剛力彩芽「数字が怖い」発言で思い出す…「月9史上最低」記録したあのドラマ
#視聴率 #剛力彩芽
俳優の剛力彩芽が、5月24日放送のバラエティ番組『酒のツマミになる話』(フジテレビ系)に出演。自身のことを「人気ないと思ってます」と話し、共演者を驚かせた。
放送では元AKB48・柏木由紀が、昨年12月から今年1月にかけて開催したソロツアーのチケットの売り上げ初動が鈍く、「今後、私って(AKBを卒業して)1人になったらやばいのかなあ」と不安になったというエピソードを披露。
この流れで、フットボールアワー・後藤輝基から「ずーっと出てるから、(そんなことは)考えないんじゃないの?」と問われた剛力は、「いつも人気ないと思ってますよ」と返答した。
剛力いわく、ファンとの交流は好きだが、イベントは人気度が数字で表れるため、「怖くて」開催できないのだとか。
さらに、舞台に出演した際にもグッズの販売数を「聞くのが怖い」といい、「数字でわかっちゃうから、目の当たりにしたくないので」「めちゃめちゃ怖い」「逃げてます」と数字に怯えていることを明かした。
剛力彩芽が「ゴリ押しクイーン」と呼ばれたワケ
このトークで思い起こされるのが、剛力が主演を務めた2013年1月期の月9ドラマ『ビブリア古書堂の事件手帖』(フジテレビ系)の視聴率だ。
当時、剛力が所属していたオスカープロモーションは、駆け出しレベルの女優であっても“主演”にこだわる方針であったことから、いつしか剛力も「ゴリ押し女優」「ゴリ押しクイーン」などと一部ネット上で揶揄されるように。
特に、『ビブリア古書堂の事件手帖』の最終回の平均世帯視聴率が、当時の月9枠歴代最低(単話)を更新してしまったことから、その声がより強まる事態となってしまった。
そもそも、ドラマの低視聴率は“主演俳優のせい”ではないのだが、おそらく剛力はほかにもこうした数字にまつわる苦い経験が積み重なったのだろう。全盛期の彼女を振り返ると、本人が「めちゃめちゃ怖い」と数字に怯えるようになったのも頷ける。
20年にオスカーを退社した後は、番手にこだわらずドラマや映画に出演している様子の剛力。今回の「人気ない」発言は謙遜かもしれないが、個人事務所で活動している今のほうが、数字に左右されず活動できているのは確かなようだ。
サイゾー人気記事ランキングすべて見る
イチオシ記事