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生田斗真「無痛おねだり」発言の炎上鎮火せず…洗剤CM降板を求める声に賛否

生田斗真

 俳優の生田斗真の「無痛おねだり」発言による炎上がいまだ鎮火しない。女性層から反感を買ったことで、主婦をメインターゲットにした洗剤のCMからの降板を求める声まで上がっており、その是非をめぐり賛否が起きているようだ。

 生田は5日付のInstagramのストーリーズで、ファンからの「今日で妊娠9カ月です。出産こわいよー」というお悩みコメントに対し、「旦那様に無痛おねだりするか」と回答。この発言が「命懸けで出産する女性が無痛分娩を選択するために、なぜ夫に媚びなきゃいけないの」「おねだりってワードセンスが最悪」「男尊女卑の思考がないと出てこない言葉」などと女性層から猛批判され、炎上騒動になった。

 生田は7日に「費用はかかってしまうけど恐怖心を緩和するためにも、一つの大切な選択だと勉強をしていたので、それをご家族で話し合われる事もいいのではないかとお伝えしたかったのだけど言葉足らずでした」と釈明。だが、これにも「何が悪いか分かってなさそう」「おねだりって言葉が問題なのに謝るポイントがずれてる」などと非難の声が集まり、火に油を注ぐ結果となった。

 生田といえば、旧ジャニーズ時代の2013年から長らくP&Gジャパンの衣料用洗剤ブランド「アリエール」のCMキャラクターを務めている。同CMは主婦層がメインターゲットということもあり、今回の炎上騒動をきっかけにSNS上で以下のような声が続出している。

「あの発言をした生田斗真と、クリーンなイメージがある洗剤が結び付きにくくなって、アリエールのCM流れるたびに嫌悪感ある。CMタレント変わればいいのに」

「今日アリエールのCMで生田斗真みたけど、無痛おねだり発言はアリエナイから降板してほしい」

「男が金を出してやってるっていう上から目線、主婦を完全に敵に回したから洗剤のCMは降板でしょ」

 13日付の「日刊ゲンダイ」によると、生田のCMについてP&Gジャパンに問い合わせが殺到しているといい、スポンサーも騒動の拡大を認識しているようだ。

 その一方で「生田さんの発言は確かに問題があったけど、CMスポンサーにクレームを入れて降板させたりしようとする動きは異常」「ただの言葉選びの間違いでしょ。それでCM降板させようとするのは完全に行き過ぎ」「相談したファンの女性は何も言ってないのに、関係ない人たちが寄ってたかって叩くのはイジメと変わらない」といった擁護論もあり、賛否両論となっているようだ。

 実際にCM降板につながる可能性があるのかどうかは気になるところだが、業界内では「降板はないだろう」との見方が強い。

 ジャニーズ性加害問題が大きく騒がれた昨年、多くのスポンサー企業が旧ジャニーズ所属タレントのCMを打ち切るなど、関係を断ち切るという形の対応を取った。しかし、P&Gジャパンは「責任ある広告主でありたい」という立場から、生田(昨年11月に独立)やtimelesz(当時はSexy Zone)の菊池風磨のCM起用を継続しながら、旧ジャニーズ事務所の再発防止に向けた取り組みを厳しく見ていくとの方針を表明した。

 性加害問題ですら「問題があったら切る」という短絡的な対応はしないと宣言したとなると、今回の一件で生田を降板させるとは考えにくいというわけだ。

 ただ、今回の騒動が生田にとって大きなイメージダウンになっているのは間違いない。CMをはじめとした今後のオファーについては、深刻な悪影響が出てくる可能性もありそうだ。

SNSや動画サイト、芸能、時事問題、事件など幅広いジャンルを手がけるフリーライター。雑誌へのレギュラー執筆から始まり、活動歴は15年以上にわたる。

さとうゆうま

最終更新:2024/05/14 18:00
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