Number_i、世界最大級フェスに出演!「海外進出どうなった?」の批判封殺へ
#Number_i
平野紫耀、神宮寺勇太、岸優太からなるダンスボーカルグループ「Number_i」が、米カリフォルニアで開催される世界最大級の音楽フェス「コーチェラ」で4月14日(現地時間)に海外ライブ初出演を果たすことが決定した。同グループは快進撃を続ける一方で「海外進出したいから前グループ抜けたはずなのに国内でしか活動してない」といった批判があったが、そうした否定的な声を封殺しそうだ。
Number_iが登場するのは、世界最大級のフェス「コーチェラ・バレー・ミュージック・アンド・アーツ・フェスティバル2024」。アジアにルーツを持つアーティストを世界に発信するプラットフォーム「88rising」による特別ステージ「88rising Futures」が4月14日に開催され、YOASOBI、Awich、新しい学校のリーダーズらと共にNumber_iが出演する。
同ステージへの出演について、Number_iは「世界最高峰のコーチェラに出演することは、Number_iにとって夢の1つです。今回『88rising Futures』に参加させて頂く事になりました。こんな素敵なチャンスをくださり本当にありがとう!“ぶちかまします!”」と、強い意気込みを示すコメントを発表した。
Number_iは、昨年5月にKing & Princeを脱退した平野、神宮寺、岸の3人が滝沢秀明氏の率いる芸能事務所「TOBE」で昨年10月に結成したグループ。今年1月にリリースしたデビュー曲「GOAT」が、配信から3日でYouTubeのミュージックビデオが再生数1000万回を突破し、オリコンの「週間デジタルシングル(単曲)ランキング」で2週連続1位を獲得するなど華々しいスタートを切った。
今春からは地上波音楽番組への進出攻勢を仕掛け、3月2日にNHK総合の『Venue101』に出演したのを皮切りに、同30日に日本テレビ系の新音楽番組『with MUSIC 春の2時間スペシャル』で民放初出演を果たし、4月1日にはTBS系『CDTVライブ!ライブ!4時間30分スペシャル』に登場。さらに、10日にはフジテレビ系『週刊ナイナイミュージック拡大号』、12日にはテレビ朝日系『ミュージックステーション』への出演が控えている。とくに旧ジャニーズの牙城だった『Mステ』では、WEST.や20th Centuryとの共演が実現する見込みで注目度が高まっているようだ。
また、平野は今年に入ってから個人でサントリー、ボシュロム・ジャパンなど4社とのCM契約を獲得し、イヴ・サンローラン・ボーテのアジアアンバサダーなども務めている。
飛ぶ鳥を落とす勢いの大活躍といえるが、その一方で批判の声もあった。3人は前グループからの脱退と退所を発表した際にそろって「海外進出」に言及し、「全力で取り組んだとしても(キンプリでの海外進出は)もう遅い」と感じたことなどが脱退の決断につながったとコメントしていた。
さらに、平野は退所前最後の個人ブログで「ジャニーさんごめんねー!目標届かなかった!!!ただできないといわれたら仕方がない!!」と記し、故ジャニー喜多川氏の夢でもあった海外進出を目指したが、事務所から「できない」と言われたことを示唆。事務所との意見の相違が退所の背景にあったことをうかがわせた。
そうした経緯があったため、国内の歌番組に相次いで登場したり、平野がCMに出演したりといった活動に対して、一部で「キンプリ時代とやってることが一緒でグループを抜けた意味がない」「海外進出のためにキンプリ辞めたんじゃなかったの?」「ただ3人でタッキーの事務所に移籍したかっただけに思える」といった批判的な声が上がっていた。しかし、今回の「コーチェラ」出演決定によってそうした声を封殺しそうだ。
3月にTOBEの所属アーティストが総出演した東京ドームコンサートが4日間にわたって開催され、滝沢氏は「(今回のドーム公演は)海外で活動する意気込みを示した時間。世界に飛び立つ土台になる」「ここまではやろうと思えば誰でもできる。グローバルに通用するアーティストを作るのが僕の次の課題」と今後の展望を語っていた。国内の活動を土台に海外へ羽ばたくというのが基本路線なのだとみられる。
その海外戦略のエースとなるのは、間違いなくNumber_iだろう。今回のステージ出演は、彼らの夢の実現に向けての大きな一歩となりそうだ。
サイゾー人気記事ランキングすべて見る
イチオシ記事