中森明菜、セルフカバー動画の再生数1500万回超! ファンの期待表す驚異の数字
#中森明菜
歌手の中森明菜が4月3日から公式YouTubeチャンネルにセルフカバー動画を毎週投稿し、驚異的な再生数を叩き出している。7月にファンクラブ会員向けのイベントで久々に人前に立つ予定で、ファンの「完全復活」への期待が高まっているようだ。
明菜は5月1日のデビュー記念日に向け、4月3日より毎週水曜日にYouTubeチャンネルで最新のセルフカバー動画を公開。昨年12月にも「北ウイング-CLASSIC-」を歌う動画を公開していたが、その時はモノクロ映像で顔が髪で隠れているようなビジュアルだったため、一部では「体調がまだ戻っていないのでは」とささやかれる原因にもなった。
しかし、今回のセルフカバー動画はカラー映像で現在の明菜の顔がはっきり確認でき、全盛期を彷彿とさせるような元気な姿を見せている。そうした背景もあって話題を呼び、爆発的な再生数を記録することになったようだ。
今回のセルフカバー動画はすべてジャズバージョン。4月26日時点での再生数は、第1弾の「TATTOO」が580万回、第2弾の「BLONDE」が320万回、第3弾の「ジプシー・クイーン」が464万回、24日に公開された第4弾「北ウイング」が136万回。4本合計で1500万回再生を記録している。
明菜は7月13日に59歳の誕生日を迎えるが、この年代で長いブランクがありながら、これほどの再生数を叩き出せる歌手は他にいないと言っても過言ではないだろう。全盛期からのファンはもちろんのこと、近年の80年代歌謡ブームでアイドル時代をリアルタイムで知らない若いファンも増えており、全世代が明菜の歌声を求めていたことが驚異的な数字につながったとみられる。
セルフカバー企画は5月1日のデビュー記念日に公開される第5弾がラスト。SNS上では「デビュー曲の『スローモーション』では」「一番ヒットした『セカンド・ラブ』を聴きたい」「最後は派手に『ミ・アモーレ』や『DESIRE』をやってほしい」といった、選曲の要望や予想が書き込まれており、これもファンの盛り上がりを高めているようだ。
明菜といえば、2018年から体調不良で芸能活動を休止していたが、2022年に個人事務所を立ち上げて再始動を宣言。しかし、なかなか本格的な復活の兆しは見えず、本格復帰は絶望的ではないかと指摘する声もあった。
だが、今回のセルフカバー動画は心から歌を楽しんでいる様子がうかがえるもので完全復活を予感させた。さらに、4月16日付のサンケイスポーツが「7月13日の誕生日にファンクラブ会員限定のコンサートを開催」とスクープしたことで、復活ムードが急速に高まった。
しかし、この報道については所属事務所が「『復活ライブ』や『復活コンサート』といった表現は、ミスリードを招く情報でございます」「現段階では、7月にファンクラブ会員様向けに、有料の『イベント』を予定しております」と説明。本格的なコンサートではなく、あくまでファン向けの「イベント」であると強調した。
ただ、明菜が久々に人前に立つつもりなのは間違いない。本格的なコンサートのようにはいかなくとも、ファンの前で数曲披露する可能性はありそうだ。
また、明菜とファッションサイト「ZOZOVILLA」のコラボアイテムが発表されているが、俳優でアーティストの「のん」が自身のブログでコラボTシャツを着用した姿を公開。明菜の所属事務所からのオファーでモデルを務めることになったといい、ファンからは「のんちゃんと明菜ちゃんのコラボ希望!」といった声も上がるなど、新たな展開を予感させている。
体調と相談しながら無理のないペースでという条件はあるが、ファンとしては明菜の完全復活を期待したくなる状況。YouTube動画の爆発的な再生数は、まさにファンの期待の大きさを物語っているといえそうだ。
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