『ワイドナショー』の窮地でフジが退社した三田友梨佳アナを投入した狙い
#三田友梨佳 #ワイドナショー
2023年3月末にフジテレビを退社したフリーの三田友梨佳アナウンサーが、25日放送の同局系『ワイドナショー』にコメンテーターとして出演。約1年ぶりにテレビ出演を果たした。
三田アナはフジテレビ在籍中、ニュース番組『FNN Live News α』のキャスターや情報番組『Mr.サンデー』のMCなどで活躍し、23年3月末で退社。プライベートでは20年1月に一般男性と結婚し、23年3月に第1子を出産した。
三田アナは24日には自身のインスタグラムを更新し、同番組の収録に臨んだことを報告。25日の同番組では、「昨年、子どもを産みまして、もうすぐ1歳になるんですけれども、このタイミングで少しずつお仕事の現場にも復帰していきたいなと思って久しぶりに出てきました」と緊張気味にあいさつ。しかし、MCの東野幸治から「めちゃめちゃおびえているんですよ。三田さんをパッと見たら、ノートにこの後やるニュースのコメントがぎっしり書いてあるんです」とツッコまれると、三田アナはデスク上の自身のノートを恥ずかしそうに両手で覆って隠した。
「すでに、ダウンタウン・松本人志がレギュラー出演していないにもかかわらず、いまだに“強い松本色”が視聴者に浸透している同番組。そんな状況だけに、松本の性行為強要疑惑を報じた『週刊文春』(文藝春秋)の一連の報道を取り上げないことに視聴者の批判が殺到中。18日の放送では、文藝春秋等に対し、松本が名誉毀損で5億5千万円の損害賠償訴訟を起こしたことで3月28日に第1回口頭弁論が決まったが、これもわずか30秒しか触れず。25日の放送でも触れたのはわずか1分ほど。今年に入って今回の問題を毎週丁寧に扱っている裏番組『サンデー・ジャポン』(TBS系)に、視聴率で大差をつけられてしまっている」(芸能記者)
2月に入ってその差はさらに開いてしまっているというから、『ワイドナショー』にとっては、もはや死活問題だというのだ。
「『ワイドナショー』の平均世帯視聴率は2月4日が4.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)、11日が3.6%、18日が4.0%、そして25日が4.2%。一方、『サン・ジャポ』は4日から順に12.0%、9.8%、10.5%、10.7%。このままの状態が続けば、『ワイドナショー』はCMスポンサーがつかなくなる可能性もゼロではない」(放送担当記者)
そこでフジを退社した三田アナにわざわざ出演させたという。
「三田アナといえば、まだ局アナだった時代にアシスタントから総合司会に昇格した昼の情報番組『直撃LIVE グッディ!』の鋭い発言が話題になり、ネットニュースで記事になって絶賛されることが多かった。その“功績”が認められて『Live News α』のキャスターに抜てきされたが、さすがに“夜の顔”としての責任は重かったのか、キレを失ってしまった。しかし、退社までアシスタントキャスターを務めた『Mr.サンデー』では再びキレのあるコメントを発していた。『ワイドナショー』は三田アナのキレのあるコメントが“起爆剤”となることを期待して起用した模様。しかし、松本の件を扱うという視聴者の期待を満たせず、結局、三田アナの投入が不発に終わってしまった」(同)
結局、三田アナの出演は多くのメディアで記事になったものの、番組中のコメントではなく、復帰のあいさつでツッコまれた部分のみ、視聴率も伸びなかった……。
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