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週刊誌スクープ大賞

レジェンド声優・古谷徹”老いらく不倫”で再起不能に……「もう恥晒して生きていこう」

つばさの党 アジトに潜入90分

 お次は「つばさの党」という政党(?)が、公職選挙法違反容疑で、黒川敦彦容疑者(45)ら3人が逮捕されたというお話。

 容疑は、逮捕された一人、根本良輔が出馬した衆院補選で、他候補の演説を拡声器で怒鳴って妨害したというものだが、捜査二課が50人体制で特別捜査本部を設置して捜査にあたったというから、かなり異例の物々しさである。

 しかし、この党がどのようなものなのかを知る人間はそう多くないだろう。文春で政治部記者がこう解説している。

「前身は、黒川らが結成した政治団体『オリーブの木』です。同年七月の参院選に候補者十人を擁立したものの、政見放送で『ロスチャイルド陰謀論』を語ったり、全員が落選したりしてメンバーが次々に離脱。二一年一月に名称変更し、現在の党名になりました」

 この直後に、つばさの党は立花孝志党首がいる「NHK党(当時は「古い政党から国民を守る党」)に参加していたという。

 黒川は、NHK党の幹事長になり、ガーシーの選挙にも携わったが、黒川が「女性党員の亀甲縛り」などを出しものにした政治資金パーティを計画するが、立花が反対して対立、辞任したという。

 1億円を借金したのに返さないという裁判を起こされ、地裁で確定したのに、返していないという案件もあるという。

 どんな主義主張をもつのも結構だが、候補が演説しているところで、拡声器でガナリたてるという幼稚な選挙妨害は、絶対やるべきではない。

 そうした行為を言論の自由は保障してはいない。はき違えである。裁判でどう争うのか? 見ものではある。

 ところで、ここへきて公明党が与党から離脱するのではないかという見方が広がってきているようだ。

 特に、今回の派閥の裏金問題では、岸田首相の「改正」の中身があまりにもお粗末だから、もはや、自民党と組んでいると選挙が危ないという危機感があるというのだが、私には信じられない。

 だいぶ前から、公明党は与党ボケして、自民党からのおこぼれに預かり、自民党以上に与党のありがたさが身に沁みついていて、野党になるなど考えもしないといわれてきた。

 失礼だが、公明にはあまり裕福な境遇ではない人も多くいて、与党でなければ選挙に出られないといわれてもきた。

 今回も、口だけ離脱だと、私は思っているのだが、ポストはそうではないというのだ。

 政治資金規正法の改正案作りで、岸田首相は聞く耳もたないため、公明党の山口那津男代表が、「野党を含めた協議を急がなければならない」といったのである。

 それも岸田首相の目の前でだ。

 たしかに、これほど山口がはっきりいったことはなかった。

 その背景には、岸田自民党が来る総選挙で負けた場合に備えて、日本維新の会に秋波を送っていることが気に食わないというのもある。

 それに、ジリ貧の岸田自民党が総選挙で惨敗すれば、公明党も大きく議席を減らすことが考えられる。

 さらには、支持母体である創価学会の「自民党離れ」が加速しているというのだ。

 したがって、次の解散・総選挙では、公明党は自民党の候補の選挙協力はしないというのが大勢になってきているようだ。

 政治ジャーナリストの野上忠興は、公明党は次の選挙では小選挙区に候補を立てず、比例代表だけに候補者を立てるようにすれば、自民党と選挙協力をしないで済むし、そうなれば、「25年目の熟年離婚」に向かうことになると見ている。

 池田大作名誉会長亡き後の「弔い合戦」になる次の総選挙、公明党は与党から離脱できるのか。

 面白いが、私は、それでも離脱はしないと思うのだが。

 さて、夏場所は白鵬の次の時代の幕開けを告げる場所になった。

「大の里の前進は、優勝経験のある関脇阿炎にも阻まれなかった。立ち遅れたが足を前に運んで、3秒ほどで押し出した。
相手を一気に押し込む馬力。それは高校時代から目立っていた。7年ほど前、当時幕下だった阿炎と稽古をしたことがある。錣山親方(元小結豊真将)は『ひょろっとしていたのに、立ち合いで阿炎を吹っ飛ばしたからびっくりした』。(中略)
 新入幕だった初場所は9日目までに8勝を挙げた。横綱、大関にかなわなかったが対戦が組まれ、『優勝が夢から目標に変わった』。3月の春場所では、大関貴景勝を下すなど2場所連続の2桁11勝。自信を深める一方、優勝を逃す悔しさも知った。
いまや体重181キロ。今場所は右差しを有効に使うなど、相撲の幅も広がった。初日に横綱照ノ富士を押し込んでから投げると、5、6日目には霧島、琴桜の両大関も撃破してみせた。
20歳未満の力士と飲酒したとして、場所前に日本相撲協会から厳重注意処分を受けている。この日の優勝インタビューで『本当に強いお相撲さんになっていきたい』と答え、ちいさなまげ姿で初めて賜杯(しはい)を抱いた大器。抜群の力量に、品格も備わった大関や横綱の誕生を、ファンは願っている。(内田快)」(朝日新聞Digital5月27日 5時00分)

 場所前、同門の力士をいじめ、飲酒させたと報じたのは新潮だった。

 相撲協会は渋々そうしたことがあったと公表したが、それも大の里の出足を止めることはなかった。

 今場所は、先場所快挙を成し遂げたライバルの尊富士はケガで休場した。来場所、2人がどのような相撲を見せてくれるのか、今から楽しみである。

 新潮は今週、旧宮城野部屋の弟子の北青鵬の仲間への暴力沙汰で、全員が伊勢ケ浜部屋に移籍したが、半数以上が今場所休んでいて、その多くが引退を考えていると報じている。

 さらに、休場中の力士の中には、すでに引退している者もいるのに、「部屋の異変に気付かれたくないという、協会の保身のためではないか……」(旧宮城野部屋のさる関係者)

 新しいヒーロー誕生に沸く相撲界だが、部屋の中での暴力沙汰をなくさない限り、また大の里も薄汚れてしまうかもしれない。

 私は、熱狂的な相撲ファンではないが、先場所と今場所、ニューヒーローの誕生に、テレビの前で釘付けになった。

 野球界に大谷翔平、相撲界にも出てきた。サッカーやプロ野球でもニューヒーローが出てきてほしいものである。

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