波田陽区は2,000万円オーバー! 一発屋芸人たちの「最高月収」プレイバック
#波田陽区
26日、フジテレビ昼の帯番組『ぽかぽか』にピン芸人・波田陽区がゲスト出演。福岡を拠点にしている現在の活動について明かしている。
波田は8年前の2016年4月に家族とともに福岡市内に転居。ワタナベエンターテインメント九州事業部に籍を移している。移住当初は仕事がまったくなく「アルバイトしてて、朝5時起き。福岡国際空港で海外に行く人にWi-fiを渡すっていう仕事。週5で働いてました」というが、現在はローカル番組を中心に売れっ子生活を送っているという。
「めちゃくちゃ(性格が)明るくなったの。どう? 自分の中では10倍明るくなった。目を合わせて話せるようになったし」と、自らの変化を語る波田。充実した毎日を送っているようだ。
波田といえば、04年に「~ですから! 残念!」でおなじみの“ギター侍”キャラで一世を風靡。MCのハライチ・澤部佑が当時の事務所の先輩である波田について「めちゃくちゃ儲けてた。我々はその生活を見ていましたから」と語ると、相方の岩井勇気が「月収2,000万以上」と暴露。波田がタジタジになる一幕もあった。
当時の様子を波田本人が語っているのが、19年10月に放送された『ぐるナイ2時間SP』(日本テレビ系)だ。波田はこの番組内でブレーク当時について「石油王と呼ばれてました。毎日食べ歩いて、1回20万は使っていました」と、その豪遊ぶりを明かしている。
波田の最高月収については、20年12月に放送された『カズレーザーの図図図』(テレビ東京系)で具体的な数字が明かされている。その額は驚きの2,800万円。年収にすれば数億を超えていたことになる。
同番組では、さまざまな一発屋芸人たちの最高月収が明かされている。
中でも最高額だったのが、「ヒロシです……」の自虐ネタで『エンタの神様』(日本テレビ系)に出演し、大ブレークしたヒロシ。その最高月収は4,000万円だったという。
また、プロレスラー・長州力のモノマネで知られた長州小力は2,000万円。クマムシは1,600万円、小島よしお、レイザーラモンHGは1,200万円、スギちゃんも1,000万円を超えていたというから天を仰ぐしかない。
ブームが終焉した後の行く末はさまざまだ。波田陽区同様、地方ローカルを中心に活動しているのが「あったかいんだから~」で知られるクマムシ。佐藤大樹の地元である富山県とお隣の石川県でレギュラーを務めるなど地道な活動を続けており、今年4月からはナイツ・塙宣之が会長を務める漫才協会に所属して浅草の舞台に立つ。
ヒロシはマネジャーとともに所属していたサンミュージックを離れ、個人事務所を設立。YouTubeで公開していたキャンプ動画が評判を呼び、現在では「キャンプ芸人」の第一人者としてマイペースな活動を続けている。
山口県出身の波田にとって、故郷に近い福岡での家族との生活は順調そのものの様子。これもまた、ひとつの理想のキャリアといえそうだ。
(文=新越谷ノリヲ)
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