トップページへ
日刊サイゾー|エンタメ・お笑い・ドラマ・社会の最新ニュース
  • facebook
  • x
  • feed
日刊サイゾー トップ > エンタメ > ドラマ  > 『新空港占拠』龍の正体が明らかに

櫻井翔『新空港占拠』ついに「龍」の正体が明らかに!「山猫」は武蔵家の関係者か

櫻井翔『新空港占拠』ついに「龍」の正体が明らかに!「山猫」は武蔵家の関係者かの画像1
日本テレビ『新空港占拠』公式サイトより

 櫻井翔主演『新空港占拠』(日本テレビ系)の第5話が2月10日に放送された。物語も中盤を迎え、ついに「獣」の中心的存在である「龍」の正体が明らかになった。

 本作品は、刑事・武蔵(櫻井翔)が新たに開業したかながわ新空港を占拠したテロリスト集団「獣」を前に、人質救出と事件解決に挑むクライムアクションドラマ。警察は特殊部隊などを動員し事件の早期解決に乗り出すも、「獣」の先を見越しているかのような手口になかなか尻尾を掴むことができない。事態は空港以外の場所にも波及し、1年前の病院占拠事件の主犯格・大和(菊池風磨)が関わっている可能性も……。事件の裏では、武蔵の妻・裕子(比嘉愛未)と謎の男(ジェシー)を追う警察官・綾部(吉田健悟)との攻防戦も展開されるなど、終始目が離せなくなってきた。

 前回では元警察の丹波(平山浩行)が息子直樹(岩瀬洋志)とともに獣の集団の一員であることが明らかになった。そして人質の壬生(手塚とおる)の正体が、逃走中の衆議院議員・北見であることが判明。武蔵は情報を求め、1年前の病院占拠事件の主犯格・大和と対峙する。

 もう一人、被疑者が生まれた。共に現場にいながら、過去の殺人事件の真犯人だった川越(片桐仁)が殺された。しかも川越を殺したのが管理官のさくら(ソニン)ではないかという疑惑が防犯カメラから浮上してしまう。獣の集団が関連していることは明確だが、武蔵は「彼女がやるわけがない」と主張。実際に川越が自殺した証拠を突き止め、さくらの無実を証明する。

 一方、裕子は自分を拉致した警察官・綾部に殺されそうになるが、その前に自分を拉致した謎の男に救出される。視聴者同様状況が読めない裕子はとりあえず必死に逃げるが、ついに謎の男とともに綾部に拘束されてしまう。狂気に満ちた警察官は一体何者なのか、空港占拠事件とどこで“点と点”が結ばれるのか気になるところだ。

 空港に場面を戻すと、獣の人質である武蔵の姉、二葉(奥貫薫)ら。自分だけ助かろうとしたパイロットの久留米(富川一人)がマスコミを通じて国民から非難を浴びる中、「あと1時間で全員が死ぬ」状況となってしまう。獣が次に狙ったのは空港の社長・天童美香(黒沢あすか)の命だ。獣は武蔵に「天童の嘘を暴け」と問う。

 武蔵らは空港建設を巡って5年前に起きた殺人事件「百首事件」にたどり着く。事件は、空港建設に反対した浜松功という人物が百首神社で殺されたというものだった。浜松は地元暴力団から金を受け取って反対運動を沈静化しようとしていたようで、それに気づいた他の仲間に暴行され殺されてしまった、ということだった。

 武蔵は本庄(瀧内公美)とともに百首神社に向かう。そこで神主に事情を聞くが、突如神主が武蔵に襲いかかる……! そんな中、獣のリーダー「龍」がその姿を見せる。それは美しい女性(高橋メアリージュン)だった。回想と思われるシーンでは、子どもたちがお面をかぶり祭りに興じることから、「獣」はこの町にゆかりのある人間に間違いないだろう。その子どもたちの理解者であろう神主が武蔵に襲い掛かるとは、なかなかカルトじみた展開だ。ただ、それだけ町の人間を闇に堕とした出来事があったということだろう。それは「百首事件」、それともさらに昔に遡るのだろうか。

 高橋は今回の役柄に「『カリスマ性のある哀愁があるリーダー』という事で、この役柄のセリフや背景がどんなものが上がってくるんだろうと楽しみでワクワクしました」とコメントしている。その意気込みが十分に伝わる迫力だった。さらに羊役の山本千尋、兎役の安斉星来など凛々しい新キャストも続々。いよいよ武蔵との全面対決となりそうだ。最終局面が目前に迫るなか、事件解決のポイントは黒幕の「山猫」が誰なのかの一点に絞られる。「龍」が武蔵に関わる過去の“嘘”に言及し、「山猫」の名に二葉が反応しており、武蔵家が「山猫」のカギを握っていることはないだろうか。もしかしたらここに豪華キャストを残している可能性もあるだろう。「獣」の既出キャラクターの正体が明らかになった以上、大きなサプライズは「山猫」に期待したい。

■番組情報

土曜ドラマ『新空港占拠』

日本テレビ系毎週土曜22時~

出演:櫻井翔、比嘉愛未、ジェシーSixTONES)、白石聖、ぐんぴぃ春とヒコーキ)、片桐仁、ソニン、奥貫薫ほか

脚本:福田哲平
音楽:ゲイリー芦屋
主題歌:Snow Man『W』
演出:大谷太郎、茂山佳則、伊藤彰記
チーフプロデューサー:田中宏史
プロデューサー:尾上貴洋
制作協力:AX-ON
製作著作:日本テレビ
公式サイト:https://www.ntv.co.jp/dbs2/

東海林かな(ドラマライター)

福岡生まれ、福岡育ちのライター。純文学小説から少年マンガまで、とにかく二次元の物語が好き。趣味は、休日にドラマを一気見して原作と実写化を比べること。感情移入がひどく、ドラマ鑑賞中は登場人物以上に怒ったり泣いたりする。

しょうじかな

最終更新:2024/02/17 12:00
ページ上部へ戻る

配給映画