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田口淳之介、田中聖やグループ名をネタ化で物議…KAT-TUNファンの神経逆なで

田口淳之介

 元KAT-TUNで現在は歌手や俳優としてソロで活動している田口淳之介が、14日に配信されたABEMAのバラエティ番組『愛のハイエナ2』にゲスト出演。KAT-TUNのグループ名や同じ元メンバーの田中聖をネタにして笑いをとる場面があり、それに対してKAT-TUNファンから「笑い事じゃない」「お前が言うな」などと厳しい声が飛び交う事態になっている。

 番組では「小向美奈子は反省しているのか?」というテーマで過去に薬物事件を起こした小向の現在の姿を追ったVTRが流れた後、レギュラーのさらば青春の光・森田哲矢が「これ、どういう思いで見てる?」と田口に質問した。

 田口は2016年にKAT-TUNを脱退し、2019年5月に大麻取締法違反容疑で逮捕され、懲役6月、執行猶予2年の判決を言い渡された。保釈時に東京・湾岸警察署前で土下座したことでも話題になり、同年11月から活動を再開している。

 森田の問いに対し、田口は「正直な話、僕も逮捕を経験していて。僕自身は実刑ではなかったけど、初めての逮捕で『終わったな』という気持ちもあった」と回答。続けて「悪いことしてる感覚ある?」と尋ねられると、田口は「実際、自分も捕まるとは思っていなかったというところがあった。事務所も辞めてましたし、俺にそんなに注目ないだろうって思って、危機感が薄れていた部分はあったのかもしれないですね」などと振り返った。

 「留置場での過ごし方」といった元アイドルとは思えない話題も飛び出し、森田が「周りに『反省している』みたいな人はいるんですか?」と質問すると、田口は「『反省してほしい人』はいますけどね。田中聖とか」と爆弾発言を繰り出した。

 田中は2013年にクビ同然でKAT-TUNを脱退し、2017年以降に覚せい剤などの薬物事件で複数回逮捕され、昨年12月に懲役2年8月の実刑が確定。恐喝容疑での逮捕(不起訴処分)などもあった上に、保釈中だった昨年11月にも指定薬物のTHCH(テトラヒドロカンナビヘキソール)を含むリキッドを所持していたとして今年2月に書類送検(不起訴処分)されていた。

 KAT-TUNのグループ名はメンバーの頭文字で構成され、2つのTは田中と田口の名前を意味していたことで知られる。森田が「KAT-TUNのもう一人のTや」と田中の話題に反応すると、田口は「知ってます? TとTと(間に)ハイフンだから、あれ泣き顔(T-T)になっちゃうんですよね」と自虐ネタを披露。話し慣れている様子だったことから、東ブクロが「絶対飲み屋で言ってるやつ」とツッコミを入れていた。

 現場では田口のトークで笑いが湧き起こったが、これに対してKAT-TUNのファンは「笑えない」という反応が多数。「現メンバーの3人からすれば『お前が反省してほしい人を語るな』だと思う」「田中聖をネタにしてるけど、逮捕されたという時点で同類にしか思えない」「メンバーや周囲の人に迷惑をかけてグループ辞めた上に事件まで起こした人が自虐していい話じゃない」「いまだにKAT-TUNの話してるの、未練たらたらって感じがする」などと、SNS上で批判的な意見が相次いだ。

 田口については、グループ脱退時に現メンバーの亀梨和也、上田竜也、中丸雄一が納得してなさそうな態度を見せたこともあり、ファンは「田口は自分勝手にグループを抜けた」という印象を持つ人が少なくなかった。それでもソロになってからまじめに頑張っていればファンの目も変わっただろうが、先述したように薬物事件を起こし、一緒に逮捕された元女優と同棲していたことまで判明した。

 そうした背景から、ファンとしては冗談であっても田口が「田中聖に反省してほしい」と言い放ったり、KAT-TUNのグループ名をネタにしたりといったことは受け入れがたい部分があり、強い反発につながったようだ。

 ファンの神経を逆なでしてしまったようだが、今後も田口はバラエティなどで「KAT-TUNネタ」を使い続けていくのだろうか。

SNSや動画サイト、芸能、時事問題、事件など幅広いジャンルを手がけるフリーライター。雑誌へのレギュラー執筆から始まり、活動歴は15年以上にわたる。

さとうゆうま

最終更新:2024/05/16 15:00
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