『踊る大捜査線』新作映画の主演が織田裕二ではない背景になにが…
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1997年に放送が始まった『踊る大捜査線』(フジテレビ系)シリーズの新作映画が、2024年秋に公開されることになった。主演は柳葉敏郎だという。
『踊る』シリーズは東京・お台場にある架空の警察署を舞台に、本庁と所轄の力関係や警察官僚と所轄刑事の立場の違いなどを描いた異色の刑事ドラマ。脱サラをして湾岸署刑事課に配属された異色の警察官・青島俊作(織田裕二)と、本庁のキャリア組の室井慎次(柳葉)の友情が大きな魅力でもあった。
「『踊る大捜査線 THE MOVIE2/レインボーブリッジを封鎖せよ!』(2003年)は、興行収入173.5億円を記録。公開から20年以上経った今もなお、邦画実写では歴代1位をキープしています。新作映画では柳葉らメインキャストと共に、亀山千広プロデューサー、 本広克行監督らスタッフも再集結。青島が室井と交わした『あんたは上にいろ。俺には俺の仕事がある。あんたにはあんたの仕事がある』という約束から27年の時を経た物語となるようです」(映画ライター)
しかし、日本の映画界に輝かしい金字塔を打ち立てた人気シリーズの復活に、織田の名前がないのは寂しい限りだ。その内情をテレビ関係者が耳打ちする。
「かつて“視聴率男”と呼ばれた織田ですが、最近では『世界陸上』(TBS系)MCも降板し、主演ドラマは数字的に苦戦。再び脚光を浴びるためにも自身の代表作はこれ以上なくうってつけで、本人も昨夏の段階では主演を快諾していたといいます。それを受けて、フジもプロジェクトを始動。昨秋の映画『翔んで埼玉 ~琵琶湖より愛をこめて~』が大ヒットするという追い風もあり、潤沢な制作費を投入してキャスト、スタッフを再集結させた。しかし、その後に突然、織田が主演オファーに断りを入れたそう。『踊る~』が大コケしたら自身が“オワコン”であることが確定してしまうリスクを懸念した……などとささやくスタッフもいます。もちろんフジは大慌てとなりましたが、柳葉のスピンオフ作で着地。織田はカメオ出演の可能性は残っているようで、新作がヒットすれば2025年に改めて主演作が用意される可能性も残されているとか」
青島刑事の勇姿が見られないのは残念だが、柳葉主演作品は、それはそれで話題になるだろう。
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