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水卜麻美アナ、先輩ごぼう抜きの大出世! 役員待遇も間近で「未来の日テレ社長」に現実味

水卜麻美

 日本テレビの水卜麻美アナが6月1日付の人事で、社内に新設される役職「チーフスペシャリスト」に昇進することがわかった。先輩アナをごぼう抜きしての大抜擢となっており、業界内では「将来の日テレ社長も夢ではない」と話題になっている。

 現在、水卜アナはアナウンス部の「主任」を務めており、これ自体も30代としては大出世だった。今回の人事では、新たに導入される人事労務制度に伴い、管理職にあたるチーフスペシャリストに就任する。

 スペシャリスト職は「専門性の高いスキルを有し、会社の業績向上や経営目標達成に貢献できる者」と規定され、スポーツ紙などの報道によると4区分の等級がある。水卜アナが就任するチーフスペシャリストは上から3番目となるが、その一つ下の「リードスペシャリスト」に50代の矢島学アナや40代の森圭介アナが職位変更している。

 つまり、水卜アナは先輩アナたちを抜き去って出世することに。業界内では「30代での管理職昇進は異例」といわれており、局の期待の大きさがうかがえる。

 この異例の昇進の背景には、日テレの人材流出への危機意識もあるようだ。日テレの看板アナの一人だった藤井貴彦アナが4月からフリーに転身しており、これは彼を報道の軸にしつつ、後進の指導にも期待していた同局にとっては想像以上の痛手だったという。

 さらに、笹崎里菜アナがKAT-TUNの中丸雄一との結婚に伴って独立し、同期の尾崎里紗アナも6月いっぱいで退社して故郷・福岡のある九州に拠点を移すと発表するなど、人材の流出が相次いでいる。

 水卜アナは日テレの大エースだが、昨年3月に俳優の中村倫也と結婚しており、家庭の優先や妊活などを理由に独立する可能性はゼロではない。そのため、日テレが「流出阻止」策として、水卜アナを高位の役職につけたのではないかと指摘されているようだ。

 他局では、テレビ朝日の大下容子アナやTBSの安住紳一郎アナが局アナとしては異例の役員待遇となっているが、水卜アナもあと2等級上が役員クラスとなっている。大下アナや安住アナは共に50代だが、現在37歳の水卜アナは30代のうちに役員待遇に昇進する可能性が十分にありそうだ。

 以前、水卜アナは一部メディアで「将来は日テレの社長か」などと書き立てられたことがあったが、当時はほとんどの人が本気にしなかった。しかし。この驚異的な出世スピードを受けて、業界内では「本当に日テレの社長になるかもしれない」との声が上がり始めている。

 水卜アナはかねてから日テレ愛をアピールしており、このまま勤め続ければ将来的に業界初の「アナウンサー兼テレビ局社長」が誕生する日が訪れるかもしれない。

SNSや動画サイト、芸能、時事問題、事件など幅広いジャンルを手がけるフリーライター。雑誌へのレギュラー執筆から始まり、活動歴は15年以上にわたる。

さとうゆうま

最終更新:2024/05/14 15:00
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