『セクシー田中さん』問題…ムロツヨシとばっちり、日テレ『たーたん』主演報道に「嫌だ」
#ドラマ #日本テレビ
『セクシー田中さん』(日本テレビ系)の原作者・芦原妃名子さんの急逝が波紋を広げる中、放送がうわさされる日テレの新ドラマをめぐり、俳優のムロツヨシがとばっちり状態となっている。
2月9日付のニュースサイト「週刊女性PRIME」は、小学館が発行する西炯子氏の人気漫画『たーたん』を原作とする連続ドラマが、4月から日テレ系でスタートすると報道。
『セクシー田中さん』と同じく“日テレ×小学館”のタッグとなるが、加えて『セクシー田中さん』と同じプロデューサーが担当していると伝えている。
さらに、2月14日付のニュースサイト「文春オンライン」は、続報としてこの新ドラマの主演がムロツヨシであると報道。キャストは先週末に発表予定だったというが、“諸般の事情を鑑みて”延期されたとか。
「ビッグコミックオリジナル」(小学館)で連載中の『たーたん』は、15年前に殺人の罪で刑務所に入った友人の赤ん坊を預かることになった「たーたん」こと上田敦と、そんな事情を知らない娘・鈴の生活を描く“心ヒリヒリコメディ”。
ムロツヨシに一部ファン悲痛「断ってほしい」
現在ネット上では、ムロのファンなどから「ムロツヨシ好きだから、さすがにこれは断ってほしい」「こんな状況でムロさんが主演したら嫌だな」といった反応も見られる。
なお、『セクシー田中さん』で主演を務めた木南晴夏は、現在一部ネットユーザーの批判に晒されている様子。
木南は1月31日、芦原の訃報を受けて、インスタグラムのストーリーズ(24時間限定公開)に「どうしてと思うばかりで今の気持ちを表す言葉が見つかりません。先生ともっと話したかったです。田中さんの言葉は私の中にたくさん残っています。心よりお悔やみ申し上げます。この悲しみが連鎖しないことを願います」と悲痛な胸中をつづっていた。
しかし、すでに閲覧できないこともあり、木南のXには「謝罪コメや追悼コメントの一つも出さないのには、人として違和感を感じざるを得ません」などとリプライを送る人も見られる。
さらに、木南が原作者に無断で『SEXY TANAKASAN』と書かれたTシャツを作り、ドラマ関係者に配ったという情報もネット上で広まっていることから、それに関する批判も少なくないようだ。
見方によっては演者がもらい事故を受けているようにも見えるが、こういった現状を見れば、ムロのファンが心配するのも当然かもしれない。
ドラマ業界“漫画原作モノ”だらけ、「オリジナル作品しか見たくない」?
また、ネット上では「日テレは漫画原作のドラマをしばらく放送しないほうがいい。原作者がまた虐げられてるんじゃないかと心配になる」「もう、漫画原作のドラマを普通の気持ちで見られない」といった声も散見される。
しかし、日テレは現在、Snow Man・渡辺翔太主演『先生さようなら』や志田彩良主演『消せない「私」-復讐の連鎖-』、萩原利久主演『めぐる未来』といった漫画が原作の連ドラを複数放送しているほか、4月にスタートする間宮祥太朗主演『ACMA:GAME アクマゲーム』も講談社から発行されている漫画を原作としている。
日テレに限らず、昨今のドラマ業界は“漫画原作モノ”が大きな割合を占めているが、一部ネットユーザーからは「もう、テレビドラマはオリジナル作品しか見たくない」という声も上がっているようだ。
原作者の尊厳をめぐり議論が続いている今回の騒動。『たーたん』は予定通り、ムロの主演で放送されるのだろうか。
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