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日刊サイゾー トップ > エンタメ > お笑い  > ランジャタイと「終王ノブ」【週末お笑い雑話】

ランジャタイと「終王ノブ」、尼神インター解散、老害芸人ってなんだ……【週末お笑い雑話】

今週あったお笑い界隈の話題をピックアップ! ライター・新越谷ノリヲと担当編集Sが勝手にしゃべります。お聞き流しのほどを~。

■ランジャタイと「終王ノブ」

編集S あらためて『ランジャタイのがんばれ地上波!』最終回。

新越谷 「終王ノブ」すごかった。

編集S ずっと笑ってました。

新越谷 国崎がプロデュース力を見せつけましたね。「お笑いの日」のダイアン津田もそうですけど、他人のパブリックイメージをデフォルメする能力の高さというか。

編集S ノブのパブリックイメージって、あんなんでしたっけ。

新越谷 ノブの中にいわゆる「芸能人」を見てるんだと思う。前にこの番組にMOROHAがゲストできたとき「三文銭」のギターでカニ料理のラップしたことあったじゃないですか。ノブがわざわざ北陸まで5万円のカニを食いに来て、写真を撮りまくってるという。

編集S 即興のやつですね。あれもすごかった。

新越谷 ノブ自身も俳優やミュージシャンとインスタ撮ったりすることでポップなセルフプロデュースをしてきた人だし、ホントにミーハーではあると思うんですよね。アプローチとしては『チャンスの時間』の「ノブの好感度を下げておこう」に近いと思うけど、「終王」のほうがオシャレな感じ。

編集S オシャレか。そうか。

新越谷 津田のときも、ユースケの感想聞いてみたいと思ったけど、今回もそう。大悟がどう思ったのか聞いてみたい。あとはもうほんとに夢物語だけど、いろんな芸人を国崎が自由にプロデュースする番組を見てみたいと思いました。

編集S 1人コントをやらせる感じですか?

新越谷 1人じゃなくてもいいと思うんですよね。『ここにタイトルを入力』でやってたみたいに、既存の番組をひな形にしてパロディしてもいいと思う。演者としての国崎もめちゃくちゃおもしろいけど、ちょっと国崎自身の体の中にクリエイティブ能力が収まり切らなくなってる感じ。

編集S なるほど。

■尼神インター解散

編集S 尼神も解散とか。

新越谷 ねえ、いいコンビでしたけど。

編集S 最近はあんまりコンビ活動してなかったんですかね。『M-1』もラスト2年は出てなかったですし。

新越谷 おととしの夏に『AマッソのMBSヤンタン』に村上のかわりに誠子がゲストで来たことがあって。

編集S むらきゃみですね。

新越谷 そう、当時は村上。で、「尼神インターにはファンがいない」って話をしてたんですよね。「1人もいない」って。

編集S そんなわけないでしょう。売れてたし。

新越谷 加納に「ずっと憧れてるよ、あんたシュッとしてるやん」って。コンビ仲がどうこうというより、コンプラ的にも自分の人生的にもブスキャラに振り切れなくなって、なんかいろいろ悩んでるんだろうなという感じはありましたよね。

編集S 確かに「Dr.ハインリッヒさんとAマッソはうらやましい」って言葉は、リアルではありました。

新越谷 大阪吉本じゃなかったら、また違ったかもしれないとは思いますけど。誠子も、あそこまで誠子誠子しなくても売れてた可能性はあると思う。吉本だからガチガチにキャラが出来上がって売れたという見方も、もちろんありますけど。

編集S いずれにしろ、今後の活躍を祈りたいですね。

新越谷 祈りたいですねえ。渚も誠子も。

■老害芸人ってなんだ

編集S 『アメトーーク!』持ち込み企画、おもしろかったですね。

新越谷 水田がさんざん悪態をついたあとに「この時期に言うことじゃない」って。

編集S 井口の身長低い漫談も冴えてましたね。Sサイズが上にある服屋の鉄板ネタとか。女の人にアゴクイしたら遠ざかった話も。

新越谷 さすがに仕上がり倒してる。井口、むかしnoteに書いてましたね。母親に「芸人だったら、背低くてもいいのになー」って言われたのを、ずっと覚えてるって話。

編集S いい話風のやつですね。

新越谷 あと、井口が出した候補の中にラブレターズが入ってなかったのが地味に面白かった。

編集S 冷たいですよね(笑)。

新越谷 カズレーザーの「老害芸人」もよかったですね。カズが、粗品、兼近、サーヤ、くるまの名前を挙げて「たぶん我々、この人らの下で働くじゃないですか」って言ったところ、ゾクゾクした。

編集S 空気、一瞬止まりましたよね。そりゃそうかもしれないけど、そんなはっきり言うなよって顔のビスブラ原田と、深くうなずくガクテンソク奥田。

新越谷 あと、兼近が『R-1』準決勝に行ったことで先輩らの見る目が変わったって話もよかった。ナメられてたのを実力で見返すって、こういうことなんだよなと。『R-1』準決勝33人に入る難しさは、芸人ならよくわかるでしょうからね。

編集S 持ち込みの中でも、背が低い芸人はすぐにでも実現しそうですよね。

新越谷 ラブレターズ呼ばれますかね。

(文=新越谷ノリヲ)

新越谷ノリヲ(ライター)

東武伊勢崎線新越谷駅周辺をこよなく愛する中年ライター。お笑い、ドラマ、ボクシングなど。現在は23区内在住。

n.shinkoshigaya@gmail.com

最終更新:2024/03/29 17:00
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