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中島健人、ソロ仕事充実もファンの視線厳しく…グループ脱退後に失速の懸念

中島健人

 3月いっぱいでSexy Zoneを脱退すると発表している中島健人が早くも「ソロモード」に入っている。映画やドラマ、広告などのソロ仕事が次々と舞い込んでいる状況だが、熱愛報道の影響もあってファンの視線は厳しく、グループ脱退後の失速が懸念されているようだ。

 先日、中島はフランス映画『ラブ・セカンド・サイト はじまりは初恋のおわりから』のリメイクとなる三木孝浩監督の新作映画(タイトル未定/2025年公開予定)で主演を務めることが決定。中島は「誰もが大共感できる最高の恋愛映画に出会えた」と豪語しており、映画初出演となる歌手のmiletがヒロインを務めることでも話題を呼んでいる。

 さらに、中島は放送中のフジテレビ系ドラマ『リビングの松永さん』で主演を務めており、昨秋公開の主演映画『おまえの罪を自白しろ』での演技も好評だったほか、全編英語のHuluオリジナルドラマ『Concordia(仮題)』の世界同時配信&放送も控えるなど俳優業が好調。ジャニーズ性加害問題の影響で広告系の仕事は一時途絶えたが、1月にブルガリ イル・チョコラート「サン・ヴァレンティーノ2024」のアンバサダーに就任し、新作チョコのPRなどに起用されている。

 グループは中島が脱退する3月31日に改名することが決定しており、同日に無料オンラインライブ「Sexy Zone ONLINE LIVE」の配信が決定しているが、それに先駆けて中島がソロ仕事を充実させている状況だ。

 頼もしいようにも思えるが、意外にもファンの反応は複雑。それというのも、中島が築いてきた「完璧アイドルのケンティー」というイメージが崩れるような出来事が続発したためだ。

 中島はグループ脱退発表の際に「(個人で)やりたいことがある中で、グループの活動に時間的に支障がある場合、もしかしたらメンバーに迷惑をかけちゃうかもしれない」と理由を告白したが、取りようによっては「グループがソロ活動の足かせになる」という意味に感じられなくもないため、一部ファンの反発を招いた。

 これだけなら応援するファンも大勢いたのだが、それから間もなくして元E-girlsの鷲尾伶菜との熱愛疑惑が報じられ、互いに「匂わせ」をしていた疑いも浮上。中島は「鷲尾さんは尊敬するアーティストさんであり、友人の1人です」と熱愛を否定したが、トーク番組で「男女間の友情なんて成立しない」と発言したばかりだったため、自ら墓穴を掘るような格好になった。

 さらに、メンバーの菊池風磨が中島のグループ離脱を「卒業」ではなく「脱退」と表現したことで、2人の間に確執があるのではと噂に。菊池と中島の双方のファンによるバトルに発展し、菊池がラジオ番組で「ほかのメンバーのことを悪く言わないでほしい。言わないでやってくれっていうのが、僕からのお願い」と暗にいさめる事態になった。

 そうした経緯があったため、中島が脱退前にソロ仕事を増やすと「自分のことしか考えてないのでは」などとうがった見方をされがちになり、ファンの視線が厳しくなっているのだ。

 中島はソロ転向後の方向性について「今までの既成概念にとらわれないような新しいアイドルの形を作っていきたい」と語っているが、これについてもSNS上では「新しい形って、彼女持ちのアイドルってこと?」「今まで支えてくれたファンが新しい形のアイドルを求めているとは限らないのに」などと疑問の声が多く寄せられている。これまでの好感度キャラからは考えられないような状況だ。

 また、中島は「僕には『日本をハリウッド化する』という野望がある」などと大仰な発言をすることがよくあるが、今までは「完璧アイドルのケンティー」というキャラクターとしてファンに受け入れられ、メンバーと一緒にいる時はツッコミが入るのでネタに昇華できていた。しかし、グループ脱退後は「単なるビッグマウス」になりかねず、これも好感度が下がる要因になり得る。

 今まで応援してくれたファンがいるからこそ現在の地位があるのは間違いなく、その支持を失えばソロ転向後の活動に大きな不安が生じそうだが、中島はどのようなビジョンを思い描いているのだろうか。

SNSや動画サイト、芸能、時事問題、事件など幅広いジャンルを手がけるフリーライター。雑誌へのレギュラー執筆から始まり、活動歴は15年以上にわたる。

さとうゆうま

最終更新:2024/02/28 15:00
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