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大阪万博は即刻中止すべき! 『木造リング』に潜む深すぎる闇とは

「『大の里』二十歳未満に飲酒強要でも『相撲協会』元検事長の機能不全」

 大相撲夏場所は5月12日、東京・国技館で初日を迎えたが、1横綱4大関が敗れる大波乱の幕開けとなった。

 中でも、横綱・照ノ富士が新小結・大の里にすくい投げで敗れたのは、新しい時代が来たことを相撲ファンに実感させた。

 先場所初入幕で優勝した尊富士は足首の故障のため休場してしまったが、今場所の注目が大の里に集まるのは間違いない。

 だが、新潮は、二所ノ関部屋に所属する大の里が、同部屋の総勢山(19)をいじめ、飲酒を強要していたのではないかと前号で報じていた。

 白鵬の宮城野部屋の暴力行為には厳しすぎると思われる厳罰を下したのに、なぜ、二所ノ関には大甘の裁定を下したのか。

 新潮は、協会で不祥事対応のトップを務める危機管理委員長の高野利雄(81・元名古屋高検検事長)に質問内容を記したものを送ったそうだが、「私は取材対応をする立場にありません」というメールが返ってきたという。

 新潮は、このほかにも二所ノ関部屋の若い者が、SNS上で女性をナンパしていたりとやりたい放題だそうだが、それは、同じ敷地に親方はいるが、週に3日しか弟子たちと会わないためだと難じている。

 昔も今も相撲界には稽古と称していじめが横行している。この悪しき伝統をなくさない限り、相撲という国技が廃れることは間違いないと思う。

 大阪万博の杜撰な計画は後で検証するが、これに似たことはどこでもやっている。

 FRIDAYは、千葉県誕生150周年記念事業のプロデュースなどのほかに、巨額な税金が「一部の芸能関係者だけに拠出されているのは問題だ」と、千葉県議会議員・川口絵未が批判したと報じている。

「3月末の週末、佐倉城址公園本丸跡(千葉県佐倉市)に設置されたステージでは、千葉県誕生150周年記念事業のひとつ、『ENjoy!SAKURA 春フェス』が開催されていた。会場に向かうと、荻野目洋子(55)が『ダンシング・ヒーロー』など数曲を歌っていた。

『バックバンドはなく、カラオケのようでした。その後、レミオロメンのボーカル&ギターの藤巻亮太さん(44)、レミオロメンやMr.Childrenを手掛けた音楽プロデューサーの小林武史さん(64)、チェロの方が出てきて3人のステージ。アンコールではレミオロメンの『3月9日』を歌い、荻野目さんも加わって沖縄の唄『花』を合唱していました。スピーカーはステージの両脇にしかないらしく、ステージ近く、真正面にいかないと迫力が伝わらない状況に見えました」(観客)

 フィナーレは300機のドローンによるパフォーマンスだった。FRIDAYが入手した資料によると、この春フェスの制作・運営などの業務は1336万5000円で、小林氏が代表を務めるエンバイロビレッジ社(以下、エン社)に業務委託されており、「15分のドローンパフォーマンスには900万円の予算が組まれていた――」(FRIDAY)

 小林というのは、音楽プロデューサーの小林武史(64)のことだが、川口県議によると、記念事業の総合プロデュースを小林が代表理事を務める一般社団法人に2年弱、4,400万円で契約を締結したという。

 記念事業の一部の企画のために、総額約2億6,400万円で委託。しかも、その報告書に領収書のコピーも求めず、1市あたり最大3,000万円もの補助金を支出。

 HPの制作も約500万円で随意契約。最大の疑惑は、2022年10月25日に開催された官民連携会議での一委員の推薦だというが、県の文化振興課は「委員の名前を絶対明かしません」(川口議員)

 ちなみに小林は山形県の出身だそうだ。

 なぜ、千葉県の150周年というおめでたい事業に「隠しごと」が存在するのだろう。

 これだけでも、何かあると思わざるを得ない。

 多額の費用がつぎ込まれる県の事業を食い物にしようという輩が、様々なツテを使って入り込み、おいしい汁を吸うという構図は、東京五輪然りである。

 県は、これを機に、県民に疑惑を持たれないように、徹底的に説明すべきである。

 お次は、ポスト得意の政権批判特集。今週は、補選全敗なのに、岸田首相降ろしが始まらないのは、自民党を支えている「組織票」を補助金バラ撒きでテコ入れしているからだというのである。

 ポストが入手した内部資料には、自民党の「票とカネ」を支える業界へのバラ撒きが事細かに記されているというのだ。

 資料の中には、「前年度を上回る」という言葉が何度も出てくるという。

 では、これらの団体がどれだけの集票人数を持っているのだろうか。ポストによれば、日本医師会、日本歯科医師会、日本看護連盟などの医療系団体は約69万票、全国郵便局長会は約41万票、農協系は約18万票とある。

 自民党が倒れては困ると考えている団体は、岸田首相の側近、木原誠二自民党幹事長代理が、

「いま自民党は非常に厳しい状況だ。(総選挙になれば)政権交代が起こってもおかしくない」

 という言葉に慌てふためき、岸田はそうした組織に美味しい餌を撒き、次の衆院選では組織票をがっちり固めようという腹なのだそうだ。

 それには国民の血税を湯水のようにばら撒く。その上、内閣改造で麻生太郎副総裁や茂木敏充幹事長など自分に歯向かう人間たちを交代させるつもりだそうだ。

 何としてでももう一期やりたい岸田首相は、もはやなりふり構っている余裕はないようだ。

 お次は現代から。現代は今週の月曜日(13日)に新しい号が発売されたのだが、先週、気になる記事があった。だが、当欄が休みだったため掲載することができなかった。

 そこで、今週それを掲載させていただくのをお許しいただきたい。

 それは、宮内庁が超高額な薬を爆買いしているという報道である。その医薬品は「抗ヒトTNFaモノクローナル抗体製剤インフリキシマブ」という薬だそうだ。

 宮内庁は22年6月29日に、232万4080円分 22年11月17日には、715万9834円分。23年11月7日には、951万7245円分だという。

 では、インフリキシマブとはどのような薬なのか?

「端的に言えば、免疫異常の病気の治療に用いられる薬です。なかでも使用されることが多いのは、潰瘍性大腸炎、クローン病、関節リュウマチといったもの。ただ、いずれの症状にしろ、いきなり『インフリキシマブ』を用いることはほとんどありません。一般的なステロイド等の免疫抑制剤などを使用し、それで効果が出なかった場合に投与するのが『インフリキシマブ』。中等~重度の症状の方に対して用いる薬です」(医療法人社団鉄医会ナビスタクリニック谷本哲也理事長)

 潰瘍性大腸炎といえば、安倍晋三元首相が患っていたのでよく知られている難病である。

 一生付き合っていかなければならない病であるが、いったい誰が?

 現代は推理する。

 上皇、上皇后や天皇皇后は、常に容態に変化があれば国民に公表しているから、違うのではないか。愛子さんや、皇位継承者の秋篠宮や悠仁さんも外してよさそうだ。

 すると? 最近、「胃腸の機能的障害」を発表した秋篠宮家紀子さんへたどり着くというのである。

 紀子さんは1月7日に胃の内視鏡検査を受け「症状の原因となる所見は見られなかった」と発表されたが、2月9日のケニア大統領夫妻との宮中晩さん会は欠席している。

 その後、公務はしているが……。

 購入が始まったのは、長女眞子さんが結婚した翌年である。

 様々な心労が続いた日々。頑健なものでも体調を崩しかねない。しかも、ここでも報じていた通り、皇嗣職大夫は、1月以降、紀子さんの容態を発表せず、記者たちから問い詰められている。

 また現代によると、4月1日付の人事で、慶應義塾大学病院の助教だった清原裕貴が新たに皇嗣職侍医に就任したという。彼は、炎症性腸疾患のスペシャリストそうだ。

 宮内庁は、

「秋篠宮皇嗣妃殿下の御体調は徐々に回復されてきており、引き続き、御体調にお気を付けになりながら公的御活動などをお務めになられています」

 と答えているが、心配なことではある。

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