KIBA x TUSK バンドブームを生き抜いた二人が互いを語る
#バンド #ヘビーメタル #ビジュアル系
バンドブームという言葉を聞いたことがあるだろうか。これは80年代に若者を中心に起きたバンドサウンドの流行を指したのが始まりだ。
当時は現代のようにPCをはじめとしたデジタル機器が発達していなかったこともあり、音楽は基本的に人間の手で演奏されるのが主流であった。
時代の流れとして、グループサウンズやフォークソングからロックやポップス、パンクなどの様々なジャンルがお茶の間の音楽の中心となったのもこの頃だ。この潮流に乗って、レコード会社は様々なバンドをデビューさせている。例えば、X JAPAN(旧X)、BUCK-TICK、聖飢魔Ⅱ、BOØWY、THE BLUE HEARTS、ZIGGY、米米CLUBなどいまでも現役で活動を続けているバンドもあるほどだ。
そんな中、X JAPANやBUCK-TICKの系譜からヴィジュアル系という日本特有のジャンルが生まれ、独自の発展を遂げていく。D’ERLANGER、かまいたち、AURA 、BY-SEXUALなどがデビューを飾っていく中、Gargoyleも80年代にインディーズデビューしている。
その80年代デビュー組の中にZI:KILLもいた。
ZI:KILLはXのhideに認められ、YOSHIKI率いるインディーズレーベルであるエクスタシーレコードからデビューを果たし、その後メジャーへと進出していく。1994年に惜しまれつつも解散したが、その後のロックバンドへの影響はかなり大きかった。いまも現役で活動中のL’Arc~en~CielのドラマーであるYUKIHIROが在籍していたこともあり、その点においても日本のロック史に重要なバンドと言えよう。
今回KIBA氏の対談はデビューがほぼ同時期といえる、そのZI:KILLのボーカリストであったTUSK(THE SLUT BANKS、ex-CRAZE、ex-ZI:KILL)氏を迎え、当時を振り返ってもらった。
TUSK氏はKIBAっちと親近感のある呼び方をするが、意外にも二人の接点は比較的最近できたらしい。果たしてどんな話が展開されるのか――。
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TUSK:KIBAっちは高校生の頃からバンドやってたの?
KIBA:いや、高校生の頃はやってない。普通の高校生。
TUSK:普通ってことはないでしょ(笑)
KIBA:普通だったよ。部活とかにもはいってなかったし、ただ楽しく暮らしてた。そのときのクラスメートがTOSHI君(※Gargoyleの元ベース)。TUSK君はいつからバンドを始めたの?
TUSK:俺はもうバリバリのキッズだったからね、中学のときの学園祭とかで「バンドやらせろ!」とか言ってたんだよ。もうその当時は44MAGNUM(※日本のメタル創成期から活動するバンド)とかも世に出てたからさ、バンドバンドバンド って感じだったね。高校入試が終わった夜に仲間連中と鹿鳴館に行ったりしてさ、高校もバンド活動が盛んなところに行ったんだよね。だから音楽への目覚めは早かったのかもな。
KIBA:高校生になったらもうライブハウスに出演してた?
TUSK:そうだね。町田(※東京都町田市)のライブハウスに出てたりしてたよ。KIBAっちは高校生のときにバンドやってないってことは、Gargoyleは大学時代に生まれたってこと?
KIBA:大学3年のときにバンドやらないかって声をかけられて組んだのがGargoyle。TOSHI君はライブハウスとか出てたんだけど、ぼくは何も経験がないまま始めて。
TUSK:最初からあんなハードコアというか、ゴリゴリのメタルだったの?
KIBA:当時のギターがFLATBACKER(※アメリカ進出も果たした日本のメタルバンド)が好きで、そういう音楽をやりたいって言っていたの。あと当時いたもう1人のギターはスラッシュメタルが好きで、どんなジャンルかも知らなかったから聞かせてもらうと、「歌」って感じがしなくて、これならぼくでも出来るかもなんて思っちゃったのよ。
TUSK:確かにいま思うと初期のGargoyleってFLATBACKERっぽさもあったかもね。それで、実際やってみてどうだったの?
KIBA:暇だったしやってみるかくらいだったけど、実際やってみたらすぐに「これだ!」って感じたんだよね。ぼく、高校生卒業で、ある映画監督に弟子入りしに行ったことがあって。要はなにか自己表現がしたかったんだと思う。
TUSK:それはもうGargoyleをやって感じたってこと?
KIBA:そう。バンドは映画でやりたかった自己表現が出来るって。
TUSK:まさかいきなりワンマンだったとか?
KIBA:ツーマン。その当時ぼくはライブハウスのルールも知らなかったから、どんなジャンルですか? ってライブハウスに聞かれてなんとなく「ヘヴィーロック」って答えたの。そしたらまさかのブル―ス系のバンドと対バン(笑)
かなり人数が入ったから、次からはワンマンでやりなってライブハウスに言われて、2回目からがワンマンかな。
TUSK:いきなりそんなに入ったの? 大学の友だちとか?
KIBA:めちゃくちゃ宣伝のチラシを配ったのよ。デザインするのとか好きだったから、週ごとにデザインが違うのを毎回たくさん作って、近い音楽性のバンドのライブ終わりとかで配りまくった。
TUSK:なるほど。もうその頃からデザインとか好きだったんだね。
KIBA:さっきからぼくばかり喋っちゃってる! 今日はぼくの話じゃなくてそっちの話も聞かせてよ(苦笑)
TUSK:いや、だって知りたいじゃん! 80年代の頃からさ、俺もZI:KILLでGargoyleとは何度かイベントで一緒になったこともあるけど、なんて声のかけづらい人たちだって思ってたもん。その当時から衣装とかも含めてバンドの世界観も出来上がってたでしょ。だから知りたくても近寄りづらかったし。
KIBA:ぼくは昔から内弁慶なところがあるから、時間をかけて仲良くなった人とはしゃべれるんだけど、人見知りで、知らない人と話すのは基本得意じゃないんだよね。それでいうと、ライブとかみんな自分の得意なことを前面に出すでしょ。だったらぼくは逆に苦手なことを出す、喋らん! と思ってライブのMCも初期はしてなかったくらい。
TUSK:でもそれって最初のころから自己プロデュースが出来てたってことだ。
KIBA:さっき少し衣装の話も出たけど、あの当時のスラッシュメタルとかって、革ジャンにデニムみたいな格好のバンドが流行ってて、それはそれでかっこいいんだけど外人の真似に見えちゃうよなと思って。だったら逆に外国からみた日本人やってやるか、ってあの衣装にしたんだよね。人の逆をするのが好きなのかも。
TUSK:あの和の衣装はKIBAっちのアイディアだったんだ。
KIBA:そうそう。
TUSK:ファーストライブから和の衣装だったの?
KIBA:和の衣装は二回目以降だったかな…。最初のライブはマジックで身体にお経みたいの書いてた。
TUSK:曲はどうしたの?
KIBA:最初からオリジナル。初めてのバンドがGargoyleだから、オリジナル以外ほぼやったことないのよ。そのころ作った曲もいまでもやってるよ。
TUSK:そりゃすげぇな。
KIBA:でもぼくも学生だったし、頑張ってみて、1年やって当時の大阪で大きかったバーボンハウス(※1990年に閉館したライブハウス)に出られなかったらやめようねって話してたくらい。そしたら最初のライブから半年後にバーボンハウス出れたから、なんか「俺たちいける!」ってみんな思っちゃったんだよね。
TUSK:バンド名はどうやって決めたの?
KIBA:最初のライブを決めるとき当然バンド名を聞かれるでしょ。でも実はそのときまだ決まってなくて(笑) その日、本屋にメンバーで集合してライブハウスに行ったんだけど、みんなを待ってたとき読んでた怪獣図鑑か何かに載ってた怪物がかっこ良かったなって思い出したから、Gargoyleにしたいって言って決まったの。実のところ深い意味は全然ない(笑)
TUSK:バンド名もKIBAっちだったのか。バンドのロゴは?
KIBA:あれもぼくが描いて。
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ここまで二人はインタビューとしてではなく、自然発生的に言葉を交わした。このままでもやはり同時代を生き抜いた者同士、会話はあふれてくるようだ。このままでも成立しそうなほどの情報量ではあったものの、会話の方向性を整えるためにも、ここからインタビューとしての体裁を整えさせてもらった。
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―― お二人の出会いというのはライブイベントだったということでしょうか。
KIBA:ぼくらは初音源がZI:KILLも入ってたコンピレーションアルバム(※「EMERGENCY EXPRESS」1989年5月発売)、で、そのイベントで一緒になったり。でも当時は挨拶らしい挨拶さえしてなかったかもね。
TUSK:お互いの存在は認識してたけど話はしてなかったよね。だからさ、10年ちょい前に女子プロレスの会場で会ったじゃん。あの日さ、GargoyleのKIBAさんも来ますなんてことを周りから言われてさ、俺としては、まじか、と思うわけじゃん。もうお互い何十年ぶりに会うわけでしょ。だから俺のこと認識してくれるかななんて不安に思いながらも、なんて呼ぼうか迷ってさ。「KIBAさん」「KIBA君」……なんかどれもしっくりこなくて、そこで「KIBAっち」いいじゃん! って思いついて、実際に「KIBAっちー!」って呼んでみたらさ、最初ちょっと戸惑ってたけど受け入れてくて、そこからだよね、打ち解けられたの。
KIBA:ライブは観てたんだけど、会話はその当時したことなかった。
プロレス会場で再会するときも人見知りが爆発して、どうしようTUSKくんがいるらしい……喋ったことないしどうすれば、みたいにちょっとパニックだったけど、「KIBAっち」って呼んでくれた雰囲気で、あぁこの人は大丈夫ってすごく安心したのよく覚えてる。
TUSK:それからTHE SLUT BANKS(以下、スラットバンクス)で一緒に企画をやったりできたよね。
―― やはりバンドブームの頃はバンドはライバルとしてお互いバチバチしあってた面はあったのでしょうか。お客の取り合いというか……。
TUSK:お客の取り合いっていうか、その当時のバンド界としてはのバチバチってのはあったかもね。というか、あの当時ってそんなにバンド同士がお互い仲良くするようなことって少なかったと思うな。
KIBA:東京と大阪っていうのもあったし。ZI:KILLはおしゃれで、エクスタシーレコードで、東京の最先端の人たちって感覚だったから、ライバルってあまり無かったかも。ぼくらは大阪で身近な人たちと作ってる感じで、界隈が違うって。
初めて観たとき、クリーントーンがすごくきれいだったり、ぼくらや周りのメタルとは全然違う歌詞の世界観や歌い方が新鮮だったな。おしゃれでかっこいいって素直に思ったもん。
―― GargoyleではZI:KILLのようないわゆるヴィジュアル系の”黒服”を取り入れようとは思わなかったのですか。
KIBA:一切なかった。むしろ真逆をいってたし、無理だ(笑)
TUSK:だってGargoyleは飛びぬけたエンターテイメントをやってたわけだから必要なかったよ。だってさ、紅白の小林幸子さんのような衣装を毎回やっていたというのに、感覚は近かったわけだし。あの衣装はどうやって用意してたの?
KIBA:作ってたよ。最初は母、途中からは大阪の衣装を作ってる方に頼んで。
―― ZI:KILLは当時の衣装はどうされていたのですか。
TUSK:俺たちは普通にブランドの服とかを自分たちで考えて組み合わせてたね。
―― メジャーで大きく取り上げられていた頃は、レコード会社から「こういう曲を作れ!」みたいな指示とかはあったのですか。
TUSK:全くなくはなかったかもしれないけれど、もしそういう指示があっても言うことを聞いてなかったと思うよ。別に俺たちはあの当時、売れたくてバンドやっていたというよりも、やりたいことをやってたいって気持ちのほうが強いからさ。
だけど、バンドを続けて90年前後くらいのときになるとメンバーの中には「売れなくちゃ意味がない」って考えも出てきたりもするからさ、メンバー同士考えが一致しなくてもめるようなことはあったよね。
KIBA:それに関しては、どっちが正解ってのはないよね。どっちも正しいんだと思う。
TUSK:でもさ、そんな中でもGargoyleはメンバーが辞めたってことはあっても、解散や活動休止は一度もないわけじゃん。KIBAっちの「辞める理由がない」っていうスタンスは本当にすごいよね。
KIBA:だってまだまだやり残してることも多いし。
TUSK:そうなの? だいぶやってるほうだよ(笑)
―― そのやり残したことの例は何がありますか。
KIBA:こういうライブをみたいな具体的なのもあるけれど、一番はまだまだ自己表現をしていきたいからかな。
最近ぼくって他のバンドだったらやれてなかったって思うんだよね。たまたま自由に表現が出来たGargoyleだからやれたけど、他じゃ全然通用しないタイプだって。ただ自分を表現してたいだけだもん。
TUSK:KIBAっちってさ、ライブとかだと近づきにくい雰囲気だしてるけどさ、いざ喋ってみるとめちゃくちゃハッピーなオーラ出してくれるよね。それはステージ上では一切感じられないし、ライブで目指しているところではないかもしれないけど、良い意味でのギャップだよ。
KIBAっちの誕生日のときにさ、ちょうどスラットバンクスとGargoyleでツーマンだったじゃない。そのときにさ、せっかくだからケーキを用意しようかと思ってKATSUJI君(※当時のドラマー。現クロマニヨンズ)とかにこっそり相談したらさ、「いや……どうですかね」と反応が暗くてさ、KENTARO君(※当時のギター)に相談しても「KIBAさんそういうのどうなんでしょう……」なんてこっちの不安を煽るようなことを言うわけよ。んで最終的にTOSHI君に相談したら「良いんじゃない?」って言ってくれて。
それでライブの途中でタイミングを見計らってケーキを持ってたらさ、ちゃんとお約束で顔面からケーキに沈んでくれたよね(笑)
―― KIBAさんから見て、ボーカリストとしてのTUSKさんをどう感じますか。
KIBA:昔のTUSK君はすごく繊細そうって。でも真ん中には自分って芯が通ってるみたいな。いまのTUSK君は芯は同じでも強くて大らかって感じ。
初期の繊細さとは真逆を、いまはするでしょ。同じ人が両極端をあのクオリティーと魅力でできるのすごいなって。どっちのスタイルもぼく個人としては好きだし。
―― いまKIBAさんがおっしゃったようなTUSKさんの変化は、音楽性の変化からなのでしょうか。
TUSK:いや、音楽性の変化というより、歌いたいことが変わってきたっていうのが正しいな。
俺は基本的にダメな人間に対して歌いたいんだよね。もう自分ってどうしようもないよねっ、ていうときに救ってくれる歌が好きだからさ。そうなると歌い方も歌詞の内容も変わってくるから、そこでの変化だと思う。
―― KIBAさん自身はボーカルスタイルの変化はいかがでしょうか。
KIBA:ぼくの場合、意図的に変えたのが一度だけあるかな。初期のギターだった屍忌蛇君が脱退したときに。彼が弾いてくれていたのって6年間で、40年近くGarogyleをやっているなかで考えると、たった6年みたいに思えるけど、20代の6年って重みがちがったから。
だから彼が辞めるとなって、どうしようどうしよう、全てが変わっちゃう、って思ったけど、新メンバーが加わって新しいGargoyleになったことで、自分も変えていった。
歌詞も尖っていたと思うんだけど、鉛筆の芯みたいに尖りすぎていっててこのままだと折れちゃうかもって思っていたし、ちょうどそのタイミングで変えて。
それまでって自分が思うことをそのまま書いてて、誰にも理解されなくてもいいくらいに考えてたんだよね。だけど自分の思いや考えていることを他の人に伝えたいって変わったかな。
―― 歌詞はお二人とも書かれますが、どのようにして生み出しているのですか。何か頭に思い浮かんだことをメモしたりとかするのでしょうか。
TUSK:スラットバンクスの場合は曲があって、それを聞いて湧いてくる感じ。バンドのときはバンドサウンドありきだからね。そこに合わせるよ。
だけど自分でギターを抱えて一人で歌うようなときは、歌詞が先というか、こういうことが歌いたいなってイメージが先にある感じだね。
KIBA:ぼくは歌詞を書くってなったときに、いちばん思ってることから書くようしてる。考えや思うことや、自分も変わるもんだし、いちばん新しい自分を書けるように。だから、メモとかは無いな。
―― TUSKさんはCDから配信に変わりつついま、その変化にはどう感じられていますか。
TUSK:いや、もう個人的にはライブで稼ぐってことを考えてるよ。CDはいまの時代、いくらでも作りこめちゃうから生々しさとかもない気がするしね。
もちろんスラットバンクスでもアルバムは作っているけど、ここ4~5年でもう限界かなって感じる。俺もCDを買うこともなくなっちゃったし。だけどレコーディングとかが好きな人はCDを作っても良いし、配信もすればいいと思う。個人的にはあまりレコーディングとかも好きじゃないしさ。
KIBA:CDでも配信でも、好きな形で聞いてくれれば。ライブを楽しんでもらうためのテキストって思ってるし。
―― 最近のライブハウスで以前と変わったことは何だと思いますか。
TUSK:タバコが吸えないことでしょ(笑) でもまぁ、世の中が変わってきてるから仕方がないところもあるからさ、それはいいんだけど、ライブハウスの外にある喫煙所みたいなところで吸ってても、「ここにたむろしないでください」みたいなことを言われてしまうと、ちょっと悲しいよね。
一人の弾き語りで良いなって思うのは、バーとかでも歌うでしょ、そういう場所ってタバコOKだから助かるよね。でも喫煙所をちゃんと設置しているライブハウスもあってさ、そういうところは喫煙者のことも考えてくれるなって思うよ。
出演者って意味での変化はさ、いまはアイドルから何から誰でも出られるでしょ。80年代や90年代じゃそういうのなかったからさ、誰でも出られるようになったってのは良いことなんじゃないかな。
だけど、その分ビジネス的というか、出演することにおいてシステマチックになったって意味では寂しいかな。
KIBA:それはあるかもね。ぼくが出ていたバハマとかもそうだったけど、終演後にはお店から毎回ライブの感想やアドバイスが細かくあって、そういう密接さがあったよね。ぼくは毎日バハマに行って店の人たちと遊んでたくらいだし。どちらかというと、家内制手工業みたいな雰囲気というか。
TUSK:ライブハウスといえばさ、搬入搬出がほんと俺は嫌いだったんだ。その作業だけは勘弁してよって思ってたんだよ。でもさ、Gargoyleと遠征したときメンバー全員がどでかいグローブを付けてさ、ガッツリ搬入搬出するでしょ。俺は搬入搬出は勘弁してくれってタイプだからそれにビックリしたんだよね。
それに影響受けてさ、俺もグローブ用意したり真似してみたんだけど身がもたなかったね(笑)
だけど、率先してKIBAっちとかTOSHI君のそういう姿を見せられるとメンバーやスタッフもついてこうってなるよね。Gargoyleのそういうとこ本当にすげぇって思うよ。
(文・構成=編集部、撮影=石川真魚)
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