トップページへ
日刊サイゾー|エンタメ・お笑い・ドラマ・社会の最新ニュース
  • facebook
  • x
  • feed
日刊サイゾー トップ > エンタメ > アイドル > STARTO(旧ジャニーズ)  > 日テレと旧ジャニの蜜月『24時間テレビ』も…

SixTONES『高校生クイズ』起用で変わらぬ日テレと旧ジャニの蜜月…『24時間テレビ』もSTARTO社か

 SixTONESが、日本テレビ系の夏の恒例番組『第44回全国高等学校クイズ選手権』のパーソナリティーを務めることが決定した。同じ日テレ系の恒例特番『24時間テレビ』のパーソナリティーに旧ジャニーズのタレントが起用される前触れではないかと話題になっている。

 『全国高等学校クイズ選手権』(通称:高校生クイズ)は、全国の高校生たちがクイズで知力を競い合う〝クイズの甲子園〟で、近年のパーソナリティーは千鳥、かまいたち、オードリー、木村昴など若者に人気のあるタレントが選ばれていた。

 クイズに懸ける若者たちの青春が主軸になる番組なので、パーソナリティーには一定の「イメージのよさ」が求められるが、今年は同局系バラエティ『超無敵クラス』で共演しているかまいたちと指原莉乃、そしてSixTONESがパーソナリティーを務める。

 この人選には業界内で驚きの声が上がった。SixTONESが所属していた旧ジャニーズ事務所は故ジャニー喜多川氏による性加害問題の影響で崩壊に追い込まれ、いまだ被害補償などは完全解決に至っていない。現在、SixTONESは旧ジャニーズと資本関係のない新会社「STARTO ENTERTAINMENT」に移行しているが、社会的に同社は旧ジャニーズとほぼ同一視されており、CMへの起用を避けているスポンサー企業も多い、しかし、日テレは今回の人選で「高校生クイズのパーソナリティーとしてイメージに問題なし」と判断したことになる。

 これを受けて、業界内では「24時間テレビでSTARTO社のグループをパーソナリティーに起用するための布石では」と話題になっている。

 近年の『24時間テレビ』は旧ジャニーズのタレントがメインパーソナリティーを務めてきたが、性加害問題が騒がれたことで「今年はイメージ的に旧ジャニーズを起用するのは無理だろう」といわれていた。一部報道によると、日テレよりもSTARTO社側が慎重になり、出演を辞退する方向に向かっていたという。

 実は日テレはSTARTO社のタレントを起用することに前向きで、同局の石澤顕社長はSTARTO社やSMILE-UP.(旧ジャニーズ事務所)の取り組みについて「着実に進んでいる」と評価している。実際、4月期のドラマで「セクシー田中さん」騒動の余波により急きょ制作された『街並み照らすヤツら』の主演にSixTONESの森本慎太郎が選ばれたり、5月からSixTONESの田中樹とtimeleszの佐藤勝利がMCを務めるトークバラエティ『あべこべ男子の待つ部屋で』がスタートしたりと、日テレとSTARTO社は蜜月状態だ。

 そうした背景から『24時間テレビ』のメインパーソナリティーがSTARTO社から選ばれるのではと騒がれており、その筆頭候補となっているのは2020年にSixTONESと同時デビューしたSnow Manだ。

 Snow Manは、メンバーのラウールがフジテレビ系の恒例番組『27時間テレビ』の目玉企画「ダンス大会」の応援サポーターを務めることが決まっており、ライバル局の大型特番を掛け持ちするのは難しいのではと噂されていた。しかし、STARTO社から『24時間テレビ』のメインパーソナリティーを選ぶとすれば「人気ダントツのSnow Manしかいない」との見方が業界内では大勢を占めている。SixTONESの『高校生クイズ』への出演決定で、その信憑性が強まったともいえそうだ。

 今年の『24時間テレビ』は例年よりもメインパーソナリティーの発表が遅れているが、STARTO社から選ばれることになれば世間からは反発の声もあるとみられ、物議を醸す可能性がありそうだ。

SNSや動画サイト、芸能、時事問題、事件など幅広いジャンルを手がけるフリーライター。雑誌へのレギュラー執筆から始まり、活動歴は15年以上にわたる。

さとうゆうま

最終更新:2024/05/20 15:00
ページ上部へ戻る

配給映画