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テレ朝『ミス・ターゲット』初回視聴率3.6%…TBS『アンチヒーロー』拡大部分が“裏被り”

テレ朝『ミス・ターゲット』初回視聴率3.6%…TBS『アンチヒーロー』拡大部分が裏被りの画像1
『ミス・ターゲット』で二番手の上杉柊平(写真/Getty Images)

 松本まりか主演の連続ドラマ『ミス・ターゲット』(テレビ朝日系/日曜午後10時~)が4月21日よりスタート。第1話の平均世帯視聴率は3.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)だった。

 同作は、全国ネット地上波連続ドラマ初主演となる松本まりかを筆頭に、上杉柊平、鈴木愛理、沢村一樹らが出演するコメディドラマ。映画『ハケンアニメ!』(2022)の政池洋佑氏が脚本を手掛けるオリジナル作品で、結婚詐欺師の朝倉すみれ(松本)が本気の婚活に乗り出し、初めての恋愛に奮闘する姿が描かれる。

※以下、『ミス・ターゲット』第1話のネタバレを含みます

 第1話では、悪事で荒稼ぎする男ばかりをターゲットにしてきた結婚詐欺師・朝倉すみれ(松本まりか)が、詐欺から足を洗い、婚活を開始。

 偶然出会った和菓子職人・村松宗春(上杉柊平)をデートに誘ったすみれだが、これまでの恋愛テクニックが全く通じず、困惑する。

 そんなデートの最中、“幸せ”の考え方をめぐり意見が対立。「お金があれば幸せになれる」「お金で幸せは買えるんです」と主張するすみれに、宗春が「俺はお金がなくたって幸せになれると思いますけど」と異論を唱えると、すみれは「夕食が1週間もやしだったことありますか?」「お金がなくて病院に行けなかったことありますか?」と反論する――。

『ミス・ターゲット』初回は3.6%で、『アイのない恋人たち』下回る

 主人公がコロコロとキャラクターを変えながら、男たちを騙すシーンが印象的だった第1話。ネット上では「松本まりか史上、最高の当たり役! ストーリーも面白い」「松本まりかさんがお金に執着する切ない主人公を完ぺきに演じてる」などと評判を呼んでいる。

 また、主人公は幼少時の極貧生活がトラウマとなっているが、「幸せにしてくれるのはお金だけ」という感覚のせいで性格が歪んでしまっている様子から、『やまとなでしこ』(フジテレビ系/2000年放送)を思い出した視聴者も多かった模様。

 『やまとなでしこ』では、松嶋菜々子が主人公・神野桜子を演じていたが、今回のすみれに対してネット上では「令和版の桜子さんだ!」という声も見られた。

 ただ、第1話の視聴率は前出のとおり3.6%に留まり、同枠で前クールに放送された福士蒼汰主演『アイのない恋人たち』の初回4.4%も下回ることに。

 裏番組では、安定した視聴率を誇る『Mr.サンデー』(フジテレビ系)が放送されていたほか、午後9時から放送の高視聴率ドラマ『アンチヒーロー』(TBS系)第2話の“15分拡大”部分が『ミス・ターゲット』の序盤に被ったため、その影響もありそうだ。

 早くも松本の“ハマり役”と好評の『ミス・ターゲット』。今後の視聴率推移にも注視したい。

仲宗根由紀子(エンタメ系ライター)

芸能誌の編集を経て、現在は国内・国外ドラマレビューを中心に執筆するライター。人気俳優のインタビュー経験多数。

なかそねゆきこ

最終更新:2024/04/23 17:29
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