トップページへ
日刊サイゾー|エンタメ・お笑い・ドラマ・社会の最新ニュース
  • facebook
  • x
  • feed
日刊サイゾー トップ > エンタメ > お笑い  > Aマッソ・村上→「むらきゃみ」に改名

Aマッソ・村上→「むらきゃみ」に改名発表! お笑い芸人の意外な改名事情

Aマッソから大事なお知らせがあります。 – YouTube

 お笑いコンビ・Aマッソの村上が改名を発表。今後は「むらきゃみ」として活動していくという。

 21日、AマッソはYouTube「Aマッソ公式チャンネル」で「Aマッソから大事なお知らせがあります。」という動画を公開。重大発表として、むらきゃみの改名を発表した。むらきゃみは改名にあたっての気分について「すごくきゃみってる」とコメント。相方の加納はむらきゃみが今後「きゃみさん」と呼ばれるのではないかと予想した。なお、加納自身はむらきゃみを「アンタ」もしくは「きゃみ」と呼ぶといい、改名までの経緯は後日、同YouTubeにて公開される。

 また、これまでSNSから距離を置いてきた2人だが、今回、加納がX(旧Twitter)、むらきゃみがインスタグラムを開始することも明かされている。

 むらきゃみは以前より、改名について話題にしていたことがある。昨年10月に放送されたラジオ『Aマッソのヤングタウン』(MBSラジオ)では、自身が「Aマッソの左側の人」としか認識されていないことに悩み、改名の意向を示唆。その際に上がった候補は「あいぴー」「ぴーあい」「橋本パラセーリング」などだったが、いずれにしろ加納が「ネタを書いていないほうだとわかる名前」を希望していたことから、ひらがなの「むらきゃみ」となったようだ。

 改名をきっかけに飛躍を遂げる芸人は少なくない。

 古くは、くりぃむしちゅー(元・海砂利水魚)とさまぁ~ず(元・バカルディ)がともに『新ウンナンの気分は上々。』(TBS系)の企画内でコンビ名を改名。当時、駆け出し中だった2組のファンの中には戸惑いの声も少なくなかったが、改名から24年経った現在ではすっかり定着している。

 また、かまいたちもデビュー時は「鎌鼬」という漢字表記だったが、『ふくらむスクラム!!』(フジテレビ系)にレギュラー入りしたタイミングでひらがなの「かまいたち」に改名。こちらも後に大ブレークを果たした改名コンビである。

 今回のAマッソのように、コンビ名はそのままに個人名だけ改名して成功した例もある。

 ダイアンのユースケはデビューから19年間、本名の西澤裕介で活動してきたが、上京した翌年の19年3月の『いろはに千鳥』(テレビ埼玉)を機に改名を発表。その後もしばらくは相方の津田篤宏を含む芸人仲間から「ニシザワ」と呼ばれ続けていたが、ようやく板についてきたようだ。こちらも改名後の昨年、『FNS27時間テレビ 鬼笑い祭』(フジテレビ系)の総合司会を務めるなど、飛躍を果たしている。

 一方、同じく『27時間テレビ』で総合司会を担当した千鳥・ノブは13年に『ロンドンハーツ』(テレビ朝日系)内で「ノブ小池」に改名したが、2年後にひっそりと「ノブ」に戻している。

 芸人の改名には占い師がかかわる例も少なくないが、多くの芸人の改名において「名付け親」となっている芸人もいる。

 18日放送の『川島明のねごと』(TBSラジオ)にジャングルポケットがゲスト出演。同番組のアシスタントである天津・向清太朗が天津飯大郎に改名した話題をきっかけに、ジャンポケのおたけが多くの芸人に名前を付けていることを告白。レインボーの「ジャンボたかお」、インディアンス「きむ」らの改名に関わっているという。いわずもがな、おたけ自身もデビュー当時は本名の武山浩三で活動しており、改名組の1人である。

 Aマッソでいえば、加納が先行してピン稼働を増やしている現状がある。今回の改名を機に、そろそろ「むらきゃみ」のターンが来てもおかしくないころだ。

(文=新越谷ノリヲ)

新越谷ノリヲ(ライター)

東武伊勢崎線新越谷駅周辺をこよなく愛する中年ライター。お笑い、ドラマ、ボクシングなど。現在は23区内在住。

n.shinkoshigaya@gmail.com

最終更新:2024/02/21 12:00
ページ上部へ戻る

配給映画