トップページへ
日刊サイゾー|エンタメ・お笑い・ドラマ・社会の最新ニュース
  • facebook
  • x
  • feed
日刊サイゾー トップ > エンタメ > お笑い  > オードリー「不正転売券」無効化を宣言!

オードリー東京ドームライブ「不正転売チケット」の無効化を宣言! 再販売へ

 いよいよ週末に迫ったオードリーの東京ドームライブ「オードリーのオールナイトニッポンin東京ドーム」の公式X(旧Twitter)アカウントが、改めてチケット転売に警鐘を鳴らしている。

 15日、同アカウントは「当日引換券について」と題して、以下のポストを投稿した。

「調査によりインターネットの転売サイト等で転売された一部チケットの購入者の特定をいたしました。
チケット販売規約に則り、サイトに出品されておりました席番は無効となり、入場をお断りいたします。」

 また、無効となった席番は当日引換券として改めて販売されることになるという。

 同ライブは当初予定されていた4万5,000席に加え、追加された「注釈付き」席、まったくステージの見えない「ステージ裏体感席」を含めてすべて完売しており、ライブビューイングもSHIBUYA LINE CUBEで行われる2,000席は完売、全国200劇場で開催される分も残席が少なくなっているほか、ネットでの生配信が行われることも発表されている。

 現地東京ドームのチケットはアリーナ1万2,000円、スタンド1万円という高額にもかかわらず重複分を除いて19万人の応募があったといい、昨年9月の先行販売当初から“落選祭り”が続発。運営側では購入後に来場が不可能になった購入者のために公式リセールも行っているが、少なくない数が定価以上で取引されている転売サイトに回ったようだ。

 運営側はこうしたチケット転売について、先月19日に声明を発表。「興行主の同意のない本券の有償譲渡は禁止します」として不正が発覚したチケットはすべて無効とし、違反行為に対しては警察への通報を含めて然るべき対応を取ると発表していたが、その結果として事実上のチケット追加販売が行われる形だ。

 当日引換券の発売は16日の21時からチケットぴあで開始されるといい、現地参加希望者にとってはこれが本当のラストチャンスとなりそうだ。

 不正な転売は人気イベントにとっては宿命ともいえる問題であり、オードリーの若林正恭もラジオでたびたび不快感をあらわにしている。

 昨年6月にはライブに向けて無料配布されていたオリジナルステッカーがメルカリ等のフリマサイトに大量に出品されていることについて、「めっちゃショックじゃない?」と嘆き、「転売しているヤツ、どんなヤツなんだよ!絶対来るなよ、東京ドームお前!」と声を荒げた。

 さらに、「転売しないでくださいって言って、転売する。それでけっこうお金で売る。そんなヤツの命の回転の仕方で、絶対幸せにならないから。未来永劫!」と、独特の表現で不快感を示した。

 お笑い芸人としては1989年のとんねるず以来35年ぶりとなる東京ドームライブ。恐るべきは、会場・ライブビューイングを含めて空前の売り上げを記録している同イベントの内容が一切告知されていないことである。これこそ、オードリーに対する信頼の証といえそうだ。

(文=新越谷ノリヲ)

新越谷ノリヲ(ライター)

東武伊勢崎線新越谷駅周辺をこよなく愛する中年ライター。お笑い、ドラマ、ボクシングなど。現在は23区内在住。

n.shinkoshigaya@gmail.com

最終更新:2024/02/16 19:00
ページ上部へ戻る

配給映画