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日刊サイゾー トップ > エンタメ  > 木村拓哉、工藤静香の写真投稿で「家族売り」鮮明化

木村拓哉、工藤静香の写真投稿に「素敵な夫婦」「幻滅した」と賛否…反発根強い木村家の「家族売り」

木村拓哉(写真/Getty Imagesより)

 木村拓哉が14日、自身のInstagramで妻の工藤静香の誕生日を祝う画像を投稿。国内向けに直接的な「夫婦愛」を見せたのは初とされ、娘のCocomiやKoki,も母をそろって祝ったことで木村家の「家族売り」が鮮明化している。

 木村はInstagramのストーリーズで、イチゴのパフェ越しに微笑んでいる工藤のあえてピントをぼかした写真を投稿。これに「happy birthday!!」の言葉を添え、14日に54歳の誕生日を迎えた工藤を祝福した。

 同日、Cocomiは「本日主役の人。はっぴっぽー 54歳だってさ どこまでもギャルのままいっちゃって下さいな」、Koki,も「いつも支えてくれてありがとう いつも沢山の愛情を注いでくれてありがとう いつも優しさで包んでくれてありがとう 世界一かっこよくて、優しくて、愛情深くて、強くてお茶目なマミー」とInstagramで祝福し、工藤とのツーショットなどを投稿している。

 これに対して、ネット上のファンからは「キムタクがインスタに工藤静香の写真載せるの初じゃない?」「素敵な夫婦」「当たり前だけど、本当に夫婦なんだなー」などと驚きと感心の入り混じった声が飛び交った。

 木村は2020年の工藤の誕生日、中国版X(旧Twitter)の「微博(ウェイボー)」で若かりしころの夫婦のツーショットを公開したことなどはあったが、国内のファンに向けて妻の存在を強くアピールすることはなかった。いまだに工藤の存在を煙たがっているファンが少なからずおり、反発を避けるためではないかともみられている。

 実際、昨年11月にCocomiとKoki,が木村の誕生日を祝い、木村と工藤のラブラブツーショットを複数公開したが、ファンからは「家族仲がよくてほっこり」「推しのリアル妻なんて見たくない」と賛否が起きた。

 そのため、今回の木村の投稿については好意的な声がある一方で「キムタクにこういうのは求めてない。誰得とかしか言いようがない」「気分悪い。SMAPのファンだった我々のこと考えてんの?」「グループ時代からずっと支えてきたファンの手を振り払った感」「木村くんが奥さんを堂々とインスタに出したのは、申し訳ないけど幻滅した」などと否定的な意見も散見される。

 これに対して「来年銀婚式(結婚25年目)なのに、いまだに工藤静香が『奥さんヅラしないで』とか言われてるの可哀想」「さすがにもう認めてあげようよ」「もうキムタクはアイドルじゃないんだから別にいいでしょ」といった声もあり、賛否両論となっているようだ。

 おそらく、木村としてはそろそろアイドル時代のイメージから完全に脱却し、新たなブランディングとして「よき夫、よきパパ」という新たな顔を広めていきたいのだろう。それが俳優業やCMなどにおいて仕事の幅につながり、娘たちの売り出しにもプラスになると考えているのではないかと推察されている。

 しかしSMAP時代からのファンにしてみれば、今でも木村を「アイドル」として見てしまうのは無理もない部分があり、工藤の存在を認めたくないという思いが反発の声となっているのだろう。

 木村はジャニーズ性加害問題の影響でCM契約が激減しており、25日にスタートする主演ドラマ『Believe―君にかける橋―』(テレビ朝日系)の成否が今後を大きく左右するとみられている。

 同作は、大手ゼネコンの土木設計部長・狩山陸(木村)が数年以わたって従事してきた橋建設の一大プロジェクトで大事故が発生し、さらに狩山と妻のすれ違いによって距離が生まれてしまった夫婦にも想像を絶する非情な運命が襲いかかる……というストーリー。私生活の「よき夫、よきパパ」イメージは今回の作品で生かされる可能性があり、そういう意味で今回の投稿は「アイドルとして見ているファンを切り捨ててでも俳優としてステップアップしたい」という意気込みの表れではと指摘する声がある。

 反発が根強い木村家の「家族売り」は吉と出るのか凶と出るのか、ドラマの成否と共に今後も注目したい。

SNSや動画サイト、芸能、時事問題、事件など幅広いジャンルを手がけるフリーライター。雑誌へのレギュラー執筆から始まり、活動歴は15年以上にわたる。

さとうゆうま

最終更新:2024/04/15 18:00
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