バカリズム『イップス』視聴率4%台にダウン…金9ドラマ枠史上最低
#ドラマ #視聴率 #イップス
篠原涼子とバカリズムがダブル主演を務める連続ドラマ『イップス』(フジテレビ系、金曜午後9時~)の第3話が4月26日に放送される。ネット上では「会話劇が面白い!」と賛辞が相次ぐ一方、事件のトリックについては賛否が飛び交っているようだ。
同ドラマは、前クールの『となりのナースエイド』(日本テレビ系)などのオークラ氏が脚本を手掛けるオリジナル作品。書けなくなったミステリー作家・黒羽ミコ(篠原)とエリート刑事・森野徹(バカリズム)がバディを組み、事件を解決していく一話完結のミステリーコメディーだ。
※以下、『イップス』第2話のネタバレを含みます
第2話では、コンビインフルエンサー「悪童エクスプレス」の生配信中に、メンバーのチョロ(細川岳)がカラオケボックスのトイレで死亡。相方のよっちゃん(藤原季節)は「チョロが自殺した」と視聴者に報告する。
しかし、カラオケに偶然居合わせたミコと森野が捜査を進めると、よっちゃんが“胃酸が混ざり合うと、シアン化水素が発生する”という青酸カリの性質を利用し、チョロを殺害したことが発覚する……というストーリーだった。
『イップス』、「トリックが弱すぎない?」と物議
ネット上では、「篠原涼子とバカリズムの掛け合い最高! コンビYouTuberの切ないストーリーも良かった」「青酸カリにそんな性質があるとは、面白い!」と賛辞が相次ぐ一方で、「コメディとしては面白いけど、事件のトリックはどうにも納得できない」「トリックが弱すぎない? チョロがトイレで吐かなかったら殺せないじゃん」といった声もあるようだ。
なお、第1話では、人気熱波師・電撃ウィッチ麻尋(トリンドル玲奈)が、元交際相手を水風呂に誘導し、スタンガンで殺害。麻尋は事前に水風呂の中身を電気を通さない“純水”に入れ替え、アリバイ工作していた。
しかし、ネット上では「長いステッキの先にスタンガンが付いてるんだから、麻尋は水風呂の外から殺害すればよかったのでは?」「麻尋が何トンもの水を、誰にも見つからないように屋上に運ぶのは無理じゃない?」「長い時間、純水を置いといたら、不純物が混ざって電気を通しそうだけど」などと、やはりトリックに関して疑うような声が見られた。
『イップス』第2話は4.5%で、同ドラマ枠史上最低に
そんな物議を醸している『イップス』のトリックだが、第2話の平均世帯視聴率は4.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)で、第1話の5.8%を下回ることに。
また、昨年10月に新設された同ドラマ枠の1話および2話の単話視聴率においては、同10月期『うちの弁護士は手がかかる』や今年1月期『院内警察』の数字を下回り、過去最低。コア視聴率も初回が1%台に留まるなど、厳しい状況といえる。
業界内では、放送前から「面白そう!」と期待値が高かった『イップス』。今後、回復は見られるだろうか。
篠原涼子にやはり上がった「演技が古い」の声…『イップス』初回視聴率5.8%で『院内警察』下回る
篠原涼子とバカリズムがダブル主演を務める連続ドラマ『イップス』(フジテレビ系、金曜午後9時~)が4月12日よりスタート。平均世帯視聴率は5.8%(ビデオリサーチ調べ、...サイゾー人気記事ランキングすべて見る
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