春ドラマ4月続々スタート!「コケそう」と業界内で不安視される3作とは?
#ドラマ #月9 #366日
2024年4月期の春ドラマがいよいよスタート。早くも注目されている作品がある一方で、業界内で「コケそう」と心配されている作品もチラホラ……。そこで、特に視聴率の面で先行き不安な3作品をピックアップしたい。
広瀬アリス主演『366日』
フジテレビ系、月曜午後9時、4月8日スタート
月9枠でスタートする『366日』は、HYの楽曲「366日」に着想を得た“一生、忘れられない恋”を描いたラブストーリー。
音楽教室の事務受付をしている28歳の雪平明日香(広瀬)と高校時代の同級生水野遥斗(眞栄田郷敦)が再会し、12年越しに交際するが、ある日、遥斗を予期せぬ悲劇が襲い、彼は意識不明の重体になってしまう……という内容で、坂東龍汰、長濱ねる、綱啓永、北村一輝らが出演する。
連続テレビ小説『エール』(NHK)や『彼女はキレイだった』(フジテレビ系)、『リバーサルオーケストラ』(日本テレビ系)など、評価の高いドラマを数々手掛ける清水友佳子氏が脚本を手掛けるとあって、期待が高まる。
一方、月9枠は視聴率で苦戦しており、昨年7月期の『真夏のシンデレラ』、同10月期の『ONE DAY~聖夜のから騒ぎ~』、今年1月期の『君が心をくれたから』と、3作連続で平均世帯の全話平均で5%台(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録。そのため、『366日』も「同じような結果になるのではないか」と心配されているようだ。
とはいえ、『真夏のシンデレラ』と『君が心をくれたから』に関しては、民放公式動画配信サービス・TVerの再生数で健闘。同じく恋愛モノである『366日』も、動画配信でのヒットに期待したい。
山下智久主演『ブルーモーメント』
フジテレビ系、水曜午後10時、4月24日スタート
山下智久が主演を務める『ブルーモーメント』も、視聴率が不安視されているという。
山下といえば、数々のヒットドラマで主演を務めてきた俳優だけに、コケるとは思い難い。
しかしながら、同枠は1月期に放送された3時のヒロイン・福田麻貴主演『婚活1000本ノック』が全話平均2.8%を記録しているだけに、この不調を引きずってしまうのではないかと一部で心配されているようだ。
また、昨年10月期の向井理主演『パリピ孔明』も全話平均4.5%と振るわず、「面白いのに、視聴率低すぎ」と話題に。“死に枠”と指摘する声もあり、『ブルーモーメント』にも不安がよぎる。
なお、同ドラマは、気象庁気象研究所の研究官・晴原(山下)が、SDM(特別災害対策本部)のリーダー格として災害現場で奮闘する物語。
ノリとしては、山下主演の大人気シリーズ『コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』(同)を彷彿とさせる部分もあるが、果たして……。
松本まりか主演『ミス・ターゲット』
テレビ朝日系、日曜午後10時、4月21日スタート
『ミス・ターゲット』は、全国ネット地上波連続ドラマ初主演となる松本まりかを筆頭に、上杉柊平、鈴木愛理、沢村一樹らが出演するコメディドラマ。
映画『ハケンアニメ!』(22)の政池洋佑氏が脚本を手掛けるオリジナル作品で、結婚詐欺師の朝倉すみれ(松本)が本気の婚活に乗り出し、初めての恋愛に奮闘する姿が描かれる。
同ドラマが放送されるテレ朝の日曜午後10時枠は昨年4月に新設されたものの、裏番組の『日曜日の初耳学』(TBS系)などに押され、視聴率で爆死状態が続いている。
松本の演技力に魅了されるファンも多そうだが、ネット上では「面白そうだけど、キャストが地味だなあ」との指摘も見られ、視聴率では苦戦が予想される。
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