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本田翼、14年連続地上波ドラマ出演も事務所の“ライバル”に追い抜かれてしまった理由

本田翼、14年連続地上波ドラマ出演も事務所のライバルに追い抜かれてしまった理由の画像1
本田翼(写真/Getty Imagesより)

 俳優でモデルの本田翼が9日、都内で行われた自身プロデュースのビューティーブランド『By ttt.(バイティースリー)』お披露目イベントに出席した。

 企画段階から携わったといい、ブランドプロデューサーとしてプレゼン。ブランド名には「This is the truth(これが真実)」という意味が込められており、「美容やコスメ、スキンケア用品を買うのが大好き。『ここなら大丈夫』と思ってもらえるブランドがあったらいいだろうなと立ち上げさせていただきました」と説明したという。

「本田といえば、18年9月にYouTubeチャンネル『ほんだのばいく』を開設。登録者が、1カ月で100万人を突破。そして開設から1年後にさいたまスーパーアリーナでファンイベントを開催し、イベントの告知と近況を伝えた動画再生回数は900万回を突破した。しかし、約2年前から更新がストップ。YouTubeで事務所に大きな利益をもたらしたが、今度は『By ttt.』の成否に注目が集まっている」(テレビ局関係者)

 俳優業では、今月24日にスタートする山下智久主演のフジテレビ系ドラマ『ブルーモーメント』に出演。デビュー以来、14年連続の地上波の出演となった。

「出演は続けているものの、ここ数年で話題になったドラマは、劇中からボーイズグループ・8LOOMが期間限定でデビューした22年10月期のTBS系ドラマ『君の花になる』ぐらい。とはいえ、このドラマも主演の本田ではなく、8LOOMばかりがクローズアップされてしまった。そろそろ、本田も自分の俳優としての“分岐点”を悟ったのか、結果、新たなビジネスに手を広げている」(芸能記者)

 おそらく、本田にそう思わせた背景には、同じ事務所の、しかも自身と同じモデル出身の“ライバル”とも言える俳優の台頭があるようだ。

「自分と同年代の新木優子で、デビューからまだ8年。ところがここに来て、7月公開の人気コミックの実写版シリーズ最新作の映画『キングダム 大将軍の帰還』、韓国の人気ドラマをリメークした22年7月期のドラマ『六本木クラス』(テレビ朝日系)、3月に最終回を迎えた日曜劇場『さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~』(TBS系)など話題作に続々と出演。一方の本田といえば、もともとそこまで演技力に定評があるタイプではなく、本人も俳優としての向上心が高いわけでもなかったのだろう。結果、YouTubeなどほかのビジネスに手を広げた。それに比べ新木は、21年10月にファッション誌『non-no』(集英社)の専属モデルを卒業し、すぐさま俳優業に専念。自分なりに演技力を高めており、共演者とも円滑にコミュニケーションを取ったりと、現場での評判がいいので続々とオファーが舞い込んでいる」(同)

 山下はPrime Videoで配信中の映画『SEE HEAR LOVE 見えなくても聞こえなくても愛してる』で新木と共演済み。『ブルーモーメント』では本田と恋人役を演じるが、新木との差をじっくり体感させられるのかもしれない。

大沢野八千代(ジャーナリスト)

1983生まれ。大手エンタメ企業、出版社で勤務後、ネットソリューション企業に転職。PR案件などを手掛けている。KALDIフリーク。

おおさわのやちよ

最終更新:2024/04/17 09:00
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