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日刊サイゾー トップ > エンタメ  > JO1、シングル売上決戦でコムドットを圧倒

JO1、シングル売上決戦でコムドットを圧倒! 6月には「INIvs櫻坂46」対決も

※イメージ画像:GettyImagesより

 5月29日に同時にシングルを発売した11人組ボーイズグループ「JO1」と5人組YouTuber「コムドット」の売上対決の大勢が決したようだ。フラゲ日に自身過去最高の売上を叩き出したJO1が大差で圧倒しており、リーダー・やまとが「音楽業界の常識が変わる」と豪語していたコムドットは敗色濃厚となっている。

 5月29日、JO1はCDシングルとして約1年ぶりとなる8thシングル「HITCHHIKER」をリリース。JO1はデビュー曲から7作にわたって「オリコン週間シングルランキング」連続1位を続けており、今作では記録の更新が懸かっている。

 一方、コムドットは同日にメジャーデビューシングル「拝啓、俺たちへ」を発売。同シングルは通常盤、やまと盤、ゆうた盤、ひゅうが盤、ゆうま盤、あむぎり盤の全6形態を用意し、ランダムで封入されるトレーディングカードやイベント応募抽選券などの「特選攻勢」で予約数を伸ばし、デビュー作のオリコン1位を狙っている。

 実績でいえば圧倒的にJO1のほうが上なのだが、コムドットはYouTubeのチャンネル登録者数379万人を誇り、8月に開催される東京ドームイベントのチケットが即完売するなど熱烈なファンを抱えている。コムドットは4月の段階で「予約数4万枚突破」を報告しており、どの程度の売上となるのか読めないところがあった。

 不気味なコムドットの存在に刺激され、JO1のファンがCDの複数枚買いに走るなど「一騎打ちムード」が高まっていた。

 そんな中、オリコンがフラゲ日である5月28日付のデイリーシングルランキングを発表。結果、JO1の「HITCHHIKER」が推定売上枚数41万5697枚で1位となり、フラゲ日だけでハーフミリオンが見えるほどの爆発的売上となった。

 コムドットの「拝啓、俺たちへ」は、推定売上枚数8万5721枚で2位に。ふたを開けてみれば、フラゲ日は約33万枚の大差をつけてJO1の圧勝となった。ここからコムドットが逆転するのは至難の業で、オリコン週間ランキング1位の行方は「JO1の圧勝で確定的」とみられているようだ。

 ちなみにSoundScan JapanによるCDシングル売上レポートでは、5月27日~28日の集計でJO1の「HITCHHIKER」は56万914枚を売り上げ、フラゲ日だけでハーフミリオンを達成している。

 コムドットのリーダー・やまとは、発売日前日に「明日5/29音楽業界の常識が変わる」とSNSに投稿。やまとは過去にも「全YouTuberに告ぐ コムドットが通るから道をあけろ 俺らが日本を獲る」「俺達がいないと日本はマジで終わるぞ」といったビッグマウスでたびたび物議を醸していたが、今回もオリコンランキング1位を逃しそうな気配となったことで冷ややかな声が。SNS上では「音楽業界なめんな」「フラゲ日でJO1に惨敗。これじゃ常識変えられないね」「あまりこういう軽口を叩くのはいかがなものか」といった厳しいコメントが飛び交っている状況だ。

 その一方で「本業はYouTubeなのにデビューCDをフラゲ日に8万枚も売ったのは十分立派」「配信サイトのランキングだとコムドットのほうが上になってるところある」といった意見もあり、賛否両論となっているようだ。

 いずれにしても、JO1の売上が爆発的なものになったのは、ライバル視されたコムドットに対するファンの危機感が大きく影響したとみられている。6月26日には、JO1の弟分グループ「INI」と人気女性アイドルグループ「櫻坂46」が同日にシングルを発売する予定で、こちらも双方のファンがヒートアップする壮絶な売上バトルになりそうだ。

SNSや動画サイト、芸能、時事問題、事件など幅広いジャンルを手がけるフリーライター。雑誌へのレギュラー執筆から始まり、活動歴は15年以上にわたる。

さとうゆうま

最終更新:2024/05/30 15:00
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