『変な家』興行成績1位で『映画ドラえもん』超えも…ネットで酷評続出のナゼ
#映画 #間宮祥太朗
間宮祥太朗と佐藤二朗がダブル主演を務め、川栄李奈がヒロインを演じるミステリー映画『変な家』が3月15日に公開された。全国週末興行成績ランキング(興行通信社調べ、3月15~17日)では、公開3週目の『映画ドラえもん のび太の地球交響楽』を上回り、初登場1位を獲得したが、ネット上では酷評も目立っているようだ。
原作はミステリー作家でYouTuberの雨穴氏によるベストセラー小説『変な家』(飛鳥新社)。展開としては、2020年10月にウェブメディア「オモコロ」と雨穴氏の公式YouTubeで公開された「【不動産ミステリー】変な家」が最初だ。
同YouTube動画は現在1820万回再生を超えており、これまでに小説、漫画、朗読劇としても展開。今回実写映画化された『変な家』は、全国317館で大規模公開され、初日から3日間で観客動員34万4000人、興行収入4億7400万円を記録した。
そんな出だし好調な『変な家』だが、ネット上では「急に大きな音が出るシーンは、本当にマジでビビった! 若い子が友だちと怖がりながら見るにはおすすめ!」「キャストが豪華だし、原作にないシーンもかなり楽しめた」と好意的な声が見られる。
一方で、「後半で急にB級ホラーが始まって、呆気にとられた。この映画を作った方は、雨穴作品のじわじわくる怖さを理解していないのか?」「映画館はほぼ満席だったけど、内容は原作の良さを潰してた。不気味さよりも音で驚かすタイプのホラーだった」などと不満の声も目立ち、賛否を呼んでいるようだ。
間宮祥太朗に「もったいない」……同情の声も
また、主演を務めた間宮に対し、「良い役者さんなのに、最近作品に恵まれず、もったいない」「間宮くんって最近、物議を醸す作品にばっか出てない?」といった声も。
現在、俳優・小栗旬が代表を務めるトライストーン・エンタテイメントに所属する間宮だが、昨年7月期の月9ドラマ『真夏のシンデレラ』(フジテレビ系)で森七菜とダブル主演を務めた際には、ツッコミどころの多さが話題に。
放送当時、「間宮祥太朗の無駄遣い」と指摘されることも多く、間宮自身もクランクアップ時のあいさつで「正直、いろいろ言いました。はい、自覚あります(苦笑)。いろいろ言いましたけど」と話し、制作側に異論を唱えていた様子だった。
ただ、そんな間宮が単独主演を務める新連続ドラマ『ACMA:GAME アクマゲーム』(日本テレビ系)が、来月7日よりスタート。人気コミック『ACMA:GAME』(講談社)を原作としており、間宮の実力を生かした内容が期待される。
オリジナル展開が一部原作ファンを困惑させている様子の『変な家』。興行収入がどこまで伸びるのか、はたまた潮が引いてしまうのか注目したい。
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