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週刊誌スクープ大賞

レジェンド声優・古谷徹”老いらく不倫”で再起不能に……「もう恥晒して生きていこう」

秋篠宮家の危機2 小室圭さん&眞子さんが変えた佳子さま結婚計画

 さて、ここから秋篠宮佳子さんの話を2本。

 文春が「秋篠宮家の危機2」として取り上げたのは、秋篠宮佳子さんについてだが、どうも、これまでの蒸し返しで新味のないことおびただしい。

 30歳を間近にしている適齢期の娘が結婚を夢見るのは当然だし、ましてや、皇室という不自由な中で、自分の理想の生き方を実現するのは至難といってもいいだろう。

 ましてや、姉の眞子さんが多くの国民の非難を背に、逃げるようにして小室圭とニューヨークへ渡ってしまったため、秋篠宮は「佳子には絶対、そうしたことはさせない」と決意したようだから、籠の鳥、佳子さんにとっては重苦しい日々の連続かもしれない。

 親ガチャではないが、秋篠宮家に生まれたことを悩んでいたこともあったのではないかと推察する。

 だからといって、いつまで待っていても、彼女をそこから奪って、外の世界に連れて行ってやろうというナイトは出てきそうにない。

 そんな中で、最近噂されるのが、名家・島津家の佳子さんより1つ年上の男性との話である。

 4月13日、旧華族の親睦団体「霞会館」で行われていた島津家の「錦江会」という集まりに、上皇夫妻と一緒に、佳子さんが初めて参加したというのだ。

 島津家は皇族との縁も深く、香淳皇后の母親は島津家本家の娘だったという。

 すわ、上皇后が、佳子さんの相手を紹介するために同道したのではないかと、女性週刊誌などでは喧しく報じられた。

 だが当日、その男性はその会には出席していないことが判明した。だが、それでも名門の貴公子で、現在は小室圭が勤めていたメガバンクにいるという男性が、佳子さんのお相手候補に浮上してきたのは間違いないのではないか。

 佳子さんに合う適齢期の男性がそこら中にいるわけではないし、秋篠宮もそうした候補たちの身辺調査をしているかもしれない。

 というわけで、文春が報じている秋篠宮家の危機は二番、三番煎じだと思われるが、今そこにある佳子さんにとっての「慶事」なら、あり得るのではないだろうか。

 そこで現代が、当事者の「貴公子」へ直撃したのであるが……。

 ゆったりとした紺のスーツにノーネクタイ。旧型のプリウスに乗り込もうとした時、記者に気付き、彼の方から近付いてきて、丁寧に対応してくれたというのである。

 その答えはいかに?

――佳子様のお相手として名前が出ていることについて、どう思われますか。

「よくわからないので」

――ご自身の知らないところで、名前が出てしまっている?

「まあそうですね。自分のことなんですけど、ちょっとよくわかりません」

――周囲からは何か聞かれたりしますか。

「記事が出れば聞かれることもありますが、それだけですね」

 記者の質問力のなさは否めないが、これだけ堂々と答えるのは、事前に「予感」していたと考えられないだろうか。

 少なくとも全否定はしていない。

 まだ噂程度かもしれないが、そんな話が耳に入っているのではと勘ぐりたくもなる。

 名家の人間がすべていい人だとは思わないが、結婚を前提ではなく佳子さんと一度会わせて、話し合わせてみたらどうだろう。

 佳子さんの春は、そう遠くない時期に来るかもしれない。

 姉の眞子さんは、どんなアドバイスをしているのだろう。佳子さんと愛子さんの幸せの型ってどのようなものになるのだろうか。気になる今日この頃ではある。

 ところで、昨日のダービーはビックリした。横山典弘騎手が騎乗した9番人気のダノンデサイルが内から足を伸ばし、1番人気のジャスティンミラノは2馬身も離されて2着。

 2番人気のレガレイラはその更に後ろだった。

 ダノンデサイルは故障で皐月賞を取り消していた。もし出ていれば皐月賞もぶっこ抜いたかもしれないが、ジャステインなどと比較する物差しがなかった。

 私は、ジャスティンミラノからの馬単1着流しで、ダノンは買っていたが、2着ではカネにならない。

 横山の好騎乗もあった。終始インで我慢して、直線坂上から抜け出てきた、まるで大の里のような横綱相撲だった。

 これが本物かは秋の菊花賞でわかるが、もしかすると超大物誕生かもしれない。

 さて、次は、新潮が連続で追及している山崎製パンの闇である。

 新潮は、ここ何週か、山崎製パンで従業員が指を切断する事故が頻繁に起こっていると報じてきた。

 さらに、同社の現役社員が、

「本社の社内では、“管理職にはなりたくない。管理職は罰ゲームだ”と言われていますよ。社長が朝7時までに来るので、専務クラスなら6時半、部長クラスなら6時15分頃には出社しなければなりません」

 そうした“空気”がある中で、千代田区岩本町の本社で異変が起きたのは、今年の1月9日だったという。

 副社長の飯島佐知彦が12階で自殺していたというのである。彼は長男の幹雄と共に副社長で、社長候補だったというのだ。

 ところが2021年、デイリーヤマザキ事業は社長直轄になり、佐知彦と幹雄の担当の多くを入れ替える辞令が出されたそうだ。

 先の現役社員がこう話す。

「佐知彦さんがメンタルの不調を訴え、それで担当が代わったと聞いています」

 職場の環境が次期社長の心を蝕んだのだろうか。

 取引先の関係者はこう推測している。

「山崎製パンの取引先の間では、佐知彦さんがメンタルに不調をきたしたきっかけは、数年前に油脂価格が高騰した際、社長が激怒して佐知彦さんを執拗に叱責したことだ、と言われています。長男の幹雄さんは叱られ慣れていたけど、佐知彦さんは慣れておらず、メンタルをやられてしまったと。それが治りきっていないのに社長から出社を促され、亡くなってしまったと聞いています」

 ワンマン経営者は、自分の子どもでさえも厳しく叱責し、死に至らしめてしまったのだろうか。

 新潮はこのほかにも、取引業者たちからカネをもらう社風があると批判している。

 私はパン好きだが、最近、駅の前のパン屋が閉店しまって、買うところがなく困っている。

 しょうがなく、コンビニなどで食パンを買うのだが、こういう話を知ると手に取るのを躊躇する。

 そのうち、パンもAmazonで取り寄せるようになるのだろうか。

 ところで、映画『関心領域』を見た。

「『アンダー・ザ・スキン 種の捕食』のジョナサン・グレイザー監督がイギリスの作家マーティン・エイミスの小説を原案に手がけた作品で、2023年・第76回カンヌ国際映画祭コンペティション部門でグランプリ、第96回アカデミー賞で国際長編映画賞を受賞。ホロコーストや強制労働によりユダヤ人を中心に多くの人びとを死に至らしめたアウシュビッツ強制収容所の隣で平和な生活を送る一家の日々の営みを描く。
タイトルの「The Zone of Interest(関心領域)」は、第2次世界大戦中、ナチス親衛隊がポーランド・オシフィエンチム郊外にあるアウシュビッツ強制収容所群を取り囲む40平方キロメートルの地域を表現するために使った言葉で、映画の中では強制収容所と壁一枚隔てた屋敷に住む収容所の所長とその家族の暮らしを描いていく」(映画.comより)

 印象的なのはオープニング。タイトルが出るとすぐに画面が真っ暗になり、人の心を不安にさせる音が鳴り響く。

 この映画を見る者のほとんどは、どのような映画かわかって見に来ているのだから、これから始まる「悲劇」を予兆させる。

 明るくなると、そこは緑豊かで大きな川が流れる場所で、ピクニックをしている一家の楽しそうな光景が映し出される。

 そこはアウシュビッツ村。一家は「ヘス」という収容所所長である。

 塀を隔ててすぐ隣には何万人ものユダヤ人が殺された収容所があり、時には煙が上がり、銃声が響く。

 だが、ヘスの妻の関心は、自分たちの理想の家庭を築くことしかない。

 大きなドラマがあるわけではない。淡々と一家の日常が描かれるだけ。

 終わり間近、その頃としては珍しいだろう掃除機を使って大きな集会所か何かを掃除している。そこの窓の外には、おびただしい靴が山のように積まれている。

 そしてまた真っ暗になり、人の心を不安にさせる音が再び鳴り響く。

 人間というものは、すぐ隣で大虐殺が行われていようと、関心をそこへ向けない限り、または、見ないようにする限り、ないも同然なのである。

 それは今の時代でも同じだ。ウクライナ戦争は、われわれ日本人には遠い国の戦争である。

 ニュースで毎日のようにやっていても、次に大谷サンがどうしたとくれば、一瞬で忘れ去るのである。

 イスラエルのガザでの大虐殺も同じ。沖縄にある米軍基地でさえ、多くの日本人にとっては「関心領域の外」なのである。

 見ないものはないと同じ。知ろうとしなければ、しょせん他人事。島国だから他国のことにあまり関心を持たない?

 無知は罪である。そうした自分の日常に不安感を抱かせる映画で、オッペンハイマーよりもできはいい。

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