ハリウッドザコシショウ、真木よう子騒動で暴走キャラにブレーキ? 最新動画で「世知辛い世の中」
#真木よう子 #ハリウッドザコシショウ
ピン芸人のハリウッドザコシショウが11日、自身のYouTubeチャンネルを更新。真木よう子の「誇張しすぎたモノマネ」に不適切な表現があったとして事務所が謝罪し、芸風への影響を危惧する声も上がっていたが、動画内で「世知辛い世の中になりましたね」などと言いつつ、いつもの調子で新ネタを披露したことでファンを安心させた。
ハリウッドザコシショウ(以下、ザコシ)をめぐっては、2月25日に「誇張しすぎた真木よう子」と題した動画を公開したことで大きな騒動に。真木のインスタライブ動画をマネたものだが、真木がヒートアップして暴れている時の様子を「ティンコンカンコン」と表現するなど、おなじみの「誇張しすぎた」内容になっていた。
動画は瞬く間に100万回再生を突破するなど話題になったが、これに真木が自身のInstagramで大きなショックを受けたことを表明。この記述はほどなく削除されたが、続いて今月8日に病院らしき場所で点滴を受けながらベッドで眠る真木の写真と共に「真木よう子をこうしたのは、岩橋とザコシ」「彼女は意識を取り戻さないから代わりにパートナーである私が知らせます」(現在は削除)とパートナー名義の書き込みがあり、真木から過去にエアガンで撃たれたと告発した元プラス・マイナスの岩橋良昌と共にザコシが名指しされた。
これを受けてか、ザコシが所属するソニー・ミュージックアーティスツは9日に公式サイトで「動画内に、弊社として不適切な表現があったと判断したため、当該動画を非公開とさせていただきました。弊社といたしましては、今後、このようなことがないよう、再発防止に努めて参ります。不愉快な思いをされた皆さまには、心よりお詫び申し上げます」と謝罪文を掲載。動画は非公開になった。
同日、ザコシはフジテレビ系で生中継されたピン芸人の日本一決定戦『R-1グランプリ2024』で審査員を務めたが、一部の視聴者からは「ちょっと元気なさそう」という声も。ザコシが唐突に「BreakingDownの不良のモノマネ」を披露した際、MCの霜降り明星・粗品が「気をつけてください。あなた」「誇張しすぎないようにしてください」と騒動をイジったが、ザコシは「生放送やで!」と慌てた様子に。周囲の芸人たちがツッコミを入れるなどフォローしていたが、現状は「まだ笑いにできない段階」であることをうかがわせた。
こうした状況によって、ネット上では「ザコシのキャラが維持できなくなりそう」「誇張しすぎたモノマネが封印になったら悲しい」「モノマネって誇張するものだし、別に不適切な表現とは思わなかった」といった心配や擁護の声が。
その一方で「今までも声を上げられなかっただけで、ザコシのネタで傷ついていた人はたくさんいたのでは」「この騒動の渦中でネタにしたらバカにしてると思われても仕方ない」「ネタの対象にされた本人が不快に思ったなら、やっちゃダメなネタなんだよ」などと批判的な意見もあり、賛否両論となっているようだ。
モノマネは「誇張」が重要な要素となるが、ザコシの「誇張しすぎたモノマネ」は本人に寄せるつもりのない「モノマネとは別の芸」であり、それが議論を複雑化させているようにも感じられる。
そんな中、ザコシは11日に投稿した動画でコウメ太夫ならぬ「ザコシ太夫」として登場。「なんだかんだで世知辛い世の中になりましたね」「いろいろあったみたいですけど、ネタをやりますんで」と前置きし、コウメ太夫のネタを下ネタアレンジした新ネタを披露した。暴走キャラの健在ぶりをアピールしたといえそうで、ファンからは「元気そうでよかった!」「委縮せず、どんどん時事ネタやってほしい!」などと安堵の声が広がっている。
ただ、ザコシのネットラジオ番組のコンテンツのタイトルから「ティンコンカンコン」というワードが消えるなど、真木に関するものはすべて封印になりそうな気配。「誇張しすぎたモノマネ」シリーズは“治外法権”のような暴走ぶりが持ち味だったが、今後は一定のブレーキがかかる可能性もありそうだ。
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