弘中綾香アナ、産後スピード復帰めぐり論争…加藤綾子アナは「ほぼ引退状態」で対照的
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昨年11月に第1子を出産したテレビ朝日の弘中綾香アナが、4月30日に放送された同局系ドキュメントバラエティ番組『1泊家族(わんぱくかぞく)』の2時間SPで仕事復帰した。産後5カ月での復帰をめぐり、ネット上で「早すぎる」「余計なお世話」と論争が起きているようだ。
弘中アナは、仕事復帰について自身のSNSで「いや~本当待ち遠しかったですね~(自分自身が働くことに対して)」「復職してから明らかに自分が本来の自分を取り戻しているのを感じてます笑 元気になりました」などと記述。仕事を再開できる日を待ち望んでいたことをうかがわせた。
弘中アナは出産2カ月前の昨年9月から産休に入り、産後5カ月で復帰となった。これに対して、ネット上では「早すぎない?産後は赤ちゃんともっとゆっくりしているべきでは」「有名な人が産後に即復帰すると、産休中の女性への職場の目が厳しくなりそう」「私は半年以上すぎても体調が全然戻らなかったから、職場復帰すごいなって思うけど心配」といった驚きや心配の声が相次いだ。
その一方で「『産後は赤ちゃんと一緒にゆっくりして』とか言われるけど、全然ゆっくりなんてできないし、私も職場復帰で世間とつながった時はうれしかったな」「仕事に復帰して『自分を取り戻せた』って気持ちすごくわかる」「子育ては人それぞれだから、復帰が早いとか言うのは余計なお世話」などとスピード復帰に理解を示す意見もあり、議論が起きているようだ。
弘中アナといえば、夫は英語学習サービスを手掛ける企業の経営者で「総資産50億円超」とも報じられた。経済的には急いで復帰する必要はまったくないはずだが、弘中アナは過去のインタビューで「40代、50代になっても『仕事もプライベートも両立してキラキラ輝いている女性』になりたい」と話しており、家庭に入るつもりは一切ないことを明かしていた。仕事が自身を構成する大きな要素となっているため、早く復帰したいという気持ちのほうが強かったのだろう。
また、弘中アナはオリコンの「好きな女性アナウンサーランキング」で5連覇を果たして殿堂入りするなど、テレビ朝日の絶対的エースとして活躍してきた。だが、産休中に『スーパーJチャンネル』のメインキャスターに抜擢された森山みなみアナや、『ミュージックステーション』のサブMCを務める若手の鈴木新彩アナらが台頭し、局内の女子アナ勢力図が大きく変わったことで、弘中アナとしては「長く休んではいられない」という気持ちになったのではないかとも推察されている。
いずれにしても、弘中アナは今後バリバリのワーキングママとして活躍しそうだ。
それと対照的なのが、元フジテレビの「カトパン」こと加藤綾子アナだ。加藤アナは2021年に「年商3400億円」ともいわれる大手スーパーマーケットチェーンの2代目社長と結婚。2022年9月いっぱいで「家族との時間を大切にしたい」としてメインキャスターを務めていたフジテレビ系報道番組『Live News イット!』を卒業し、無期限の休養に入った。
その後はたまにInstagramを更新する程度で復帰の気配はなく、昨年末には第1子の出産を発表。今年に入ってからInstagramの更新はわずか5回しかなく、家庭と子育てに専念しているようだ。活動休止から約1年半が経過してもまったく復帰の兆しすら見せないことから、実質的な引退状態ではないかと指摘する声もある。
弘中アナにしても加藤アナにしても、業界屈指の人気と実力で仕事は引く手あまた。資産家の夫と結婚したという点も共通している。しかし、結婚・出産後のライフスタイルは大きく異なり、双方ともじっくりと考えた上での選択で「どちらが正しい」といえるものではないだろう。やはり、出産後の仕事復帰をめぐる論争なども含めて「人それぞれで、他人が口出しすることではない」といえるのかもしれない。
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