テレビから干された旧ジャニーズ事務所の命運を握る「4人のテレ朝新ドラマ」
#テレビ朝日
旧ジャニーズ事務所(現SMILE―UP.)の性加害問題を巡り、メディア各局では4月番組改編に伴い猛烈な勢いで“ジャニーズ切り”が行われている。
NHKでは今年度末で所属タレントのレギュラー番組8本が消滅。新番組もなく、当面は起用しない方針だという。日本テレビでも2017年6月から続いていた旧ジャニーズ枠であった『シンドラ』が、TBSではSnow Man・向井康二と目黒蓮がレギュラーを務めていた『アイアム・冒険少年』がそれぞれ終了。フジテレビ、文化放送でも共に4番組が一掃されることとなった。
「何といってもインパクトが大きかったのがNHKの8本終了です。“干す”という明らかな意思表示に、たまらず井ノ原快彦ら事務所幹部が同局を訪れて再考を求めたといいますが、決定を覆すことはできなかった。苦肉の策として、旧ジャニーズ事務所は蜜月関係にあった日本テレビに自社の一社提供番組を打診したようですが、目下『セクシー田中さん』トラブルで揺れているさなかとあって、時期が悪いと見送られたようです」(テレビ関係者)
そんな旧ジャニーズ事務所にとって“頼みの綱”となっているのが、テレビ朝日だ。4月には木村拓哉主演の『Believe-君にかける橋-』、井ノ原主演の『特捜9』、King & Prince・永瀬廉主演の『東京タワー』、KAT-TUN・亀梨和也出演の『Destiny』と、4本ものドラマがスタートする。
「これらドラマの成否が今後の事務所の命運を大きく左右するのは間違いありませんが、早くも不安材料ばかりが聞こえてきます。井ノ原の『特捜9』は手堅い人気があるものの、視聴率は右肩下がりが続き、昨年放送のseason6ではついに全話世帯平均視聴率が2桁割れしてしまった。永瀬はメインキャストとなったドラマがことごとく大コケしており、亀梨は共演者の田中みな実との熱愛が発覚したばかり。頼みの木村も演出や美術への要求が厳しく、スタッフとの不協和音がささやかれています。結果を残せずテレ朝にも見放されれば、さらに深刻な状況に追い込まれていきそうです」(テレビ誌ライター)
NHKでは3月2日放送の『Venue101』にて、元キンプリの平野紫耀、神宮寺勇太、岸優太を出演させていたが、これからテレビ各局の“すり寄る相手”が変わっていくのだろうか。
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