菊池風磨、個人FC開設に「出費倍以上」「学生にはきつい」の声も…エージェント契約の思わぬ影響
#菊池風磨
timelesz(旧Sexy Zone)の菊池風磨が、STARTO ENTERTAINMENTとの専属エージェント契約と個人ファンクラブの開設を発表した。開設後はグループと個人のファンクラブが並行して存在することになり、ファンの間で物議を醸している。
菊池は20日に実施したInstagramのライブ配信で、「STARTO ENTERTAINMENTと専属エージェント契約をすることになりました」と発表。その理由として「(STARTO社と)対等にお話させてもらえるような立場にならないといけないと覚悟を決めた。退路を断つような気持ちで専属契約とさせていただきました」などと説明した。
さらに、菊池は個人ファンクラブを27日に開設すると報告。グループ脱退や独立の可能性がよぎるような発表だったが、菊池は「独立、脱退はございません。微塵も脱退、退社は考えなかった」と強調し、「グループ活動最優先でやらせていただいている。グループ、私としても一世一代の挑戦があります。みなさんとのコミュニティができればいいなと思います」と話した。
ファンクラブの会費は月額500円(税抜)。菊池は「個人で舞台に出させてもらったり、今はまだ予定はしていませんが、ソロコンサートをやることになるとか、個人のイベントに関するチケット販売を、個人のファンクラブでやらなければならない」と開設の理由を明かし、チケット販売が大きな目的としつつ、それ以外にも「いろんなコンテンツで楽しんでいただけるようにしたり、グループでは見られないような一面をお見せしたい」と展望を語った。
これに対して、ネット上のファンからは「個人活動の情報が充実するのはうれしいから入会します!」「ソロコンあるかもで楽しみ!」「風磨くんのやりたいことがやりやすくなるなら大歓迎!」といった好意的な声が上がった。
しかし、それと同時に否定的な意見も目立っている。主に問題視されているのは「ファンの出費が倍以上になる」ということだ。
菊池の個人ファンクラブの会費は「月額500円」と聞くと安いように思えるが、年に換算すると税込みで6600円。timeleszのファンクラブは年会費が税込み4000円(初年度は5140円)となっており、菊池の個人ファンクラブのほうが2600円も高い。菊池のファンはグループと個人のファンクラブに両方入ると年に10600円となり、これまでに比べて出費が倍以上になる。
そのため、ネット上で「推し活はお金がかかるとはいえ、FC会費だけで1万超えは学生には厳しい」「個人とグループのFCに両方入ったらコンサートチケット代になっちゃう」「ここまでやるなら独立したらって思う」といった不満の声が相次いでいるのだ。
その一方で「旧ジャニーズのファンクラブが安すぎただけ」「年に6600円なら普通」という意見もあるが、やはり「個人ファンクラブのほうがグループのファンクラブより高い」というのは違和感がある人が少なくないようだ。
個人ファンクラブといえば、嵐の二宮和也が今月7日にSNSで「実現するかは別として」と前置きしつつ、個人ファンクラブの開設の是非に関するアンケートを実施していた。仲のいい菊池が個人ファンクラブを開設すると事前に知り、それに触発された可能性もあるが、この流れが広がっていけば「グループに所属しながら個人ファンクラブを持つ」というのが当たり前になっていくかもしれない。
もし仮にtimeleszのメンバー3人全員が菊池と同額の会費で個人ファンクラブを持った場合、グループ含めてすべてに入会すると、年間で23000円を超える金額となる。メンバーが9人いるSnow Manなら6万円以上だ。これらはあくまで仮定の話だが、グループ活動でもソロ活動でも事務所が一括で管理していた旧ジャニーズ時代と異なり、エージェント契約の場合はグループに所属していても個人ファンクラブが必須になる可能性がある。
エージェント契約に雇用形態が変わったことでタレントたちの環境は大きく変わっていきそうだが、その影響はさまざま意味でファンにも波及しそうだ。
サイゾー人気記事ランキングすべて見る
イチオシ記事