ふかわりょう、松本人志への否定発言で思い出す「安室奈美恵のピアノ騒動」
#松本人志 #安室奈美恵 #ふかわりょう
3月26日放送の情報番組『バラいろダンディ』(TOKYO MX)で、MCのふかわりょうがダウンタウン・松本人志について言及。その辛らつな内容が、ネット上で反響を呼んでいる。
28日に文藝春秋ほか1名に損害賠償などを求めた訴訟の第1回口頭弁論を控える松本は、25日にXを76日ぶりに更新。
ここで松本は、「人を笑わせることを志してきました。たくさんの人が自分の事で笑えなくなり、何ひとつ罪の無い後輩達が巻き込まれ、自分の主張はかき消され受け入れられない不条理に、ただただ困惑し、悔しく悲しいです。世間に真実が伝わり、一日も早く、お笑いがしたいです。ダウンタウン松本人志」と声明を発表した。
この投稿には、「松ちゃん待ってるでー! 頑張ってやー!」「ずっと好きです! 松本人志のいないテレビはつまらない」と応援するファンのリプライが相次いでいるが、一方で「そもそも松ちゃんの主張って何? まったく伝わってこないんだけど」「主張したいなら会見開けばいいのに」と疑問の声も少なくない様子。
ふかわりょう、松本人志のX投稿に「私は見たくなかった」発言
そんな中、前述の『バラいろダンディ』では、松本の声明についてタレントの山田邦子が「一応コメントが出たので、うれしかったんです。だけど肉声が聞きたいですよね。早く(松本と)しゃべりたいです。オファーをいただいて、共演できるかなと思った番組も行ってみたら、松ちゃんがいなかった」「(Xでの投稿は)やっぱなんかちょっと違う感じがある。肉声が聞きたいですね」とコメント。
次いで、山田から「どう?」と問われたふかわは、「このツイート(ポスト)に関して言うと、私は見たくなかったです」と発言。これに山田が驚くと、ふかわは「場所にこだわらなければ、松本さんの笑いをたくさんの人が待っていると思います。今はこのくらいしか言えないですね」と続けた。
このふかわの発言に、ネット上でさまざまな意見が飛び交う中、「松本さんの権力によって自分の立場が危うくなる恐れもあるのに、とても勇気のある発言」「このコメントにすべてが集約されてる。ふかわさんは当たり障りのない発言をしないのが潔い」と賛辞も少なくないようだ。
ふかわりょう、フジテレビ嫌韓騒動で思い切った発言
これまでも攻めた発言がたびたび反響を呼んでいるふかわだが、代表的なところでは、2011年の“フジテレビ嫌韓騒動”だろう。当時、俳優・高岡蒼佑が“フジテレビは過剰な韓流推しをしている”と批判して社会的な問題に発展。
この時、ふかわは自身のラジオ番組で「言論の自由っていうのが言葉だけは存在しているけど、実際にはすごく閉鎖的で、言論統制が行われているような殺伐とした空気感。村八分社会がいまだに続いていて、違うことをやると槍玉に挙げられる」と発言。
さらに、「影響力がある公共の電波を用いて一企業の私腹を肥やすやり方を推進するのは、違反なことだと思う」「テレビは時代を映すものではなくなった」「完全に終わったなと思った」などと、暗にテレビ局を批判するようなコメントを繰り返したため、“高岡寄りか”と話題になった。
また、13年には、歌手・安室奈美恵の当時の新曲「Let Me Let You Go」のミュージックビデオにふかわが苦言を呈し、波紋を呼んだことも。
ふかわりょう、過去には安室奈美恵のMVに苦言
同ビデオは安室のピアノ演奏シーンが見どころであり、多くのメディアが「安室奈美恵がピアノ演奏を初披露!」と紹介。
しかし、幼少期からピアノを習っていたふかわは「その弾き方では、この音は絶対に出ません、という弾き方」「ピアノをやってる人は騙せないんですよ。指の形がどうしても初心者の形」「その弾き方では、絶対にそんな音にはならないという鍵盤の押さえ方をしてしまっている」と持論を展開した上で、「おい、どうしたエイベックス、舐めてんのかと。音楽ファンを、日本を」「なぜこれをやらせちゃったの。僕はそれを見た瞬間に、安室さんってのはアーティストじゃないんだと。パフォーマーなんだと(思った)」「安室ちゃんクラスにケガをさせる必要はなかった」と嘆いたため、一部の安室ファンを激怒させていた。
エッセイなどのほか、今月19日には書き下ろし小説『いいひと、辞めました』(新潮社)を発売するなど、文筆家としても活躍するふかわ。今回の発言は一部ネットユーザーの間で“株を上げた”ともいえるが、彼が所属するワタナベエンターテインメントはどう捉えているのだろうか。
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