トップページへ
日刊サイゾー|エンタメ・お笑い・ドラマ・社会の最新ニュース
  • facebook
  • x
  • feed
日刊サイゾー トップ > エンタメ > スポーツ  > 元楽天・安楽、移籍で安堵する“元上司”

元楽天・安楽智大投手、メキシコ移籍の裏でほくそ笑む“元上司”の名前

元楽天・安楽智大投手、メキシコ移籍の裏でほくそ笑む元上司の名前の画像1
楽天・石井一久(写真/Getty Imagesより)

 後輩ナインへのパワーハラスメントが明らかになり、昨年12月1日に自由契約となった元楽天・安楽智大投手が3月5日、メキシコリーグのレッドデビルズと契約したことが発表された。

 海外で再起のチャンスをもらった安楽は「もう一度真摯に野球と向き合い、皆様にまた応援していただけるよう、全力で精進してまいります」と挨拶。昨年のシーズン中、ロッカールームで選手を下半身裸の状態で逆立ちさせるなど、悪質なパワーハラスメントについて昨年11月、契約更改の場で複数選手から球団幹部に告発されて事件が表沙汰になり、大騒ぎとなったが「私なりのコミュニケーションのつもりでやっていたことでしたが、受け取る側の気持ちを十分に考えられておらず、私の行動が誤っていたこと、私の認識が甘かったことを痛感しております」「あらためてお詫び申し上げます」と謝罪した。また「私の家族や身内に対する嫌がらせ、誹謗中傷等はどうかやめていただきますようお願いいたします」とSNS攻撃などを止めるよう釘を刺した。

 球団OBは次のように解説する。

「スポーツ紙と通信社の3媒体が一斉に告発を報じたのは、シーズン最後の公式行事であるファン感謝祭の翌日。本人にとっては寝耳に水だったのかいきなり八方ふさがりでどうしようもなかったようだ。一時は本気で現役引退も考えていたみたいだが、年齢的にもまだまだ現役、怪我もしていないから体は動く。どこでもいいからプレーしたい気持ちはある種必然的なものだったのではないか」

 ひとまずは安楽が楽天から去って、さらに移籍先も海外となれば一件落着となったが“元上司”は「逃げきったとばかりにさぞかし喜んでることだろう」と前出OB。

「今年からシニア・ディレクターになった石井一久前監督です。一時は編成トップと現場監督を兼任した時期もあり安楽の性格、問題点については誰よりも把握していたはず。だが、昨年12月の球団謝罪会見にも出席せずに今年2月の春季キャンプも一切姿を見せなかったと聞いている。本当なら当時の球団側の責任者として説明して辞任する事件なのに本人は知らぬ存ぜぬを突き通した。挙句、現役中に所属したドジャースに大谷翔平が移籍したら全国ネットのテレビ番組に何度もゲスト出演する始末。現場放棄もいいところでうまく逃げ切ったと思っているでしょう。被害を受けていまだ球団に在籍している選手たちの信頼は失墜しています」

 そんな後を半ば無理やり引き継がされた今江敏晃新監督は気の毒ほか言いようがない。ただ公式戦開幕前に安楽事件が節目を迎えたのはまだ救いなのかもしれない。

大山ユースケ(ライター)

1990年、千葉県生まれ。某大手メディアに勤務中の複業ライター。得意ジャンルはお笑いと酒。

おおやまゆーすけ

最終更新:2024/03/11 09:00
ページ上部へ戻る

配給映画