フジ原田葵アナ“元アイドル”を押し出す路線に、『めざまし』メインへの道も現実味
#めざましテレビ #原田葵
元タレント、元アイドルの女性局アナが当たり前となっている昨今だが、入社後はあくまでも“会社員”のスタンスを守り、過去のキャリアを必ずしも積極的に喧伝するわけではないというケースも多い。そんななか、前のめりに過去のキャリアを活かす方向性に進みそうなのが、フジテレビの入社2年目・原田葵アナウンサーだ。
2015年8月に欅坂46(後の櫻坂46)の1期生としてオーディションに合格し、2016年4月に「サイレントマジョリティー」でメジャーデビューを果たした原田アナ。2018年5月から2019年7月まで、学業に専念するために活動休止していた時期もあるが、法政大学に入学後も学業とアイドル活動を両立した。2022年8月にグループを卒業し、2023年4月にフジテレビにアナウンサーとして入社した。
そんな原田アナは、4月20日に放送されたフジテレビを中心にFNS系列のアナウンサーたちの魅力を紹介する番組『さんまの推しアナGP』に出演。そこで、欅坂46・櫻坂46時代の映像を使い、元アイドルであることを大々的に紹介したのだ。
「同じ“坂道シリーズ”では、乃木坂46の元メンバーである日本テレビの市來玲奈アナ、同じく乃木坂46の元メンバーであるテレビ朝日斎藤ちはるアナがいます。2人とも元アイドルであることをタブーにしているわけではなく、アイドル系の仕事も多少はありますが、必ずしもそのキャリアを全面に押し出してはいません。そういう意味では、原田アナのアイドル時代を一切包み隠さず、何ならプッシュしていく姿勢は、異例のものと言えるでしょうね」(テレビ局関係者)
また、多数のアナウンサーがひな壇に揃った『さんまの推しアナGP』で原田アナは、MCの明石家さんまにもっとも近い席に座っていた。
「若手ほど前列に座るという席順だったこともありますが、原田アナが“おいしいポジション”に座っていたのは明らか。フジテレビが原田アナを推しているのは間違いないです。元アイドルというキャリアを最大限に活かして、原田アナを売り出していこうという狙いが見えた番組でしたね」(同)
さらに、入社1年目の2023年6月より『めざましテレビ』の「ココ調」リポーター、フィールドキャスターとしてレギュラー出演する原田アナ。さらに、休養中の入社5年目・渡邊渚アナの代役として、情報キャスター、エンタメキャスターも務めている。
「フジテレビでは、かつての高島彩アナや加藤綾子アナのように『めざましテレビ』発のスターアナを育成することが大きな課題となっています。現在は井上清華アナがメインキャスターを務めていますが、過去のスターアナに比べると少々小粒なのは否めません。そんななか、元アイドルという輝かしいキャリアを持つ原田アナは、話題性もタレント性も高く、『めざましテレビ』発のスターアナとしてのポテンシャルは十分。このまま順調に経験を積んでいけば、近い将来『めざましテレビ』のメインキャスターになるというルートもあるでしょう」(同)
元坂道アナの先輩であるテレビ朝日の斎藤ちはるアナは先日、ラグビー日本代表主将・姫野和樹選手との真剣交際が報じられたばかり。さらに斎藤アナは過去にも2度の熱愛報道があった。
「元タレントアナの場合、どうしても“芸能人的”な派手なプライベートが懸念材料になりやすく、斎藤アナの場合はそれが現実になってしまったということ。しかし、原田アナはアイドル時代からそういった話はまったく聞こえてこない。スキャンダラスなイメージがないのは、かなりのポジティブ要素です。フジテレビとしても安心してプッシュできるというわけです」(同)
報道系の番組を担当することが多い日テレ・市來アナとテレ朝・斎藤アナに比べると、原田アナの今後の方向性はまだ完全に定まったわけではない。
「入社2年目ということで方向性に幅があるのも、原田アナのメリットですね。高島アナや加藤アナがそうだったように、『めざましテレビ』を軸にしながらもバラエティーで思い切り活躍するという方向性もある。さらにいえば、バラエティーでの活躍が想像以上のものとなれば、テレビ朝日の弘中綾香アナのようにそっち方面に振り切ることもできる。現在のフジテレビでは、夜のスポーツ番組を軸に佐久間みなみアナを推していくという流れもありますが、それとは別の方向性で原田アナも売り出していくことになるでしょう」(同)
“元アイドル局アナ”の大本命・原田葵アナがフジテレの顔となる未来も近そうだ。
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