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中日ドラゴンズ、令和の米騒動に続き公式YouTubeでファンを雑音呼ばわりで炎上!

中日ドラゴンズ、令和の米騒動に続き公式YouTubeでファンを雑音呼ばわりで炎上!の画像1
立浪和義氏(写真/Getty Imagesより)

 プロ野球・中日ドラゴンズの球団公式YouTubeが大炎上に見舞われている。

 2月1日から沖縄で1、2軍が春季キャンプ中の中日。問題があったのはキャンプ中盤の2月13日のことだった。

「球団公式YouTubeで1軍キャンプのダイジェスト動画が投稿されました。そこには“#後藤駿太 選手が雑音を一掃!”というハッシュタグがつけられていたのです」(球団OB)

 この“雑音”というのが問題だったという。

「Xで熱心に中日を応援している人物が、ベテラン域に入っている後藤駿太がDHで起用されていることに腹を立てて『個人的にはもう打席を与えるフェーズは終えている立ち位置の選手だと思う』などと投稿。このファンは、今年3月に31歳になる後藤はこれまでの実績から先発メンバーではなく途中出場の守備固め要員と断言していました。これを球団公式YouTubeでは“雑音”と煽るようなワードを動画下に入れてしまったことで、当該ファンに向けられたものだったことが鮮明に。結果として球団がファンを攻撃したと捉えられて大問題になったのです」

 球団側は後にこのハッシュタグを削除、何事もなかったかのようにしているが、あとの祭り。スクショされた画像がたちまちまとめサイトに出回り「中日がやらかした」と大騒ぎになっている。

 実は中日がYouTubeでやらかしたのは今回が初めてではない。

「昨年夏場に夕刊紙で報じられた、立浪和義監督による試合前に白米を食べないようにしたいわゆる“令和の米騒動”です。選手の動きが悪いのは試合前に白米を食べすぎているからだとされたということが発端でしたが、これを裏付けるような試合前の円陣動画を球団公式YouTubeに投稿。球団も米騒動を否定しようとしたが、動画が証拠になってしまった。ここ半年で2度もYouTubeが火付け役となった球団なんて他にはありませんよ」(プロ野球関係者)

 問題なのは球団としてではなく、いち個人が運営している感覚でYouTube投稿をしたことが大きいと見る関係者が多い。

「とにかく話題になれば、ファンを攻撃してもOK! といった安易な気持ちで制作しているのがよくわかる投稿。撮影、編集しているのは元在京テレビキー局でパ・リーグ球団の担当経験があるディレクターで、どこまで撮影、編集すればいいのかある程度わかっているはずです。それが何度も同じようなミスを繰り返しているのだからどうしようもない」(同前)

 騒動を周囲からの連絡で知った後藤は自身の公式インスタグラムのストーリーズを13日夜に投稿。「皆さんが僕に対して思うことはあると思いますが、愛する人達や僕を応援してくれるファンの皆様のためにもチームのためにも任された場所で責任を持って全力でプレーしたいと思います!皆さんと喜び合いたい気持ちに変わりはありませんので今シーズンも応援してください!」と呼びかけたが、選手本人からすれば球団の失態はたまったもんじゃないだろう。

大山ユースケ(ライター)

1990年、千葉県生まれ。某大手メディアに勤務中の複業ライター。得意ジャンルはお笑いと酒。

おおやまゆーすけ

最終更新:2024/02/19 09:00
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