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日刊サイゾー トップ > エンタメ  > 声優のスキャンダルが続く理由

女性問題で“文春砲”…人気声優のスキャンダルが後を絶たない本当の理由

古谷徹

『巨人の星』の星飛雄馬、『機動戦士ガンダム』のアムロ・レイなど数々の人気アニメで声優を担当した古谷徹が、37歳年下のファン女性と4年半にわたる不倫関係にあったことを22日、ニュースサイト「文春オンライン」及び5月23日発売の「週刊文春」(文藝春秋)が報じた。

 報道を受け、古谷は自身のXを更新。記事の内容を全面的に認めたうえで、《心身共に相手の女性を深く傷つけてしまったことを本当に、本当に申し訳なく思っております》などと謝罪。所属事務所も公式サイトで、《本件は、声優としての自覚と責任に欠けた行動であり、決してあってはならないことです》など謝罪した。

 一部スポーツ紙によると、古谷が声優として出演する日本テレビ系アニメ『名探偵コナン』を制作する読売テレビは、「現段階でお答えすることはございません」と回答したという。

「古谷はバツイチで、現在は元声優の女性と結婚しているが、1人目の妻との離婚は女性問題が原因だったと言われている。今回の記事が出てから素早く反応し、本人と事務所がすぐに謝罪したのでダメージは最小限で抑えられたはず。しかし報道を受け、各メディアに対してほかの複数の女性が古谷との関係をタレ込み、“余罪”が発覚したら相当厳しい立場になるだろう。とはいえ、70歳とは思えぬ“オトコぶり”が知れ渡った」(芸能記者)

 言うまでもなく、日本の声優界ではレジェンド的な存在の古谷だが、人気声優が“文春砲”をくらったのは今回が初めてではなかった。

 2021年7月には、歌手のLiSAの夫で声優の鈴木達央の20代の女性ファンとの不倫を「週刊文春」が報道。その後、8月に鈴木が自殺を図り都内の病院に救急搬送されたと「女性セブン」(小学館)が続報した。鈴木はしばらく活動を休止し、声優を務めていたアニメが続々と代役に交代し、その後も活動の見合わせが続いた。

「自宅に不倫相手を連れ込んでいたことが報じられたこともあって、心労のためか、LiSAも一時期活動を休止。しかし、昨年4月にLiSAは第1子の出産を報告。夫婦仲は修復したようだが、鈴木は昨年10月で事務所を退所し仕事量は減ってしまった」(同)

 また、同じく声優の櫻井孝宏は22年9月、同世代で元声優の女性と結婚していることを所属事務所の公式サイトで公表。しかし、その後、2018年末に入籍していたことを黙ったまま、構成作家の女性と約10年間交際をしていたことを認め、謝罪。それだけにとどまらず、昨年1月、別の一般女性とも2006年から延べ10年間交際していることを報じられ、所属事務所が経緯を説明し謝罪。櫻井は昨年3月に事務所を退所した。

「一昔前は声優は裏方ということであまり顔出しをしなかったが、ここに来て人によっては芸能人以上の人気が出て、ファンサービスなど表に出ることも増えた。さらに声優はネットニュースと相性がいい。PVを稼ぎやすいということも理由としてあるだろう。たまたま、3人は名前が売れていたから“文春砲”の餌食になったが、今後も声優のスキャンダルは続くだろう」(アニメ業界関係者)

 ファンイベントなど、ファンと距離が近くなることもあるだろうが……。

大沢野八千代(ジャーナリスト)

1983生まれ。大手エンタメ企業、出版社で勤務後、ネットソリューション企業に転職。PR案件などを手掛けている。KALDIフリーク。

おおさわのやちよ

最終更新:2024/05/25 12:00
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