゆきこ

最終更新:2024/06/06 17:00
ページ上部へ戻る

配給映画