松本潤に「独立計画」報道…業界内は「タレント業メインでなくなる」との見方
#松本潤
嵐の松本潤が「独立疑惑」を報じられた。昨秋に二宮和也が嵐に所属したまま事務所を退所したこともあり、松本の独立も現実味がありそうに思えるが、業界内では「独立の可能性は低いが、タレント業メインではなくなりそう」という見方が強いようだ。
松本の独立説は、発売中の「週刊文春」(文藝春秋)が「どうする松潤『独立計画』を最強ブレーンに直撃した」と題して報道。記事によると、松本は独立を視野に入れ、ブレーンの弁護士を連れて事務所と話し合いをしているという。松本は嵐の活動休止後、表舞台から去って現TOBE代表の滝沢秀明氏のように舞台やコンサートの演出などを手がけるプロデューサーになりたかったそうで、話し合いで折り合いがつかなければ事実上の退所となる見方もあるようだ。
嵐は2020年末に活動を休止し、以降はメンバーそれぞれがソロで活躍していたが、性加害問題の影響が仕事に及ぶようになり、俳優業メインの二宮はそれを避けるために独立。この独立により「退所してもグループには所属したまま」という“裏技”が明らかになり、嵐の他のメンバーの退所もあり得るのではと騒がれた。
そんな中、松本の気になる発言があった。昨年の大河ドラマ『どうする家康』で主演を務めて以来、松本は地上波から姿を消していたが、今月10日にフジテレビ系の旅番組『なりゆき街道旅』に出演。大河ドラマで共演した俳優の波岡一喜から「殿、大河ドラマやってから地上波に出た?」と問われ、松本が「出てない。初です。たぶんこれで今年終わりです」と答えたのだ。
本当に地上波出演がこれで最後になるなら、松本ほどの売れっ子が3月に「テレビ出演納め」になるのは通常であればあり得ない話で、多くのファンが「異変」を感じたようだ。この異変については、先述した「文春」が伝えているように、松本の「プロデューサー転身」願望が関係しているのではとみられている。
松本は嵐のコンサートで画期的なステージ演出の数々を手がけてきたほか、2021年末には東京ドームで開催したオールスターライブ「Johnny’s Festival」で総合演出を務めるなど、演出家としての手腕は評価が高い。旧ジャニーズ事務所からマネジメント業務などを引き継ぐ新会社「STARTO ENTERTAINMENT」の初イベントが4月に東京ドーム、5月に京セラドーム大阪で開催されるが、これも松本が演出を担当すると伝えられている。
こうした状況から、松本がタレントとしての露出を減らし、プロデューサー業にシフトしていこうとしている可能性は高いように思える。しかし、そうなると「独立説」に疑問符がつく。松本がSTARTO社と契約する旧ジャニーズ系グループのコンサート演出などを手がけるつもりなら、独立するメリットがほとんどないからだ。仮に松本がフリーの演出家になったとしても、STARTO社以外は声をかけづらいだろう。
そうなると、なぜ事務所との話し合いが弁護士を連れてくるほど難航しているのかという疑問が浮かぶが、業界内では「STARTO社は松本にタレントとしても頑張ってほしいと要望し、プロデューサーに専念したい松本と意見が分かれているのでは」と推測する声が上がっている。話し合いの焦点は活動内容や条件面などだと推察され、独立をチラつかせたとしても、それはあくまで「交渉の武器」の一つではないかと指摘されている。
「独立の可能性は低い」という見方が強いのはファンにとって安心材料だが、松本は全力投球した大河ドラマを終えて「タレントとしてはやり切った」と考えていてもおかしくはない。今後は表舞台での露出が激減し、プロデューサー業をメインにしていくことになるのだろうか。
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