皇室・秋篠宮家に空前の危機? 警察当局との仁義なき暗闘
#週刊誌スクープ大賞
今週の注目記事・1「秋篠宮家の危機 警察との暗闘」(『週刊文春』5/23日号)
同・2「戦いの場は『キャバクラ』巨人『坂本勇人』の『1億円申告漏れ』」(『週刊新潮』5/23日号)
同・3「『食パン』汚染工場内部ルポ ネズミ混入はだから起きた」(『週刊ポスト』5/31日号)
同・4「『山崎製パン』の絶望工場」(『週刊新潮』5/23日号)
同・5「世界的ピアニスト清塚信也(41)元銀座ホステスと麻布台デート→一緒に彼女のマンションへ」(『FRIDAY』5/31日号)
同・6「伊藤信太郎環境相の女と道楽」(『週刊文春』5/23日号)
同・7「広瀬すず♡山崎賢人」(『週刊文春』5/23日号)
同・8「羽生結弦『SEIMEI』作曲家と白鵬実姉『不倫キス撮』」(『週刊文春』5/23日号)
同・9「オトコたちを発奮させた裏ビデオ『100大事件簿』」(『アサヒ芸能』5/23・30日号)
同・10「『寺山修司』に殴り込み『小林薫』宅には包丁で…『唐十郎』武闘派伝説」(『週刊新潮』5/23日号)
【巻末付録】ポストのSEXYグラビアを採点する!
今週は現代がお休み。このところ週刊誌が低調だ。文春も仰天スクープが見られない。
まあ、こういうときもあるさ。
文春の巻頭特集「秋篠宮家の危機」は連載でやるそうだが、第1回を読む限り、何をやろうとしているのかが見えにくい。
というわけで今週は順位なしにした。
まずは新潮から。
唐十郎とは会ったこともないし、アングラ劇団・紅テントを見に行ったことはなかったが、唐という強烈な個性があの頃の時代を象徴する存在だったことは間違いない。
私の中では、田中邦衛主演の『北の国から』(フジテレビ系)で、トドと呼ばれる気性の激しい男を演じた唐が印象に残っている。
五郎の息子の純がコンビニの店員・高村結(内田有紀)と出会う。だが彼女は人妻。その義父・吾平役が唐だった。
海の男の逞しさと荒々しさを見事に体現した唐の演技は、『北の国から』でも忘れがたい印象を残した。
下谷万年町育ちの“武闘派”。やはりアングラの旗手だった寺山修司との「出入り」は大きな話題になった。
新潮によれば、寺山の「天井桟敷」が芝居を打った時、唐が花を送ったが、それはパチンコ屋の前に飾ってあったものだった。
唐が寺山のシマである渋谷で芝居を打つ時、今度は寺山から葬式用の黒い花輪が届いたというのである。
そこで唐が「行こうか」となり、寺山のところへ殴り込み、双方、警察に捕まり一泊泊まりになった。
だが、翌日になると、唐と寺山は「よぉ」なんて挨拶を交わしていたという。
「唐さんにとっては芝居の一部なんです」(俳優の大久保鷹)
看板俳優の小林薫が退団するときには、出刃包丁を持って小林の家に行ったが、小林は事前に察知し帰宅しなかったそうだ。
唐は小説『佐川君への手紙』(河出書房新社)で芥川賞を受賞している。
才能あふれる暴れん坊は、好敵手・寺山修司と同じ5月4日に亡くなった。享年84。
さて、「裏ビデオ」、懐かしい響きである。私が一番印象に残っているのは、1982年に出回った『洗濯屋ケンちゃん』である。
まだビデオデッキがVHSの時代だった。当時話題にはなったが、自分で買いに行く勇気はなかった。
知り合いの知り合いを探してようやくテープを手に入れた。深夜、ビデオデッキにそれを入れる時の興奮した気持ちを今でも思い出す。
だが、何度もダビングされたそれは、画面がボケボケで、肝心のシーンもよく分からない代物だった。
しかし想像は発明の母。自分なりの想像力を精一杯高めると、見えないはずの全裸の女体が目の前に現出し、これまでになく興奮したことを憶えている。
入社してからしばらくして、先輩に誘われて「ブルーフィルム」を何人かで見たことがあった。
コソ泥が家に入ると、女性があられもない格好で寝ている。それを見たコソ泥が女性に覆い被さり、手籠めにする。そんな他愛もないストーリーだが、SEXシーンだけカラーになるのが新鮮で、見惚れたものであった。
アサヒ芸能によれば、和製裏ビデオ第一号は、79年から80年にかけて関西圏で出回ったもので、女優は大阪ミナミのスナックのママだといわれているそうだ。
80年頃、会津若松のラブホで撮影された「消し忘れビデオ」が人気を博したという。
VHSのビデオデッキ普及に一役も二役も買ったのが「裏ビデオ」で、『洗濯屋ケンちゃん』を見たさにビデオデッキが何十万台と売れたそうだ。
80年代の裏ビデオ全盛期には、『将軍家光』『遊女』など、本格的なセットを使ったものが登場し、中にはエキストラまで大量動員した映画顔負けのものも出現したという。
それだけかけても儲かったということだろう。
ちなみに『将軍家光』には裏ビデオの女王といわれた田口ゆかりが出ていた。山口百恵に匹敵する「アイドル」だったな。
芸能人の「流出ビデオ」というのも人気ジャンルだった。たいていは少しだけ似ているAV女優が出ているだけだったが、それでも何本か買ったことがあった。
1990年代の後半、某作家とニューヨークへ遊びに行き、かの地のビデオ屋に入り浸って、男十本もの裏ビデオを買い込んだことがあった。
持って帰るのが大変だったが、友人たちに分けると喜ばれた。だが、見てみると、男の逞しく長すぎるアレと、女性の喘ぎ声の大きさに辟易し、ゴミ回収の時に捨ててしまった。
「裏ビデオ」「ヘア・ヌード」か、懐かしいな。どこかに一本ぐらい残ってないか。今夜探してみよう。
君は梅林茂という人間を知っているか? 私は全く知らなかった。
作曲家で73歳。スケーターの羽生結弦がフリープログラムで使用する『SEIMEI』という曲を作曲した人物で、もともとは映画『陰陽師』で使われたものだったという。
ウォン・カーウァイ監督の名作映画『花様年華』のテーマ曲「夢二のテーマ」の作曲者としても知られるそうである。
なかなかの人物のようだが、御年73歳。その梅林が女性と野外で公然とキスしている写真が載っているということは?
そう不倫キスだ。
もちろん梅林には妻子がいる。そんな老人が不倫とは穏やかではない。しかもその女性はいわく因縁があるというのである。
梅林の音楽仲間はこう語っている。
「Aさんとの交際期間は五年ほどで、彼の方がゾッコンのようです。これまでも数々の浮名を流してきた夫に対して、彼の奥さんや家族は『またか』と呆れ返っています」
文春によると、2人は都内で半同棲中だそうである。
このAという女性、実は、宮城野親方(元横綱・白鵬)の姉さんだというのだ。白鵬には3人の姉がいて、Aは、かつてロンドに住みファッションモデルをやっていたことがあるが、2007年に現役時代の白鵬を応援するために来日し、東京で生活を始めたという。
宮城野親方が毎年開催する少年相撲イベント『白鵬杯』のテーマソングも梅林が作ったそうだ。
一応世界的なマエストロの老いらくの恋。まあ、どうなっても私には関係ないがね。
女優の広瀬すずも25歳か。私が彼女をいいなと思ったのは、是枝裕和監督の映画『海街diary』で一人だけ母親の違う末っ子・浅野すず役を演じたときだった。撮影時の広瀬すずは中学を卒業したばかりの15歳。
難しい役どころだったが、彼女は存分に魅力を発揮し、彼女主演の映画といってもいい存在感を見せた。
あれから10年か。
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