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新井恵理那『グッド!モーニング』復帰しない宣言に厳しい声…尾を引く「結婚報告で炎上」騒動

新井恵理那/株式会社セント・フォース

 フリーアナウンサーの新井恵理那が、産休に伴って離れたテレビ朝日系情報番組『グッド!モーニング』に「復帰しない」と決断したことを報告。これに対して、ネット上の視聴者の間で「子育てしながら朝の帯番組は大変すぎるから仕方ない」「復帰の道を残してくれたスタッフたちに失礼」などと賛否が起きている。

 新井アナは8年以上にわたって『グッド!モーニング』を担当したが、一般男性との結婚・妊娠に伴って昨年6月末に産休入りし、番組から離れた。番組では新井が結婚を生報告した際、かなりの時間を割いて祝福企画を放送するなどしていたため、制作サイドとの関係が良好そうなことから「産休明けに戻ってくる」と思っていた視聴者は多かった。

 今月5日、新井アナは自身のInstagramで「『グッド!モーニング』に復帰するかどうかにつきまして、このまま本格的な春がやってきてしまう前に、応援してくださっていた方にご挨拶させてください」と切り出し、「昼夜逆転生活で体力勝負、生放送のスピード感、間違いや失言のないようコントロールしつつ、オリジナリティをもった発言やわかりやすさを追求したい…いろいろなことを考えていました。実際にできていたかというのは置いておいても、緊張感をキープし、毎日がプレッシャーとの戦いでした」と当時を回顧。

 その上で「そんな風に真剣に、何よりも大切に思って取り組んでいた番組だからこそ、中途半端に戻るのではなく、わたしはわたしで、新しい働き方を探っていきたいと思うに至りました」「番組のご厚意で戻れる可能性も残していただいていたようなのですが、安定感のあるフレッシュな顔ぶれがいきいきと番組を作っているのを見て、気持ちが固まりました」と記し、番組に復帰しない意向を示した。

 新井アナは今年1月から仕事を再開させており、2月から産休前にレギュラー出演していたTBS系『所さんお届けモノです!』にも復帰している。しかし、『グッド!モーニング』については復帰は難しいと判断したようだ。

 これに対して、ネット上では「小さいお子さんがいる中、月~金の朝早い生放送は難しいでしょうね」「自分の体調と子どもを最優先にするのはとても良い判断だと思います」「また朝に新井さんを見たかったけど仕方ない」などと理解を示す声が上がった。

 しかし、それ以上に目立っているのがトゲのある意見。「復帰できたけど自分で辞退したみたいな言い方してるのが引っかかる」「スタッフが復帰の道を残してくれていたなら、今になって辞退って本当に失礼」「番組で長時間の結婚報告して視聴者から反感買ってたから『戻りたくても戻れない』のでは?」といった厳しい声が飛び交っている。そうした声を気にしてか、今回の投稿はコメント欄が閉じられた状態だ。

 こうした反発の多さには、新井アナの結婚報告が「番組の私物化」などと物議を醸したことが影響している。花束贈呈やくす玉割り、出演者からの祝福コメント、結婚相手の似顔絵披露など、40分以上にわたって新井アナの“結婚特集”が放送され、視聴者から「ニュースや天気情報が見たいのになんでアナウンサーの結婚の話ばかりやっているのか」などと批判が相次いだのだ。この騒動がなければ、今回の「復帰辞退」は惜しむ声が目立っていたはずだったのだろうが……。

 また、新井アナ産休後の『グッド!モーニング』が思いのほか「うまく回っている」というのも、復帰を断念した要因のひとつと推測されている。新井アナの産休によってテレビ朝日入社1年目だった荒井理咲子アナが急きょMCに抜擢されたが、荒井アナはプレッシャーの中でぐんぐんと成長し、新人とは思えない安定感で好評となった。さらに、今年4月から新人の三山賀子アナが加入する予定で、生え抜きアナ中心のフレッシュな顔ぶれとなることから「新井アナが戻りにくい状況になった」とも指摘されているようだ。

 「結婚報告」騒動がまだ尾を引いていることが意外な形で露呈した新井アナ。「新しい働き方を探っていきたい」という思いを明かしているが、今後どのようなスタイルで活動していくのか注目だ。

SNSや動画サイト、芸能、時事問題、事件など幅広いジャンルを手がけるフリーライター。雑誌へのレギュラー執筆から始まり、活動歴は15年以上にわたる。

さとうゆうま

最終更新:2024/03/06 15:00
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