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小倉優子、米国社債やiDeCoで資産運用…「NISAは否定したのに?」と疑問の声も

小倉優子

 タレントの小倉優子が、iDeCo(個人型確定拠出年金)加入や米国社債への投資などを始めたことを明かし、その堅実な資産運用術に称賛の声が上がっている。その一方、小倉はNISA(少額投資非課税制度)について「国が推しているものは裏がありそうだから手を出さない」と断言していたため、ネット上で「なんでNISAはダメでiDeCoはいいの?」といったツッコミも相次ぐなど、さまざまな意味で話題を集めているようだ。

 小倉は14日、自身のYouTubeチャンネルで「【2024年】iDeCo?投資?保険?お金の見直しをしてみました」と題した動画を公開。家計の見直しをしたという小倉は、スターバックス通いを週1回にしたり、大好きな日本酒を控えたりといった方法で楽しみながら節約し、「毎月、手取りの2割は貯金に回す」というルールを実践しているという。

 保険の見直しもしたそうで、小倉は長男の誕生時に日本の保険会社の学資保険に加入し、次男誕生時にはママ友からの勧めで海外の貯蓄型ドル建て終身保険にも入っていたが、新たに「米国社債」としてGoogle、Apple、Amazonなど米大手企業の社債を購入。「病気で働けなくなった時に保険料を払わなくていい」「死亡した時に大きなお金が入ってくる」といったメリットがあるといい、3児のママである小倉は「私にもし何かあった時に子どもたちがお金に困らないようにしたい」と購入理由を明かした。

 さらに、小倉は「iDeCoにも入ったんです!」と告白。たくさんある銘柄の中から「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」と「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」を選んだという。「知識がないのでプロの方に見てもらうのが一番」として、知り合いのファイナンシャルプランナーのアドバイスを基に決めたそうだ。

 プロによると、資産運用に回していいのは毎月の貯金額のうち、100から年齢を引いた割合だという。40歳の小倉の場合は貯金額のうちの60%となり、その範囲内で運用していくようだ。最後に、小倉は「老後は長いと思うし、お金はあった方がいい。心の安定にもなると思うので、うまくお金と付き合っていきたいと思います」と締め、かつての「こりん星から来たお姫様」時代からは考えられない「しっかりママ」ぶりを見せた。

 これに対して、コメント欄では「堅実なゆうこりんママに感動しました。お子さんたちの事をよく考えてる自立したママすごい!」「シングルマザーで、子どものために自分が病気になったら支払い0になる保険を選択したのは賢い」「年間を通しての予算は考えたことなかったなぁー。とても勉強になりました!」などと称賛の声が相次いだ。

 しかし、その一方で「NISAを信用してないのにiDeCoはやるの?」といった疑問の声も。小倉は1月に出演した関西のテレビ番組で、NISAについて「国が推してるものにいいものがあるのかなって。何が裏があるんじゃないかと思っちゃう」「放ったらかしにしていても(儲かる)とか、そんな甘い話は世の中にない!」などと完全否定。国が推進しているのは裏の目的があるのではという「陰謀論」めいた主張まで飛び出していた。

 国が推進しているという意味ではiDeCoも同じであるため、ネット上では「iDeCoは原則60歳まで資産がロックされて使い勝手が悪いから、運用ならNISAのほうがいいのでは」「NISAを否定して外貨建て保険って……」「堅実って言われてるけど、学資保険よりドル建て保険の利率がいいのはハイリスクだからで、方向性がよくわからない」といった否定的な意見も散見される。矛盾があるようにも見えたことから、一部では「特定の金融会社の宣伝なのでは」と勘繰る人までいるようだ。

 本人も「金融の知識がないので勉強中」と明かしているように、まだまだ成長途上であるため、ツッコミの余地が生まれてしまっているともいえる。そうした「未熟さ」が資産運用をこれから始めようと考えている人たちの共感を呼ぶ可能性もあり、どういう形であれ注目度は高まっていきそうだ。

SNSや動画サイト、芸能、時事問題、事件など幅広いジャンルを手がけるフリーライター。雑誌へのレギュラー執筆から始まり、活動歴は15年以上にわたる。

さとうゆうま

最終更新:2024/02/23 10:00
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