木村拓哉、YouTube苦戦から一転好調で新ドラマも話題…CM激減の窮地から「巻き返し」へ
#木村拓哉
木村拓哉のYouTubeチャンネルが開設当初の低迷から一転、100万回再生の動画が続出するなど好調になっている。豪華キャストをそろえた主演ドラマへの期待も高まっており、ついに巻き返しが始まるのではと注目されているようだ。
木村は1月1日にYouTubeチャンネルを開設。動画配信サービス「GYAO!」で配信していた冠番組『木村さ~~ん!』が「GYAO!」終了に伴って宙に浮き、それをYouTubeに移行させる形でチャンネルがスタートした。
ところが、開設から3日経ってもチャンネル登録者数は4万人を超えるのがやっとで伸び悩み、最初に投稿された予告編的な動画の再生数も17万回程度にとどまった。「スーパースター・木村拓哉」らしからぬ苦戦により、ネット上では「実はもうオワコンなのでは」「ネット世代に人気がないのでは」といった声が飛び交った。
しかし、実はそれから同チャンネルは好調に転じており、コンスタントに50万回前後の再生数を叩き出し、100万回再生を超えるヒット動画も10本以上生み出している。開設から4カ月半ほどということを踏まえると、かなり成功している部類だ。
100万回再生超えのヒット動画は、当初こそSixTONESのジェシーやKinKi Kidsの堂本剛をゲストに迎えた「後輩の力を借りた」感のある動画が目立ったが、それ以外は木村の「素顔」をのぞけるものが好評となっている。
具体的には、京都で木村の休日に密着した動画が再生数180万回超、木村が人生初の100円ショップを体験した回が160万回超、初めてファミレス「ガスト」を満喫する動画が240万回超、愛用のヴィンテージデニムを洗濯する動画が180万回超などで、地上波テレビ番組などに比べると「ゆるめ」の企画がウケているようだ。
また、木村のものまねをしているタレントたちを集め、本人の前で「キムタクものまね選手権」を開催するという動画も150万回再生を超えているが、お世辞にもクオリティが高いとはいえない参加者もおり、これも地上波なら実現していない企画だとみられる。
こうした動画に対して、従来の木村のファン以外からも「キムタクがなんか丸くなってきて、話し方とか雰囲気とか今のほうが好き」「優しい印象になってきて昔よりカッコいい」「YouTubeだと親しみやすい感じがする」「こういうキムタクが見たかった」といった好意的な声が上がっており、好感度や支持が高まっているようだ。
木村といえば、ジャニーズ性加害問題の影響でCM契約が激減。以前に出演していた日本マクドナルドのCMにTOBE所属の「Number_i」が起用されると先日発表され、一部ファンが大荒れになる事態も起きた。
YouTubeチャンネルの好調は、そうした嫌なムードを吹き飛ばす原動力になりそうだ。さらに、木村は今月25日にスタートするテレビ朝日系ドラマ『Believe-君にかける橋-』で主演を務めるが、18日に主要な共演者として竹内涼真、山本舞香、一ノ瀬颯、上川隆也、斎藤工、小日向文世、北大路欣也、天海祐希の出演が発表された。「全員が主演クラス」といえる豪華な布陣で、今作は春ドラマの本命の一つに数えられている。
CMに関してはまだ苦戦が続きそうだが、話題性抜群の主演ドラマと新たなファン層を開拓しているYouTubeチャンネルを軸に巻き返せるのかどうか、今後に注目したい。
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