二宮和也、中居正広とのタッグは期限付き? 『ブラックペアン』続編が影響か
#中居正広 #二宮和也
ダウンタウン・松本人志の活動休止に伴い、フジテレビ系『だれかtoなかい』(旧・まつもtoなかい)の代理MCとして中居正広とコンビを組んだ嵐の二宮和也。異例のタッグは視聴者に好評だが、二宮の代理MCは「4月までの期限付き」と報じられており、その背景にはファン待望の人気ドラマの続編が絡んでいるようだ。
二宮は1月28日の放送で、秋元康氏と共にゲスト出演。司会が中居ひとりになったことで、秋元氏が「ニノは来週も置いていきます」と冗談めかして発言していたが、その言葉どおりに翌週の2月4日の放送から二宮が新MCに就任した。
「嵐×SMAP」という豪華な組み合わせで、旧ジャニーズ時代の先輩・後輩の見知った間柄ということで息が合い、中居と二宮の新コンビに視聴者からは「中居くんとニノの司会めっちゃ面白い」「松本さんがいる時は緊張感があったけど、ニノはゆるい感じが中居くんと合ってる」などと高評価の声が上がっている。
このまま松本が復帰するまで二宮が代理MCを務めそうな雰囲気だが、番組名が『だれかtoなかい』に変更されたことからも分かるように、代理MCは二宮に限定されておらず、複数のメディアで「二宮の司会は4月まで」と報じられている。その理由として、19日付の「週刊女性PRIME」(主婦と生活社)は「4月ごろから人気ドラマ『ブラックペアン』の続編の撮影が始まるため」と伝えた。
2018年にTBS系「日曜劇場」で放送された『ブラックペアン』は、二宮演じる孤高の天才外科医・渡海征司郎を主人公にした医療エンターテインメント。全話平均世帯視聴率14.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録し、最終回は18.6%という高視聴率を叩き出した。
以前から続編を望む声は多かったが、ジャニーズ性加害問題の拡大によって「お蔵入り」が危惧された。日曜劇場のスポンサーである花王、サントリー、日本生命などが旧ジャニーズ所属タレントの新規起用を見送る方針を打ち出したためだ。
しかし、二宮は昨年秋に旧ジャニーズを退所。独立で性加害問題の影響を受けなくなったことで『ブラックペアン』の続編にゴーサインが出たとみられる。続編が同じ日曜劇場枠なら、日曜夜9時から放送されている『だれかtoなかい』と時間帯がかぶるが、それもあって「期限付き登板」となったのだろう。
『ブラックペアン』は、昨年に原作と演出を手がけた『VIVANT』が大ヒットした福澤克雄監督が手がけた作品。二宮は『VIVANT』でもメインキャラクターのひとりを演じたが、主演となるとスポンサーへの配慮は不可欠のため、恩義ある福澤監督と再びタッグを組めるように事務所を退所したとも考えられる。
前作は主人公らと敵対する外科教授役で市川猿之助が出演しており、新作放送前の恒例となっている再放送が難しいという問題があるが、それも含めてどうなるか注目される。いずれにしても、独立した二宮がどんな作品に出演していくかによって今後の俳優人生が変わっていきそうだが、福澤監督の作品となれば期待は十分といえそうだ。
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