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テレ東“女子アナ冬の時代”ついに終わる――中原みなみアナが『アド街』MC就任でエース一直線

テレ東女子アナ冬の時代ついに終わる――中原みなみアナが『アド街』MC就任でエース一直線の画像1
テレビ東京

 テレビ東京に久々のスターアナウンサーが誕生するかもしれない――。

 この春、放送30年目を迎えた長寿番組『出没!アド街ック天国』(テレビ東京系)の5代目のMCに、入社3年目の中原みなみアナが就任。メイン司会の井ノ原快彦とは親子ほどの年齢差があるが、初収録の終了後に井ノ原が「ずっと一緒にやっているみたいな感じ」とコメントするなど、息の合ったところを見せている。

「中原みなみは慶應大学卒で2022年にテレビ東京に入社。入社早々に情報番組『7スタライブ』でメインキャスターを任され、1年目から『隅田川花火大会』のリポーターにも起用されるなど、テレ東の期待の星です。学生時代には、江の島の観光PRを行う『海の女王』や、『ミス慶応SFC』の準グランプリに選ばれた経歴の持ち主で、BSフジで学生キャスターを務めたことも。先輩の田中瞳によれば、中原の入社時、社内では『今年の新人にスゴい子が入ってくる』と噂になっていたそうです」(テレビ情報誌記者)

 テレビ業界では先ごろ、1月クールのゴールデン帯(19時~22時)の世帯平均視聴率でテレ東がフジテレビを上回り、“万年最下位”を脱出したことが大きな話題になったばかり。しかし、女子アナに関して言えば、テレ東は長らく冬の時代が続いている。

「大橋未歩や大江麻理子など、かつては人気ランキング上位の女子アナが何人もいたテレ東ですが、近年は冴えません。男性人気が抜群だった鷲見玲奈はカラオケボックス不倫騒動がありましたし、2020年の盗聴事件では、森香澄や池谷実悠がスタッフや先輩の悪口を言っている音声が流出。しかも鷲見や森はフリーで大成功して、すっかり“腰掛け”にされています。大江麻理子はすでに報道局に移動しているため、全国区の知名度があるのは『モヤモヤさまぁ~ず2』で頑張る田中瞳ぐらい。極端に人材不足の状況です」(キー局関係者)

 そんな状況の中で期待が掛かる中原アナ。前出の記者は、大ブレイクのポイントに『モヤさま』をあげる。

「テレ東では、『モヤさま』が人気アナの登竜門になっており、これに起用されるかどうかがキャリア形成に大きな意味を持つようになっています。大江麻理子は言うに及ばず、田中瞳や狩野恵里も『モヤさま』に起用されるやいなや、人気が急上昇。ただ、4代目アシスタントの田中はまもなく丸5年で、タイミング的にはそろそろ卒業の時期です。現状では、さまぁ~ずが田中を大変気に入っており、すぐに交代する手はなさそうですが、田中はかねてより報道志望であると語っており、その夢に近づくためにはバラエティ色を徐々に消していく必要がある。Xデイはそう遠くはないでしょう。『モヤさま』は一時期、田中の1年後輩の冨田有紀を番組にハメようとした時期がありましたが、あまりの天然ぶりと不規則発言の連続にさまぁ~ずはひたすら困惑し、そのままフェードアウトしました。ここに中原が入れば、一気に“中原時代”がやって来そうですが、『アド街』と『モヤさま』を両方やれば仕事が偏りすぎる感はある。いずれにせよ、次のエース争いのカギを握るのが『モヤさま』なのは間違いありません」

 “ひとみん”の次は“みなみん”がブレイクするか。

木村之男(芸能記者、TVウォッチャー)

1972年生まれ、東京都出身。大学時代にライターとして活動し始め、出版社~編集プロダクションを経てフリーに。芸能・カルチャー・テレビ・広告業界などに精通する。趣味はテレビに映った場所を探し出して、そこに行くこと。

きむら

最終更新:2024/05/04 09:00
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