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週刊誌スクープ大賞

五輪汚職・高橋治之の独白、財界の大物が語るトヨタ、松本人志への女性たちの猛反論ほかスクープ10本

五輪汚職・高橋治之の独白、財界の大物が語るトヨタ、松本人志への女性たちの猛反論ほかスクープ10本の画像1
森喜朗(写真/Getty Imagesより)

今週の注目記事・第1位「五輪汚職 高橋治之被告が独占7時間 安倍晋三に裏切られ、森喜朗に嵌められて…五輪の闇初告白」(『週刊文春』2/15日号)
同・第2位「財界の大御所たち、豊田章男を叱咤激励す」(『週刊現代』2/17日号)
同・第3位「松本人志『SEX上納システムはある』女性たちが猛反論」(『週刊文春』2/15日号)
同・第4位「『岸田内閣』と『旧統一教会』の“闇”政権No.2『林官房長官』所管大臣『盛山文科相』の嘘を暴く証拠写真」(『週刊新潮』2/15日号)
同・第5位「海上保安庁イジメ自殺を元同僚〈第一発見者〉が告発『巡視船ひさまつ』の地獄」(『週刊文春』2/15日号)
同・第6位「天台宗僧侶の性暴力告発 被害女性の『悲痛な日記』」(『週刊ポスト』2/23日号)
同・第7位「治安法、全面拡大への企て 青木理」(『サンデー毎日』2/18・25日号)
同・第8位「やはり人災 27年間放置されてた『県防災計画』大甘想定の“戦犯”」(『週刊新潮』2/15日号)
同・第9位「『愛子さま』の『お相手候補』一覧」(『週刊新潮』2/15日号)
同・第10位「清純派朝ドラ女優(28)13歳上のプロデューサーと略奪ツーリング愛」(『週刊文春』2/15日号)
【巻末付録】現代とポスト、SEXYグラビアの勝者はどっちだ!

 さすがというしかない。文春の高橋治之インタビューである。新聞やテレビも狙っていたに違いない。

 私は、高橋が文春を選んだのではないかと考える。どこに出れば一番影響力が大きいかを考え、大新聞ではなく今なら文春だと。

 新聞は、被告人のいい分をそのまま載せては、検察に睨まれるかもしれない。そんな忖度をする幹部がいて、自分のいい分をそのまま載せてはくれない。そう高橋が思ったのではないか、それとも記者のほうで躊躇したのかもしれない。

 ともかく、逮捕後初の肉声はなかなか読みごたえはある。もちろん、高橋にとって都合のいい言い分ばかりだが、裏を読む楽しみもある。それについては後程。

 まずは清純派女優の“純愛”からいこう。

 2月2日の昼下がり、都内の閑静な住宅街にバイクを停車させた男性は、合流した小柄な女性と抱き合った。

 約15秒間の熱い抱擁を終えると、女性はバイクの後部座席にまたがり、2人を乗せたバイクは、フルスロットルで走り出したという。

 この小柄な女性は朝ドラ女優の大原櫻子(28)だそうだ。

 これまではたいしたスキャンダルも報じられず、箱入り娘の清純派というイメージが強い彼女だが、そんな大原と熱い抱擁を交わしていた男は誰なのか? 音楽業界関係者がこう明かす。

「大原さんが在籍するレーベルの担当プロデューサーであるAです。大原さんよりも十三歳上の四十一歳。髭を蓄え、メガネがトレードマークで、長身のワイルド系イケメンです」

 そんなAは既婚者だったが、昨年秋に人生の転機が訪れたという。長年連れ添った妻と離婚したのだそうである。

 文春はAを直撃する。

――離婚の原因に大原さんは関係している?

「離婚は大原さんが原因ではまったくないです。完全に二人の問題であります」

 まあ人生いろいろ。いいじゃないの幸せならば……か。

 お次は、日本赤十字に就職が決まった天皇の長女・愛子さんのお話。

 有識者会議がまとめた報告書の案が承認されれば、結婚後の身分が一変してしまう可能性がある。

 そんなお年頃の愛子さんには「お相手候補がこんなにいると」新潮が列挙している。

 まず挙がるのは1947年に皇籍離脱した11宮家のひとつ「賀陽家」。

 現在の当主である賀陽正憲(64)は、天皇陛下と学習院初等科以来のご学友で、自身も紀宮さん(黒田清子さん)のお相手候補に挙げられたことがあるという。

「旧11宮家のうち、独身の若い男系男子を有するのは賀陽家、久邇家、東久邇家、竹田家の4家で、あわせて10人前後。うち賀陽家には28歳と26歳のご子息がおり、年齢的にも愛子さまと近い。加えて、賀陽家の男子は、いまの皇室に最も近いといえるのです」(さる皇室ジャーナリスト)

 では一般人ではどうか。

 学習院幼稚園・初等科を通じて同級生だったAが挙げられるという。

「西日本に本社のある大手造船会社の重役を父に持つ彼はこれまで、夏休みに両陛下と愛子さまが那須で静養される際、現地で合流してご一緒する姿がたびたび目撃されています。小学生の頃は、愛子さまと茶臼岳に登山し、また『那須どうぶつ王国』で行われる鳥のショーも一緒に鑑賞していました」(同)

 2019年、愛子さんが高3になった夏には、

「やはり那須でご学友らと合流されましたが、そこに現れたAさんは180センチを超す長身に成長しており、女性誌には『東出昌大似のイケメン』『偏差値74』などと報じられました。

 Aさんは学習院中等科から外部受験で練馬にある早大高等学院に進学。中学は水泳、高校ではヨット競技に打ち込んできました。現在は早大の文系学部の4年生で、今春卒業予定だと聞いています」(同)

 彼だけではなく候補はまだいるという。

「初等科時代の同じクラスで、高等科では野球部で活躍したBさんもまた知られています。高1だった17年10月には、秋季都大会の試合が神宮第二球場で行われ、野球好きの愛子さまは、女子高等科のご学友と観戦に訪れられています。この日、得点に絡む活躍をしたBさんのプレーに、愛子さまはスタンドで大喜びされていたというのです」(同)

 もうすぐ春ですね~愛子さん。

 ところで能登大震災からひと月半が経とうというのに、まだ能登に春は来ない。

 復興の掛け声ばかり勇ましいが、永田町は口先人間ばかり。岸田文雄首相は被災地を忘れたかのように、再度訪れようとはしない。

 ワイドショーでは、首都圏直下型地震が起きたらどうなるかという想定シミュレーションをやるが、おいおい、その程度で収まる訳はないというものばかり。

 被害を大きく想定すればいいというわけではないが、新潮は、石川県の防災計画では大甘な想定がされていたため、被害が大きくなったのではないかと県や国の責任を追及している。

「<石川県地域防災計画、地震、災害対策編>
これは『地震の災害から県土並びに県民の生命、身体及び財産を保護することを目的』として、県の防災会議が作成したもの。石川県で起きる地震と被害を想定し、その予防と対策、復興計画を定めたものだ。防災会議のサイトにアップされ、300ページ以上の大部に及ぶ。
内容を覗くと、残念ながら、県がいかにこの地の地震について甘く捉えていたのかがよくわかるのである」(新潮)

 今回の能登大地震で動いたとされる断層は、半島北方沖の海底活断層で、長さは150キロ、マグニチュードは7.6だった。

 だが、防災会議のサイトにアップされた文書によると、県内で起きるものとして4つの地震を想定しているが、そのうちの1つが、「能登半島、北方沖の地震」。

 今回の震源と近いケースだが、ここで想定されている断層の長さは50キロ、マグニチュードは7.0でしかない。今回の地震とエネルギーを比較すれば8分の1と、極めて過小であった。それゆえに、

「今回の地震の死者は現在240名。住家被害の棟数は5万5000棟を超える。

 それに対して、防災計画で想定されていた『能登半島北方沖の地震』の死者数は7名、建物全壊棟数は130棟と信じがたい数字が並んでいる。さらには、災害の概況として、『ごく局地的な災害で、災害度は低い』と、今となっては、ブラックジョークのような文言すら記されているのだ」(同)

 なぜかたくなに地震の想定を変えなかったのか?

 県の危機管理監室危機対策課に尋ねると、「こちらでも見直しを検討していたんです」というではないか。

「国に能登半島沖の海域活動層についての長期評価を出してほしいとお願いしてきました。しかし、応じてもらえなかった」

 県も国も、危機意識が欠如していたということである。今回の地震で、否、毎度のことで、危機管理は県や国に任せておいていいはずはないということだ。

 自分の身は自分で守る。そうはいってもな…どうすりゃいいのさ思案橋である。

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