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バカリズムは篠原涼子の演技に…『イップス』スタッフが疲弊しているワケ

バカリズムは篠原涼子の演技に…『イップス』スタッフが疲弊しているワケの画像1
バカリズム

 1月期のドラマが続々と最終回を迎え、視聴者の興味は4月期の新ドラマに移っている。中でも注目作のひとつとなっているのが4月12日にスタートする『イップス』(フジテレビ系)だ。

 篠原涼子とバカリズムがW主演する本作は、“書けなくなってしまった”おしゃべりなベストセラーミステリー作家(篠原)と“解けなくなった”自己評価高めのエリート刑事(バカリズム)という互いに「イップス」を抱えた2人が、事件を解決していくミステリーコメディ。しかし、早くも現場では不穏な空気も漂い始めているという。

 テレビ関係者が声を潜めて言う。

「2022年の映画『ウェディング・ハイ』で主演と脚本家としてタッグを組んだこともあり、相性は抜群かと思われましたが、どうもバカリズムと篠原の演技と相性がそこまでよくないようなんです。篠原といえば、昨年はドラマ『ハイエナ』(テレビ東京系)の視聴率が振るわず、このところ主演作で結果を残せず、脇役女優に甘んじている。今回は得意のコメディとあって、絶対に負けられないところでしょう。しかし、彼女のコメディ演技は昔から変化がなく、“何をやっても篠原”。一方のバカリズムはプロ意識が高く細部まで気になってしまうタイプで、篠原について『演技が古い』『やりにくい』と感じているのかもしれません。しかし、それを本人には直接言うことができないため、たびたび呼び出されて文句を聞かされるスタッフが疲弊しているとか」

 3月25日に放送された特番『FNSドラマ対抗お宝映像アワード』でも、NGを連発する篠原の姿が映し出されていたが、バカリズムの目が笑っていなかったように見えたのは気のせいか……。

「W主演とはいえ、立場は完全にバカリズムが上でしょう。昨年1月期のドラマ『ブラッシュアップライフ』(日本テレビ系)ではネット上で『天才!』の声がかかるなど、今やバカリズムは脚本家としての評価が高い。これまで日テレとの距離が近かったバカリズムですが、フジは今回『主演俳優』というウルトラCでの強奪を仕掛けてきた。そんな裏の思惑もあって、篠原よりも格が高いバカリズムのご機嫌を取ることのほうが現場では重要タスクとなっているのかもしれません」(前出・テレビ関係者)

 スタッフが言いたいことも言えなくなる“イップス”にならなければいいが。

大山ユースケ(ライター)

1990年、千葉県生まれ。某大手メディアに勤務中の複業ライター。得意ジャンルはお笑いと酒。

おおやまゆーすけ

最終更新:2024/04/03 09:00
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