『特捜9』コア視聴率1%台、山田裕貴、Snow Man向井、トラジャ宮近…若い俳優投入も効果薄か
#特捜9
第9話が5月29日午後9時より放送される井ノ原快彦主演ドラマ『特捜9』(テレビ朝日系)。22日に放送された第8話の平均世帯視聴率は、8.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)、個人5.1%だった。
第8話ではTravis Japan・宮近海斗が若手鑑識官・佐久間朗として同シリーズに約1年ぶりに登場。宮近は2018年の『season1』から出演しており(グループでアメリカ留学中だった『season4』は除く)、昨年放送された『season6』では井ノ原演じる浅輪直樹とタッグを組み、事件解決に尽力する姿が描かれていた。
今回は、伊東四朗演じる“伝説の鑑識”猪狩哲治が持ち込んだ、“ある事件”の真実につながる重要な手がかりを佐久間が発見。それが捜査のキーポイントとなり、解決につながるというストーリーだった。
佐久間の登場回について、SNS上では「ひさびさの佐久間くん登場、うれしすぎる!」「今年も佐久間くんに会えてよかった」と多くのファンが歓喜。
加えて、同作にはSnow Man・向井康二が分析官・三ツ矢翔平役でレギュラー出演しているが、劇中で2人が絡むシーンがなかったことから、「次こそは同じシーンに登場してほしい」との声も目立つ。
なお、昨年の『season6』では、半数以上の単話で平均世帯10%台を記録していたが、今シーズンは今のところ全話が1ケタに留まっており、単話の最低は第2話の7.8%。
民放のゴールデン・プライム帯(午後7~同11時)の春ドラマの中では世帯・個人ともに上位だが、一方、支持層が中高年に集中しているため、テレビ局が重視するコア視聴率では1%台を連発し、惨敗。
そんな状況を打破するべく新藤亮刑事役の山田裕貴や向井、宮近といった若いファンが多い俳優を積極的に劇中で活躍させているが、今のところ目立った成果は出ていないようだ。
今シーズンは山田が2シーズンぶりに同シリーズの本格復帰したとあって、視聴率アップが期待されていた『特捜9』。最終回まで推移を見守りたい。
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